2018年12月26日水曜日

都内夜景スポットを比較する

 東京タワー、東京スカイツリー、都庁など都内で夜景を楽しめるスポットは結構ある。

 地平線の彼方まで建物が密集した大都市圏を眺めていると、全てを失った戦後から見事に復興をとげ、経済活動を回している人々の勤勉さを実感する。

 六本木ヒルズ屋上のスカイデッキは、ガラス越しではなく生でこうした鼓動を実感できる。天気がよければ風を感じるのも心地よい。


 日本における高層ビル群の元祖といえば西新宿だ。京王プラザホテルに始まり、住友三角ビル、三井ビル、安田火災ビルが刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の背景に登場する。今ではさらに増え、エンパイアステイトビルに似たNTTドコモも加わり、小さなマンハッタンのような様相を呈している。

 映画「ロスト・イン・トランスレーション」の舞台となったパークハイアット東京の41階にあるピークラウンジは、新宿のビル群を眺めるには最高の場所である。

 さらに奥のエレベーターで52階まで上ると、都庁ビルと黒いパンツスーツを着た女性が出迎える。

 ニューヨークバーでは夜8時以降は2700円(税込)のカバーチャージでジャズの生演奏を聴ける。45分演奏と30分休憩のサイクルを4回行う。司会を務めるベース、ピアノ、ボーカルは英語ネイティブで、ドラムスは日本人だった。「星に願いを」「イエスタデイ」など聞きやすい人気曲が中心。音楽を聴いてもいいし、話したければおしゃべりの邪魔にもならない。

 だが、ここは喫煙室と言ってもよいほど客はチェーンスモーカーの喫煙者だらけだ。シカゴから来たボーカルの喉のことなどお構いなし。数年前よりも喫煙者率は多くなっている感じがする。今後法律で禁煙または分煙が義務づけられ、店として対応を検討中とのことだ。

 先付けにやや多めのあられと豆菓子が来る。
  勤務時間外にもかかわらず自腹マーケティングで税・サ込3477円のロブスターロールを注文。パンは固く、冷凍ものでコスパの悪さは否めない。
  ノンアルコールビールと合わせて7534円。夜景のロケーション、2サイクル90分の音楽鑑賞、飲食の合計と考えれば妥当かもしれない。

 しかしながら、映画と同じシーンの写真撮影に来てはしゃぐ観光客、チェーンスモーカーの多さ、ウオッシュレットが機能していないトイレ、手を拭いた後の小さなタオルがシンクに置きっぱなし、といった点が気になる。残念なことに、もはや大切なお客様を連れてくる場所ではない。素敵なバーの今後の改善を期待したい。

2018年12月24日月曜日

都内緑地を比較する

 首相動静を見るとニアミスだったらしい。

 地下鉄の駅を出ていつもは明治神宮を参拝するが、今回は運動と森林浴のため代々木公園を散歩した。もしかしたら安倍首相に会えるかもしれないと思ったのだが、どうやら2時間ばかり早かったようだ。

 それにしても公園はカラスに占拠されている。カラスの鳴き声ばかりが目立ち、下手すると低空飛行するカラスにぶつかりそうになる。石原元知事がカラス問題を声高に言っていたが、今の対策はどうなっているのだろうか。

 冬となると葉も落ち、森林浴のできるスペースも広くはない。花の咲く時期でもなく、ガランとした印象である。 散歩道はアスファルトが敷かれ、なんとなく味気ない。歩いている人はあまりおらず、ほとんどはジョギングか犬の散歩で来ている。

 アスファルトではなく土や葉の上を歩きたければ、白金にある国立科学博物館附属・自然教育園が最も自然な山道に近い。だが首都高と目黒通りに挟まれ、ダンプの音がこだましている。

 駒込の六義園は騒音もなく、広めの日本庭園でバランスが取れている。

 だが最も心が落ち着くところといえば、やはり郊外の自宅という結論に達する。植木の手入れ、草取りなど手間隙はかかるものの、自分の敷地にある緑を眺める時の安心感は何物にも代え難い。

2018年12月21日金曜日

Action speaks louder than words

I have been occasionally asked why I stay single. I honestly don't know. It is simply the status quo. 

Single people typically say that their parents have pressured them to try to get married and have children. My parents are gone, and nobody pressures me to do anything regarding my personal life.

Once I did want to find a life partner and consulted with a counselor at the London School of Economics where I was taking a sabbatical. One reason was to satisfy physical desire. "OK, then why don't you sleep with as many men as you like?" she said.

Wow...how different Europe is, I thought. I could not imagine that answer at a Japanese university or American. 

"Action speaks louder than words," she continued. "If you have stayed single until now, you have chosen that lifestyle because you like it, whether you consciously notice or not. 

Come to think of it, yes, living on my own is comfortable. I can rest whenever I would like. I can choose the exact aroma oil to diffuse in my room without disturbing anybody. 

Being "single" does not necessarily mean being lonely. In fact, I have a few gentlemen I see every now and then for different objectives which are legitimate, and it is totally up to me how often I do. I care for them and I enjoy the reciprocal relationship. 

During the holiday season, I do feel it would be nice if I can shout "my honey is perfect, blah, blah, blah..." in SNS or Christmas cards. Well, maybe I can do that, but the friendship I enjoy does not fall into the generally perceived happiness that is shaped by the cookie cutter holiday greetings.

2018年12月14日金曜日

禁酒の効用

 ボジョレヌーボーに始まり、忘年会、年末年始とお酒のシーズンである。SNSにはシャンパン、ワイン、日本酒などの写真が踊る。

 そんな中、私は禁酒を続けている。この7カ月、お酒を一滴も飲んでいない。

 正直、人生の大きな楽しみを逃している気もする。一日の終わりに酒を飲んでリセットし、気持ちを切り替えるという人も多いが、そうしたこともない。

 体質的にアルコールを受け付けない人も一定割合でいるが、飲めるのに飲まないというのは相当な強い意思が必要である。そこまでして禁酒をする意味とはなんだろうか。

 一つには睡眠の質が上がることだ。禁酒してから、夜中に目が覚めてトイレに行くことがほぼなくなった。これはかなり大きい。

 さらに禁酒+運動の組み合わせはダイエットに最強の効果をもたらす。自分の好きなBMI、スタイルを保つことができ、外見について悩まずにすむ。

 実際、私は半世紀以上生きてきて、一度も「オバサン」と言われたことがない。先日タクシーの運転手さんに道の説明をしていて、「お嬢さんの気持ちがわかる」と。。。また電車に乗っていて、後ろから出て行く人に「お姉さん、失礼」と声をかけられた。

 「絶対にオバサンなんて呼ばせないわよ」という怖いオーラ?があるのかもしれないが、もしかしたらアルコールを抜くことで、いろんな意味で若返っている可能性もある。

2018年12月9日日曜日

あからさまな占いビジネス

 最近、神様が存在するとしか思えない出来事があった。個人では到底コントロールできない力があると思いつつ駅ビルを歩いていたら、占い師のコーナーを見かけた。

 そういえば占いなんて雑誌やネットの星占いを見る以外、20年以上やっていない。ちょっと話を聞いてみるのも面白いかもしれない。

 長いウエーブの黒髪でファンデーションを濃い目に塗り、度の弱い眼鏡をかけて痩せた中年女性の占い師が言う。今後2~3カ月の資産運用は慎重に。仕事・夫を司る星が2つも入っている。1つもない人も結構いる中、すごい。だから仕事に恵まれている。結婚運も強く、あなたが行動を取っていないだけ。子供の星は出ていない。頭脳明晰、健康で体力があり、不動産を持つ。

 ウーン。。。私は仕事の概要を話し、今後どうなるのか聞きたいと話したらそう言われた。そのやり取りだけで、占わなくても上記は類推できるかもしれない。

 しかも、その占い師は「だから婚活したほうがいい」と言い、公務員、証券会社、宇宙ビジネス、大手自動車メーカー、不動産業の人と縁がある、と。さらには「この相談所の人に是非電話してみて」と勧めてきた。

 これは占いではなく相談所の宣伝ではないのか。。。。具体的な業界は相談所に登録している人の勤務先なのではないのか? 私は結婚運について聞いていないし、今の生活を変えたいとも思っていない。あからさまな押し売りにやや驚いた。

 ポジティブに解釈すれば、第一印象で頭がよさそうに見え、自分では疲れ気味だと感じているが他人から見れば健康そうで、仕事に恵まれているように見える、ということなのかもしれない。それ自体は悪くないし、お金の運用に気をつけるべきだというのもわかる。

 初対面の人に第一印象を具体的に指摘されるチャンスは中々ないので、占いはそうした場ととらえることもできる。

2018年11月24日土曜日

六本木一丁目を使いこなす

 東京メトロの中でも南北線は新参者である。日本初の地下鉄である銀座線、あるいは丸の内線といった老舗と比べて、存在感、乗降客数、本数や地上からの距離といった利便性では負けている。だが逆に言えば、比較的空いており車両も新しくきれいだ。

 六本木一丁目駅は南北線だけで乗り換えの線もなく、六本木の中心地からも離れている。アークヒルズがすぐそこ、泉ガーデンと直結しているくらいで周囲にこれといった施設もない。

 こうした陸の孤島的なロケーションがゆとりをもたらしている。

 とんかつ店チェーンの和幸が奥まった場所にあり、週末となれば一人でも4人掛けのテーブルに座れるくらい空いている。

 和幸はすごくお腹が空いている時に行きたくなるが、残念なことにアークヒルズの店は撤退してしまった。同じ場所に別のとんかつ店が入ったものの、この店の肉は脂身が多く、 サクサク感もあまりない。やはり和幸でないとダメなのだが、店舗によってはかなり混み合っている。今週末、外出した帰りに新宿の地下街にある店に午後6時頃と比較的早い時間に寄ったところ、すでに行列ができていた。そこで地下鉄を乗り継ぎ、六本木一丁目まで足を延ばしたのだが、店はガラガラですぐに入ることができ、その意味はあった。

 六本木一丁目駅に直結している店はほかに、パン屋のPaulがある。フランス発のチェーン店でロンドンにも数多く店舗があり、日本でもヨーロッパと同じ味が再現されている。ここのチェリーパイを食べる度に、サウスケンジントン駅前の店やキングスロードの店を思い出す。

 陸の孤島と言えども、住所は文字通り港区六本木で都心には変わりない。だがアマンドの前のギラギラ感とは無縁で、クリスマスツリーひとつとっても品がある。

 そして意外にも、超お買い得の品も発見する。はちみつをまぶしたピーナツの大缶が税込250円というのは、ほかに見たことがない。

2018年11月20日火曜日

Vienna Phil's fantasy

Last night, I was abusolutely fascinated by Vienna Phil's performance of Brahms Symphony No.2.

Expressing the composor's upbeat emotion from the beautiful nature of Austria, it was the best piece for  this worldclass orchestra. For its unique glory and grand depth, the performance was even better than Berlin Phil's performance that I had listened to in the same venue, Suntory Hall in Tokyo.

The glory felt feminine, coming from the predominantly white male orchestra. Unlike Berlin Phil,  which comprises musicians of diverse gender and ethnicities, over 95% of the Vienna Phil players were Caucasian men.  


This is my unproved hunch as to why that is the case. 

The business of music is to reproduce a beautiful environment. As such, Brahms's second symphony represents the beautiful summer in Austria. That is inherently an artificial process that involves fantacies. 

The unique feminine glory of the orchestra might come from the fantacy of the white male collective psyche. If there were many women who look too beautiful, they would be distracting and the male persuit for the beautiful feminine art might be weaken. And the beautfy of beautiful women is so internally self-evident that they essentially don't strive to create another feminine beauty.

This notion might be similar to kabuki, a Japanese theater played by male actors only; even female charcters are played by men. The setting that the actor playing a woman's role is male creates the unique feminine beauty that women are not able to produce, because that is inherently the product of male fantasies.


2018年11月17日土曜日

コートの季節

 11月に入っても暖かい日が続いていたが、来週はついに最低気温が一桁になるらしい。

 コートが活躍する季節である。

 かれこれ同じコートを四半世紀も着ている。仕事でM物産に行ったついでにビル内のブティックに立ち寄り、ファミリーセールの案内をもらって買ったものだ。国籍を問わず多くの友人にほめられ、これだけ着ているのに、あまりくたびれていない。

 もっと寒い場合には、コムデギャルソンの分厚いロングコートにするが、裏地がボロボロになっている。あまり寒くなければ、ベネトンのダッフルコート風のものがあるが、こちらも気がついたら、あちこち裏地が切れていた。

 会議やパーティーなどでコートを脱ぎ、ほかの参加者のコートと一緒に一箇所に並べておくことは多い。コートの値段はピンキリで、そこで一瞬にして何かが語られる。

 素敵なスーツで決めている男性が意外にも庶民的なコートだと、いわゆる勝ち組エリートの雰囲気はない。むしろ別にお金のかかる要素が生活の中にあり、そのためにできるだけ抑えるところは抑えているのだろう。だが根本的なレベルではかなり品がよく、わざわざブランド物のコートで自己顕示する必要がないのかもしれない。

 また同じコートを着ていると思われるかも知れないが、とりあえず今年も同じで行けば、エコなライフスタイルという言い方もできる。

2018年10月19日金曜日

丙午女の半生

 人口ピラミッドを見ると、昭和41年(1966年)は明らかにガクッと出生数が少ない。前年比25%減で、確かに私の学年はクラス数が少なかった。

 60年に1度の縁起の悪い年、丙午(ひのえうま)。その理由は妻が夫を食い殺すからだという。戦後20年以上経ち、そんなあるわけがないことを信じる人々が多数いたのだ。

 11月生まれの私は受精卵~出生時まで正真正銘の丙午女である。もちろん誰も食い殺していないし、同い年の同胞の性格は様々だ。

 バカバカしい迷信を信じない親から生まれた、ということは言える。私の両親はコスパがよいという理由で仏滅に結婚式を挙げたくらいで、丙午なんてまったく気にしていなかった。

 だが当時の東京都教育委員会と文部省には人口の少なさに目をつけられ、見事に実験台にされた。

 まず都立高校の入試制度が全面的に改定された。それまでは東京都に住んでいれば、レベルの同じ高校を集めた学校群のうち、どこを受験してもよかった。受験科目は国数英の3科目。それが国数英理社の5科目に増え、住んでいる地域内の学校しか受験できなくなった。その学区の線引きによって、実はもっと家から近くていい学校に行くということができなくなった。

 そして今でもあれはひどいよね~~と思うことがある。それまで国語試験の一部に小論文(作文)があり、新制度でも引き続き行われるとされていた。実際、そのために模擬試験では毎回作文のテストがあり、配点も大きかったので相当な労力を割いて準備していた。国語の試験ではまず最後の作文のページを開き、出題を確認して頭で構想を練りながら、ほかの問題を解いていく、というのが定石だった。

 ところが入試当日、最後のページを開いたが作文のセクションがない。ええっっっ。。。!! ウソでしょ? 本当か?? と目を疑った。5教科で最初の科目でこの衝撃はすごかった。作文をなくすなら、なくすと最初から言ってくれよ。。。なんだよ、これは。。。

 高校に進学すると、新しい学習指導要領が待ち構えていた。理科Iという生物、化学、物理、地学を全てやる新科目が導入され、現場の先生方は困惑していた。要するに誰も1人では、この科目を教えられない。結果として、各専門の先生が2~3カ月ごとに教えることになり、理科Iにプラスして、その後に本来やるはずの科目(生物、化学、物理、地学)も同時やる、ということになってしまった。

 社会でも同じように、現代社会という新しい科目が導入され、政治・経済、倫理の全てをやることになった。

 そして極めつけは、共通一次で理科Iと現代社会が丙午世代(正確には昭和41年4月~昭和42年3月生まれ)の現役にのみ必須となった。浪人には旧課程の出題も用意され、新課程と旧課程のどちらかを選ぶことができたが、現役は新課程しか選べなかった。このため、受験勉強の負担が少ない浪人世代が圧倒的に有利と言われた。

 自分はどうにか現役で第一希望の国立大学に合格できたが、なんでこんな物理の公式まで覚えるんだよう。。。とクラクラした体験は今でも生々しくよみがえる。

 最近調べてみたら理科Iはなくなり、理科4科目が全て必修だったのは、日本の歴史上、丙午から12年間のみだったという。

 こうした情け容赦ない実験によって鍛えられ、結果的に気が強い女になった、ということは言えるかもしれない。

2018年10月15日月曜日

中国人観光客の新たなターゲット

 今年大阪へ出張に行ったとき、泊ったホテルのエレベーターで乗り合わせた客の90%が中国語を話していた。最近では都内でも銀座など有名なショッピング街だけではなく、ちょっとした駅ビルでも中国語が聞こえてくる。

 この人々は何をしているのだろうか。

 中国人観光客の爆買いは一段落し、今ではサービスにシフトしている。ヘアカット、エステなど日本人ならではの職人技やきめ細かいサービスが人気だという。世界的に有名な美容師ヴィダル・サスーンの直弟子K氏が都内で経営するサロンには、中国人の来店客が激増している。

 私の美容師Aさんは、その有名店で史上最年少で最近ディレクターに昇格した。昇格の条件は指名の数、そして指名する客が継続的に来店しているか、それだけだという。無駄なおしゃべりは一切なく、客が求めているスタイルを実現させ、さらに一歩上を目指す工夫と気合が感じられる。

 Aさんにカットしてもらっている最中、スタッフが小声で話しかけた。「以前に来店した中国人の方がアポなしで突然やってきて、Aさん希望だそうです。どうしますか?」

 ワタシの施術には手を抜かないでね、と思った。そしてAさんは私に1時間半かけてじっくり仕上げたあと、その中国人の客に対応した。

 中国人の客は日本在住ではなく観光客が大半で、 日本語は話せない人ばかりだという。ではどうやってコミュニケーションをするのか? 

 会社として中国人の需要に対応するため、通訳機を導入。この新しい取り組みをNHK、フジテレビ、テレビ東京が相次いで取材したという。

 ポケトークというポケットサイズの小さな機械に日本語で話しかけると、機械が中国語に通訳して話す。客が中国語で話すと、機械が日本語に通訳する。ちょっと日本語として変なこともあるが意味は通じるので、客との意思疎通には全く問題ないという。

 「通訳は要らないですね」

 私が学生時代に中国語を必死で勉強した時には、30年後にこんな世界になるとは想像もしなかった。これから30年後にはいったいどうなるのだろうか。

2018年10月13日土曜日

成功する転職のコツとは?

 銀行と言えば、少し前までは安定した一流就職先だったが、今ではすさまじい勢いで仕事がなくなっている。グローバル化で日本人も世界中の働き手が競争相手だ。

 この激変する世の中、一つの組織で一生を終えるのは、むしろ稀かもしれない。誰でも転職する可能性がある。

 では成功する転職とは何だろうか? ①自分自身がハッピーである ②地位・給料が上がるーーことだと私は思う。

 自分自身がハッピーであるためには、自分が何をやりたいのかを知り、それをできる職場を選ぶことだ。医師、弁護士、会計士といった専門職だけでなく、サラリーマンも専門分野や特技を極める。あれもこれもと欲張らず、一つの特技に特化して世界でトップクラスの実力をつける。

 地位・給料が上がる転職でなければ、やる意味がない。 職場が変われば、備品の場所の確認から業務内容まで、一からやり方を覚えなければならない。権限が拡大したり、給料が上がらなければ、そうした手間隙は見合わない。

 20~30代の比較的若いうちは特に、なるべく知名度の高い組織を選ぶ。世界的に有名で誰からも尊敬されている組織を目指す。そこには有能な上司、同僚がいる可能性が高く、履歴書で目立つ輝かしい2~3行を加えることができ、次のステップにつながる。

 どんな勤務評定がほしいのか考えて、その結果を手に入れるために必要と思われる行動をする。このプロセスにおいて上司と良好な関係を保つのは当たり前で、上司と喧嘩するのはあり得ない。
 
 将来的に次のステップに進む際にカバーレターに盛り込む内容をあらかじめ具体的に考え、それを行動に移す。もっと言えば、内容をサポートする推薦状を書いてもらうため、そうした印象を推薦者に残す言動を取る。

 相手におもねたり、お菓子を買ってきて配るといったことではない。むしろ、大きな組織であれば、 様々なルールが書面化されているので、そうした書類を熟読し、組織として正しい行動を取る。さらには今の組織に足りない点、向上すべき点を発見し、よりよい組織にするための仕事を上司と確認しながら進める。

 女を使う、男を使うということではなく、上司・同僚が異性であれば、異性の心理や感情、行動パターンを勉強する。アマゾンでレビューの高い恋愛本、YouTubeの情報発信者をチェックし、異性の特徴を理解すれば、的外れで不必要な行動や心配を最小化できる。 私の個人的なお勧めは"Why Men Love Bitches: From Doormat to Dreamgirl -- A Woman's Guide to Holding Her Own in a Relationship"という本だ。逆に、国会中継で左翼が自民党を問い詰めるような雰囲気はやめたほうがよい。

 転職先の雰囲気や習慣が想像と違った、ということも珍しくはない。むしろ、以前の職場のよさが今さらながら思い出されることも、「転職あるある」の一つだ。そうした場合でも、要するに自分は何がしたいのか、そのためにどうすればよいのかに集中する。完璧な職場はなく、A職場とB職場を比べて批評家になったところで時間の無駄である。

 個人生活でも自分の身の回りのサービスをお願いする人々、例えば、美容師、主治医、マッサージ師は腕の高い実力者を厳選する。そして彼らの仕事のなにが優れているのか、どうやって彼らはそうした高い専門性を身につけてきたのか、会話や雰囲気の中から学び取る。

2018年10月12日金曜日

Benefits of prohibition

Since early May, I have completely stopped drinking. While I understand the benefit of alcohol as social lubricant, I still think the benefit of prohibition would surpass the cost. 

The clearest benefit is good health. For the last medical check, I obained straight A, not to mention on the item on liver function. 

While I stopped drinking, I started exercise for half an hour every day. This combination has led to the ideal shape. This not only feels good, but also saves time worring about unnecessary fat. 

Indeed, prohibition saves a lot of time. I can decide items to order at restaurants immediately because I simply choose a juice from the drink menu. 

I am sober all the time, and have the power to manage to find happiness however it might be small without relying on a substance.

2018年10月8日月曜日

レビュー 阪神、今年最下位決定の試合

 スポーツは分かりやすい勝負の世界。「阪神最下位決定」の見出しが躍る。

 もちろん残念ではあるが、昨日の試合はいろんな意味があった。

 まず驚いたことに、あの満員御礼の会場で突然知り合いに声をかけられた。地方出身だがヤクルトのファンだという。どうしてまた、と思ったのだが、もしかしたらあの「東京音頭」が受けているのだろうか。閉鎖的で封建的な田舎社会から抜け出し、上京して頑張っている自分は今や東京ヤクルトスワローズを応援する都会人なのだ、と。考えすぎでバカにした発言かもしれないが、当たってなくもない気もする。

 今回は連休最終日の最後のヤクルト・阪神戦。同じ内野席なのに前回より300円チケット代が高い。それで試合の20日前、最前列から3列目のすごくいい席が残っていたから買ったわけなのだが、明らかに前回の試合よりも客のマナーがよい。今回も3塁側にもかかわらずヤクルトファンがいたのだが、変な罵声を発してはいない。よくこんなに飲めるなと思うほどビールを飲み続ける男性もいたが、表情一つ変わらず。300円多く出すことができ、実際に出す客というのは、それだけ心にも余裕があるのだろうか。

 目の前にはすごい望遠レンズをつけたプロ仕様のカメラを操作する、若い女性の2人組が座っていた。これが「カメラ女子」なのか。彼女たちは試合の勝ち負けや趨勢ではなく、一瞬の選手の動きに全身全霊を集中させている。

 プロ野球ではどの球団でも選手の実力に大差はない。投手は誰でも140キロを超える速球を投げられるし、内野手は飛んできた球をアウトにできる。

 そうした実力があり試合を続けていれば、いつかはチャンスはやってくる。昨日は8回2死から4点を返して1点差に詰め寄った。チャンスがいつやってくるかは、誰にもわからない。チャンスが来たらやる。それしかない。

 ヒットを打ったら、どこまで行けるかを確実に読み、あまり欲張り過ぎないのも重要だ。2ベースにできるかも知れないと思っても、あえてファーストで止まることで少なくとも攻撃を続けていける。昨日はそこを見誤り、惜しい試合だった。

 プロ野球もそうだし、クラシック音楽もそうだが、プロになれば実力はどこも紙一重である。だが紙一枚のわずかな差が物を言い、勝負を分ける。

2018年10月6日土曜日

デジタル時代の達成感

 昭和のアナログ時代ではLPのレコード1枚、本1冊、友人との長電話に重みがあった。現在では、ネットで映画は何万本も見放題、SNSで常に人とつながり、リアルでは知り合えない地域や階層の人々の意見もオンライン掲示板で読める。

 「無限に情報を受け取るようになり、達成感が失われている」と脳科学者の茂木健一郎氏は言う

 そうかも知れない。例えば、私が英語を初めて勉強した頃はインターネットがなく、分厚い辞書を引いていた。初級の辞書に出ている単語を全部覚えたとき、すごい達成感があった。だが今では辞書すら必要ではなく、英単語をググればすぐに意味や例文が出てくる。

 若者の恋愛離れ、生涯独身率の上昇、おひとりさまの増加にもデジタル環境が影響している。YouTubeで女性向けに男性心理を解説している人が言う。「ネットでいくらでも動画が見放題、Kindleで本が読み放題。だから別に恋愛をしなくてもいい、という男性は本当に多いんです。今の時代、ネットは最大のライバルの一つ。女性にはこうした面白さを上回る魅力が必要になってくるんです」

 これはかなり厳しい。

 女性の立場で言えば、男女関係の本を読むと「男性は自分が役立っているという感覚が重要。だから電球の球を替えるとか、何でもいいので彼にお願いしてみて」といったことが書いてある。

 だが実際には、餅屋は餅屋。わからないことがあれば、ちょっとググるだけで、相当な情報や専門知識も手に入る。もっと知りたければ、各分野の専門家と会って話を聞くこともできる。なので男を立てるとか、かまととぶるのは非効率と思えてしまう。

 リアルな人間関係では価値観の違い、その日の気分で嫌な思いをすることもあり、同じ人と頻繁に会うと話題も尽きてくる。

 その一方で、原始人の頃から人間のDNAは変化していない。専門家いわく、朝の光とともに目覚め、夜は寝るという自然のサイクルに従わないと体内時計が狂う。男性には狩猟本能があり、女が追いかけると萎える。現代人はそういうことを理解していない、と。

 ひとつ言えることは、英語の勉強に関してはカセットテープの時代と比べて、今のほうが格段によい環境にある。達成感は別として、実力ははるかにつけやすくなっている。

耳学問にYouTubeを活用する

 仕事で長時間PCやiPhoneに向かい、眼を酷使する。強度の近視、老眼、ドライアイのトリプルパンチに加えて、夜に光を発する画面を見ると不眠症につながる。

  眼が疲れて瞼がピクピクしていれば、読みたい本があってもやめたほうがいい。そこでまずYouTubeで本のタイトルや著者名を検索する。発売から年数が経っている洋書の場合、audiobookが見つかることも結構ある。そうでなくても、著者の講演会などで概要を聞けることも多い。

 また専門家が動画で自分の分野について解説し、独自のチャンネルで積極的に情報発信している。脳科学や心理学にもとづく効率のよい働き方、勉強の仕方などについて解説している精神科医のチャンネルは参考になる。また外資系企業をクライアントに持つ産業医が解説する定期健康診断の裏話とお得な受け方病院の選び方年収3,000万円以上稼ぐ人のメンタルヘルス維持の方法も興味深い。

 政治分野ではチャンネル桜など保守系が目立つ。ロシアのプーチン大統領による年末恒例の3時間半~4時間にも及ぶ記者会見は、西側や日本とは違う視点を楽しめる。いろんな質問に対して、そう言われてしまえば当然すぎて即座には反論できないと思わせるような回答が独特のユーモアで語られる。

2018年10月3日水曜日

おじさんとお兄さんの違い

 年齢に関係なく、男性はおじさんとお兄さんに分かれる。同じ人物でも、日によっておじさんっぽく見えるときもあれば、お兄さんのときもある。

 見た瞬間に見分けはつく。 「40歳を超えたら自分の顔に責任を持て」と言う。

 お兄さんの特徴は、まず第一に無駄な肉がついていない。毎日もしくは一日おきに運動をしている。自分に似合う洋服を研究し、清潔感のある身づくろいをしている。夏でも汗臭くない。しわしわの背広でも気にしないおじさんとは、明らかに見た目が違う。

 それから文字通り、お兄さんらしい行動をしている。周囲にいる年下の人間が憧れるような生き方、専門性、優しさを持ち、自分を役立てようと頑張っている。例えば、ポール・マッカートニーは典型的なお兄さんである。

 一方、おじさんは自分の話が無駄に長い。相手がその話に興味を持っているかには興味がない。会議の質疑応答で、質問ではなくコメントを長々と述べ、コーディネーターに嫌な顔をされ、聴衆はうんざりする。

 高圧的な態度もおじさんの特徴と言える。セクハラは致命的だ。

 そう考えていくと、おじさんとお兄さんの違いは、周囲への配慮と自分の美学があるかどうか、という気がする。

2018年9月30日日曜日

都民の日

 10月1日は都民の日。小学校から高校まで休みだった。

 大学に入ると、どうなるんだろうと思い、地方から上京した級友に話すと「何それ」と言われた。高校では期末試験の後は終業式まで授業がなかったのだが、「ええっっ!! 何それ!!」とさらなる怒りを買うことに。。。ググッてみると、今ではいわゆる「試験休み」はない学校が多いらしい。

 ふだんも帰宅部だったし、塾に行ったこともほとんどない。高3の夏休みに2週間の講習に行っただけ。今では職場まで歩いて10分、残業はほとんどせず、有給消化率は100%。子育てもしていないし、遊び回ってもいない。"How was your weekend?"と聞かれると返答に困る。ほとんど何もしていないのだから。。。(苦笑)

 この怠慢なライフスタイルが、実は創造性に深く関わっているらしい。脳科学者によれば、ボーっとしている時、脳はdefault mode networkという状態にあり、体験や記憶した内容をまとめ直して、新たな意味づけをしている。例えば家を掃除をして、要らない物を捨てて必要な物だけを残し、すぐに取り出せる状態にしておく作業に近い。

 そう言われてみると、例えばレポートをドラフトしたあと、ぼんやり休憩している間に、ふっといいアイディアが浮かんだりする。そしてPCに向かい、「あの部分はこの部分とつなげて、それでああして、こうして。。」と作業をしだす。

 ボーっとしていても脳は勝手に仕事をしている。東京都の学校は少なくとも1日分多く、子供にこうした時間を提供している。

2018年9月29日土曜日

高偏差値女子の生き方

 読売新聞の発言小町という掲示板に、かれこれ10年以上はまっている。

 編集部のチェックがかなり入るようで、ある程度の文章力と最低限の品性のある投稿しか載らない。総合的にどんな投稿も扱うヤフー知恵袋、極端で辛辣なコメントの中に生々しく具体的な真実も垣間見られる2チャンネルとは、その辺りが異なる。

 「私に教育を受ける機会が与えられていたら」というスレッドが興味深い。50歳を過ぎた投稿主(トピ主)は高校生のとき、超難関大学や医学部に余裕で合格できる偏差値があった。だが男尊女卑の親のせいで地元の国立大にしか進学できず、こんなのは教育と言うに及ばない。だからワタシは経済力のある男性と打算で結婚し、子供には中高一貫校→都内国立大という進路を歩ませた。恵まれた環境に育った子供たちが羨ましい。といった内容である。

 文章によるレスポンスのほか、読者は「面白い」「びっくり」「涙ぽろり」「エール」「なるほど」 という5種類の感想から1つを選んでポチを押すこともできる。「びっくり」は投稿への反対、「涙ぽろり」は深い同情、「エール」は賛成と解釈してよい。このトピ主には合計2,782件ものポチがあり、「びっくり」は56%、「涙ぽろり」「エール」の合計が37%だった。

 地元の国立大を教育とも思っていないことへの反論や驚き、違和感が高卒や短大卒の女性を中心に多く寄せられた。いい年して親や夫の庇護とサイフという発想から抜けられず、クリエイティブに自らの人生を切り拓くガッツがなかったアンタがいけないんでしょ、という意見も多い。一方でやはり親の考え、男性優位の社会構造や価値観の影響は大きいというコメントもある。さらにはトピ主の憧れたエリート教育を受けた女性いわく、「その先には理不尽でドロドロした世界があるんだし、知らぬが仏ですよ」。なまじ自分の思う通りの学歴を手に入れたら、かえって嫁に行きっぱぐねたかも知れないよ、と言う人もいる。

 結論としては、世の中は本質的に不公平だということだろう。生まれた場所、性別、親の価値観や経済力、本人の持って生まれた性格、頭のよさ、発想力、エネルギーなど。

 個人的な感想を言えば、打算によって結婚・子作りができる女性が少なからずいることに、いつも驚く。これって究極の売春婦ではないだろうか。自分には気持ち悪くて出来る芸当ではない。それと他力本願の人間は手に負えず、とても尊敬できるものではない。

2018年9月26日水曜日

もう学校には戻らない

 世の中には大学を卒業後、すぐに学校の先生になる人も多い。そういう人は当然ながら学校が好きなのだろう。同窓会活動が活発な学校もある。

 自分は小学校~高校とソツなくやってきたし、中学では学級委員もやった。すごく楽しかった時期も多いのだが、学校の空気感にはどうも違和感がある。

 小学5年の時に完全に勉強にはまり、中学受験をしたわけでもないが、家で自主的に毎日3~4時間は勉強していた。ゲーム感覚というか、ただ勉強が面白かった。中学~高校では英語は毎日勉強したが、それ以外の科目は中間・期末試験の各2週間前に集中して勉強した。それ以上やると、勉強ばかりで生活がつまらなくなるという感覚があった。

 では自分は何をしていたのだろうか? スポーツやブラスバンドなど時間を取る部活をしていたわけでもなく、授業時間内に終わる文化系の部活しかしていない。 同級生がバスケだのバレーをやっている間、私は速攻で家に帰りお菓子を食べていた。いわゆる帰宅部というヤツである。

 親が絶対的なチャンネル権を持っていたので、テレビを見ていたわけでもない。夜一人で留守番をすることも多かったので、その間は家庭用カラオケセットでカラオケをやったり、 野球中継を見たりしていた。茶碗洗い、掃除など割り当てられた家事はやっていた。

 あとはダラダラしていたのだ。それは今でも変わらない。

 どうも自分は集団行動が好きではない。最悪なのは体育の授業だ。先生の言う通りに身体を動かすのがイヤで、それを彷彿とさせるヨガのクラスだとか、スポーツジムの各種プログラムはほとんど参加したことがない。運動は一人でひたすらできる水泳やエアロバイクのみ。知人はいろんなプログラムのある高級老人ホームに将来入りたいと言うが、私は絶対にイヤだ。

 もし子供でもいればPTAや授業参観、運動会などでイヤでも学校に引き戻されるだろう。そう思うと、ああやっぱり自分は子供がいなくてよかったと、心からほっとする。

2018年9月22日土曜日

外国暮らしの楽しみ

 私は物心ついたときから外国、特に西洋的なものに関心があった。

 初めて訪れた外国はイギリスで、今でも最もしっくりくる素敵な国だ。仕事をするならアメリカが最高だと思う。日本で恵まれた家庭に育った男性なら日本なのだろうが、結局のところ狭い村社会の既得権益者でない限り、日本で働くのはハッピーではないというのが私の率直な感想である。中国は民主主義ではないが、国家としての長期戦略や政治を観察するのは面白い。

 日本は食べ物がおいしく、平均的なサービスの質が高く、治安がよい。その一方で不愉快な点は、マナーの悪い男性が散見されることだ。先日、銀座線で大きなリュックサックを背負った白人女性が乗っていた。通路をふさいで確かに邪魔ではあったが、男性がいきなり彼女のリュックをどつき、何も言わずに押しのけて出て行った。女性は驚いた顔をしていたが、よく見られる光景である。出て行く側が日本人女性であれば、「ちょっとすみません」と声をかける人がほぼ100%だろう。

 友達と地下鉄に乗り、前の座席が空いて彼が私に座るようジェスチャーをしたので座った。隣の中高年男性が「ガイジンさんは優しいね」と言う。そういえば母がニューヨークに行った時、地下鉄に乗った瞬間4~5人が一斉に立ち上がり席を譲ろうとしてくれたことに感動していた。

 これは一つの例であり、日本の家では男はふんぞり返って何もせず、来客にお茶を出すのはいつも奥さんだったりする。 それとは逆に、アメリカのホームパーティーに初めて呼ばれたとき、男性から"Can I get you something to drink?"と聞かれて驚いた。それ以来、何度もアメリカのパーティーには参加したが、いつもそんな感じである。日本でも外国文化に日常的に触れている男性には、男だという理由で尊大な態度を取る例はほとんど見ない。

 外国で暮らす楽しみはそういうことかな、と思う。

2018年9月20日木曜日

プロ野球観戦の楽しみ

 三代に亘り東京で生まれた人が江戸っ子の定義だといい、もし私に子供がいれば正式な江戸っ子だったのに惜しいことをした。まあ祖父は埼玉出身なので、自分だってだいたい江戸っ子だろう。と思うくらい、自分は東京出身だという認識があるが、プロ野球では阪神を応援している。

 子供の頃、親が外出して夜に留守番をしながらテレビで野球中継を見ていて、阪神というチームが魅力的だったことがきっかけだ。アンチジャアンツというわけでもないが、巨人を応援するのはあまりに普通すぎた。かと言ってヤクルト、日ハムはインパクトに欠ける。

 阪神には東西の伝統ある二大チームの片方というオーラがあり、プロ野球全体を盛り上げている。日本の政治は自民一強でいわば巨人しかいないみたいなものだから、いまひとつ政治への関心や盛り上がりに欠けるのかもしれない。

 そういったプロ野球の認識が今や色あせて思えるほど、近年のプロ野球は盛況である。ヤクルト・阪神といったカードはかつてはガラガラだったが、最近では満員御礼。普通の試合でも芸能人が始球式を行い、マスコットをかぶった人とチアガールが本拠地チームを応援する。電光掲示板にはピッチャーの球速が表示され、その横になにげに文字情報のみの広告(「147km  キリン 生茶」といった具合)が出るという面白い工夫もなされている。ところで、かつてはSBOの順番だったが、いつからBSOの順になったのだろうか。

 試合を見に行くとなれば、当然ながら自分の応援するチームが勝つことを前提にしているが、勝率は1位のチームでも59%、最下位でも46%で五分五分と言ってよい。勝てばうれしいし、負ければがっかりする。結果だけが重要であれば翌日の新聞を見ればよい。

 だが目の前で選手たちがプレーしている臨場感はテレビでは味わえないものだ。投球のすごいスピード(速っ!!)。よくあんなに速い球を投げられるものだと感心し、それにバットを当ててホームランを打つなど神業としか思えない。サードゴロをファーストでアウトにするのは当たり前と考えられているが、実際にはすごいことだとわかる。

 ビールや枝豆の売り子は昔は男ばかりで「ビールいかがですか~~っ!!」という怒鳴り声も野球観戦の風物詩だったが、最近ではタレントのような美形の若い女性しかいない。一方、三塁側で本拠地チームの声援に一人で精を出す変な酔っ払いもいる。

2018年9月16日日曜日

男が嫌いな男

 週刊文春は「女が嫌いな女」特集に続き、現在「男が嫌いな男」の読者アンケートを募集している。14年ぶりの企画だそうで、前回(2014年)のトップ3は渡辺恒雄、小泉純一郎、出川哲朗となっている。

 興味深いことに、5位の明石家さんまは男性からも傲慢さで嫌われている。笑顔で当意即妙なやり取りだが、よく聞いてみると時代錯誤、男尊女卑の発言内容が目立つ。

 とは言いながら、私は20代の頃「恋のから騒ぎ」という番組の出演者募集に冗談半分で応募したことがある。日本テレビの担当ディレクターから電話があり、「書類選考に通過したのでオーディションに来てもらえますか?」と言われてびっくりした。その日は予定があったので迷っていたら、すごい倍率だったという。じゃあもったいないなと思い、出かけて行ったものの、人前で話すのが苦手で落ちてしまい出演することはなかった。

 「男が嫌いな男」にお笑い芸人が数多くランキング入りしている理由として、アンケート回答者から「男の立場としては、ちょっと面白い奴というだけで女性にモテるのが納得いかない」というコメントがあった。これに対して、スポーツや頭の良さは実力が数値化され、明確な負けた感がある、と。

 小学校ではかけっこの速さ、中高生では偏差値、大学のランク、勤務先の知名度、勤務評定や昇進など、働くしか選択肢のない男性は人生の長きにわたり競争にさらされている。この明確なヒエラルキーを「面白さ」というファジーな基準で崩されたら、オレの努力はどうなる?といった心理なのだろうか。

 ほかの女性の価値観はわからないが、私にとって「面白い」というのはかなりポイントが高い。思いもよらない発想、言い得て妙な発言で笑わせてくれる男性と一緒にいるのはすごく楽しい。酔っ払ってふざけるという意味ではなく、それは完全NGなのだが。

 2018年のランキング上位には、誰がどんな理由で上がってくるのだろうか。

2018年9月14日金曜日

お金持ちの苦労

 私は庶民の家庭で育ったが、最近お金持ちの苦労?とはこういうものかと想像できることがあった。

 米国債券の投信を父から相続したものの、債券市場と為替相場、分配金、手数料などが複雑に絡み合い、理解しようとすればするほどわからなくなり、その間評価額は乱高下している。ど素人が理解できない金融商品を持っている不安が常にあった。

 米国金利が上昇局面にあり、債券市場はそれと反対の動きをするという証券会社の説明を受け、では今が売り時だなと思った。私は家を買ったことがなく、おそらく人生で最高額の取引だと思う。ロレックスの時計を買えるほどのリターンは出たので、これでいいだろうと全額売却した。

 これでほっとして、かなりぐっすり眠れるようになった。そして思ったのだが、この資産は相続して自分名義になったものの、お父さんから預かっているものという意識が常にあった。人から預かったもの、ましてや厳しい父から渡されたもので損失を出すなどありえない。これだけリターンを出せれば、父も納得してくれただろう。

 もしかしたら、代々続くお金持ちの心情とはこうしたものだろうか? そうなるとお金持ちの人生もストレスがありそうだ。だからこそ断捨離して、あえて物を持たず、身軽に暮らすライフスタイルが受けているのかもしれない。

 今回の件について考えるうち、最大の資産は自分自身だとも思った。この数年頭から離れなかった金融商品でリターンは出したが、私は本業で毎月この程度の金額を稼いでいる。自分に理解できない複雑な内容を理解しようと悩むよりも、自分がわかっている仕事に集中し、自分の健康を維持・増進させ、自分自身という資産価値を高めてうまく動かしたほうが効率的ではないのか?

 ただ直感的にユーロはこれ以上は上がらないと確信して全額売却し、結果としてそのレートは過去3年最高値を続けている。意外と自分には金転がしの才能もあるのかもしれない。。。?

2018年9月11日火曜日

マインドフルネス

 あまりにも明らかに東京は昨日から秋になった。あれほどしつこかった猛暑もこれで終わりだろう。朝早く目覚めると、少し前まではすでに明るかったが、今ではまだ夜明け前。季節は確実に移ろいでいる。

 どんな有名な人でも、あるいは身近な人でも、そして誰しも最終的には灰になる。すごく偉い先生、文筆家、芸能人でも他界して10年、20年も経てばほとんど話題に上らなくなる。例えば、藤山一郎、淡谷のり子、逸見正孝、原節子など。

 渡辺淳一の小説はだいたい全部読んだが、今となっては「大卒女は生意気でよくない。女性は短大卒くらいがちょうどよい」といった記述には時代の流れしか感じない。あれほど話題になった作家でも、忘れ去られるのは時間の問題だろう。

 そう考えていくと怖い気がするが、結局のところ、やりたいことを自由にやるしかない。周囲の目が気になる多くの日本人に対して、堀江貴文氏は「誰もあなたのことなんか見ていない」と言う。同氏は刑務所を出所後、前科者には家を貸せないと言われて以来ホテル暮らしで、パンツもホテルのクリーニングに出しているそうだ。「恥ずかしくないんですか?」と聞かれることもあるが、そんなことはいちいち気にしない。

 最近、マインドフルネスという言葉が流行っている。仏教の「今を生きる」哲学、座禅の瞑想に西洋的な手法も加えてマニュアル化したものだ。いろんな本が出ているし、マインドフルネスを教えている施設もあるが、こちらの大学講義が概要をわかりやすくまとめている。

 ある意味で芸術作品はマインドフルネスの結果といえる。グダグダと永遠に考えすぎたり、感じすぎたりするのではなく、ある一瞬をとらえて絵画や音楽にまとめる。どうにもならない感情に耽溺する代わりに、その感覚を歌詞や曲にした歌をカラオケで歌う。もっとうまく歌うには、どっぷり浸かるのではなく、曲の世界から一歩引いて客観的に眺めて分析する必要がある。「サビの部分はここだが、前段のこの部分もかなり重要で繊細さが勝負だろう。だから120%感情をぶつけるのではなく、60%くらいに抑えることで逆にメッセージが伝わる」といった具合だ。そうこうしているうち、カラオケを歌う動機づけとなった心情から、いつの間にかある程度は自由になっている。

 自意識や考えすぎから解放され、今を生きるとすれば、私は人生で何を求めているのだろうか。うすうす感じてはいたが、ようやく言葉として明確になった。私は頭がいい人、面白い人に囲まれていたい。つまらないもの、割に合わないもの、普通すぎるもの、危険なもの、うるさいものはNG。結果として家事に専念する主婦、うるさい子供を世話する母親にはならず、"Action speaks louder than words."という言葉通りになっている。

 別にケンカを売るつもりはなく、他人の人生を否定するわけでもない。ただ、これでよかったのだと確認したかった。そして必要以上に周囲を気にすることなく、自分の欲求に素直に楽しく暮らしていきたい。

女が嫌いな女

 発売中の週刊文春に「女が嫌いな女 2018」という特集がある。同誌メルマガ会員のアンケート結果だという。1位は工藤静香、トップ10で知っている人は6人しかいない。

 工藤静香はSMAPの解散につながる言動をしたことが原因だとか。解散騒動の時には私もネットサーフィンして情報を集めていたが、どんな経緯だったかいちいち覚えていない。むしろアイドルグループが40代まで続いたことがすごいと思うし、解散するほうが自然だろう。

 最近では娘をモデルとして売り出し、「幸せオーラ全開でムカつく」というコメントもある。まあ工藤静香であれ誰であれ、人生がうまく行っているように見える人を見ると、誰しもつい自分と比較してしまうものだ。私は個人的に、自分と工藤静香を比べるという発想はないが。。。

 そう考えてみると、自分の人生に関係のない有名人を忌み嫌うということはない。税金の無駄遣いや不正行為にムカつくくらいだろうか。

2018年9月8日土曜日

Dominance

For the past two years I’ve owned a second house which I’ve inherited from my parents. It’s on a beautiful hill and I enjoy the natural environment.

At the same time, it’s a bit cumbersome to go back and forth between the house and the other place I rent in downtown and maintain both properties which incur associated costs such as property tax, rent and fees for gardeners. People normally owns and lives in the same property convenient for commute, and I’ve been wondering what to do.

This weekend I’m sitting here in a massage chair on the ground floor of the mountain retreat and thought that maybe I need a sense of dominance and owning a detached house satisfies that need. However nice the property may be, an apartment is like a cell of a bee nest. Even if I live in this house only once in a while, I feel I am the queen of the land and house and it’s important to have such a feeling.

Interestingly, that reminded me of a scene in my favorite show Sex and the City. A successful lawyer Miranda confessed that she actually loved to be dominated during intimate physical interactions with her partner while she normally dominates other aspects of her life.

While I personally don’t share that particular feeling, I know what she means. In fact, I also do appreciate a sense of being dominated if that came from the reasonable conviction from a person who deeply cares about me.

2018年9月7日金曜日

港区3A+Rの魅力

 全国で住民の平均年収の最も高い自治体、港区の中でも3A(赤坂、青山、麻布)+R(六本木)は不動産価値の下がらない最強地区と言われている。社長や政治家、芸能人しか住んでいないイメージがあり、意外にも「住みたい街ランキング」には出てこない。

 だが新築~築古までマンションが数多く存在し、歩いてどこにでも行けるので交通費がかからず、食料品の買い物もネットショッピングでできる、といったことを考えると非常に生活しやすい。

 国土交通省のハザードマップで調べると、赤坂は地震、津波、火災、土砂災害など全ての項目にわたってトップランクの安全性を誇る。警察官がそこいらじゅうにいて、年中パトロールしているので治安も抜群によい。港区は条例で歩きタバコ禁止、住民の美化活動も活発なので、道路にはゴミはおろか枯葉もあまり落ちていない。

 当然ながら下町ではないので、ガチャガチャした商店街はなく、その点でも私は気に入っている。逆に言えば、下町っぽさが好きな人には向いていない。

 数少ない欠点としては、なんでも徒歩圏にあるため、かなりの出不精になってしまう。 そしていつの間にか視野が狭くなり、気分転換がうまくできず袋小路に陥る。通勤で満員電車に乗る必要はないので、たまに外出してラッシュにぶつかると、よく以前はこんなのに耐えていたなと感心する。

2018年8月30日木曜日

成功のカギは徹底した無駄の排除

 飲食店の売り上げを伸ばす最も手っ取り早い方法は、おいしそうに見える写真を撮ることだという。昨日参加したセミナーによれば、それだけで20~30%はアップするそうで、おいしく見える写真を撮るための具体的な方法が披露された。

 最も大切なコツはどんどん無駄なものをそぎ落とし、 重要なものだけにフォーカスすることだという。例えば、肉であればジューシー感が伝わる一切れに集中し、飲み物やサラダは入れない。

 これとは逆に、あれも、これも入れようとすると、無難でつまらない写真になってしまう。


 堀江貴文氏も同じことを言っていた。僕は面白いことしかやらない、と。世間的にみんなが目指すべきだと思われていること、例えば「家族って必要ですか?」 中国は指導者が国民を何千万人も大虐殺した歴史があるため人々は政府を信用せず、自分たちを守るコミュニティーとして家族を重視する。

 だが現代の日本では、そうした必要性はない。むしろ結婚して家族がいれば、それに対応した大きさの家が必要になり、満員電車に乗り、住宅ローンにしばられる。子供はうるさい。新幹線に乗り、乳幼児がワーワー泣いていると、みんな黙ってはいるが、僕は正直「ちっ、うるせえな。。。」と思ってしまう。それは自然な感情で否定されるべきではない。

 そう考えると独身のメリットは大きい。一人暮らしなら大きなスペースは必要ないので、通勤に便利な場所にマンションを借りられる。 これが3LDKとか4LDKとなると、とても自分には払える金額ではない。家に帰れば誰もいないので、疲れていれば速攻で寝られるし、エアコンの温度も自分の好みで瞬時に変えられる。

 家事は自分の好きなようにやればいいし、育児の手間や悩みもない。両親の会話を思い出すと、親類のAさんがどうした、Bがどうしたという話が多く、親戚づきあいが大変そうだったが、そうした苦労はゼロ。GW、お盆、年末年始も完全に自由だ。寂しいと思えば、よくしたもので放っておけないと思ってくださる方が現れ、肩が凝ればマッサージの施術師も来てくれる。

 なので正直、独身で困ることはない。すっぱい葡萄と言えばそれまでだが、厳密に生活の中味を吟味していくと、人にやさしいライフスタイルのように思える。

2018年8月25日土曜日

書評 堀江貴文著「ゼロ」

 まだ眠い土曜の朝に思わず一気に読んでしまった。これほど夢中になって読み進めた本は久しぶりだ。

 著者のホリエモンこと堀江貴文氏はメディアで大きく取り上げられ、おおよその経歴や経緯は知っていた。だが、この本で語られた赤裸々な体験、生育環境により、一般的なイメージとは異なる同氏の考えやその背景を理解することができた。

 証券取引法で有罪判決を受けた件については、堀江氏はやっていないと主張している。やったと言えば執行猶予になり実刑を免れることができたが、事実と違うことは言いたくないので2年6カ月刑務所で服役することになった、としている。

 中高一貫校から東大という経歴から、エリート家庭出身なのだと思っていたが、そうではないことが具体的に詳述され、私も納得した。地頭のよさ、常識にとらわれない発想、行動力、圧倒的な集中力と努力、8~10時間という十分な睡眠によって道を切り拓いてきたことが語られる。

 同氏の体験から、示唆に富み勇気づけられるコメントがあった。

・失敗して失うものなんて、たかが知れている。なによりも危険なのは、失うことを怖れるあまり、一歩も前に踏み出せなくなることだ。失敗なんか怖れる必要はない。

・ 男子校で自転車通学だった僕は、上京しても女の子と話すことができず挙動不審だった。行動力のない社会人も同じ。仕事と目を合わせることができず、大きなチャンスからは逃げ回り、人生に向き合うと頭が真っ白になる。これはひとえに経験の問題だ。経験とは、経過した時間ではなく、自らが足を踏み出した歩数によってカウントされていく。

・「できっことない」という心の蓋さえ外してしまえば、「やりたいこと」なんて湯水のように出てくる。

・仕事、勉強、あるいは恋愛であっても、人は「できない理由」から先に考えると、どんどんネガティブになっていく。突き抜けられる人と、そうでない人の違いは、次の一点に尽きる。物事を「できない理由」から考えるのか、それとも「できる理由」から考えるのか。何事も「できる!」という前提に立って、そこから「できる理由」を考えていくのだ。

・あなたの努力や人間性にかかわらず、あなたを嫌う人は一定数いる。あなたの理解者となってくれる人は10%程度かもしれない。でも、それでいい。もし100人中10人が理解してくれるなら、1000人に会えば100人が理解してくれる。万人から愛されようと自分の信念を曲げるのではなく、単純に分母を増やしていけばいい。

・結婚すると、なんでも奥さんが買ってきたもので済ませる男性は多い。自分の身につけるものを他人任せにしてしまうなど、完全な思考停止のサインだ。別に全身ユニクロやGAPの服でも構わない。大切なのは自分の手で選ぶ、という行為である。

・常に思考実験を繰り返し、それをガンガン実行に移していく。ひとつの熟考よりも三つの即決。「悩む」とは物事を複雑にしていく行為だ。ああでもない、こうでもないと、ひとり悶々する。わざわざ問題をややこしくし、袋小路に入り込む。ずるずると時間を引き延ばし、結論を先送りする。人は悩もうと思えばいくらでも悩むことができる。

・壁にぶつかり、つまづくたび、人の感情はネガティブな方向に流れていく。愚痴をこぼし、社会を恨み、うまく行っている他者を妬む。だがネガティブになったところで、ひとつでもいいことがあるだろうか? ネガティブなことを考える人はヒマなのだ。ヒマがあるから、どうでもいいことを考える。与えられた24時間を仕事と遊びで埋め尽くせばいい。常に頭を稼動させ、実際の行動に移していく。

・国内の温泉旅館に泊まれば、朝食はほぼ間違いなくご飯と納豆、焼き魚、味噌汁、それから海苔と生卵だ。これを「旅館の朝食といえばこれだよね」と受け入れるのか、それとも「なぜどこも同じなのか」と思うのか。自分の頭で考えることは、こんな些細なことから始まる。世の中で常識とされるものの大半が、合理性を欠いたものであることに気づく。

・自分には何もできない。どうせ自分はこんなもんだ。この年齢では遅い。そんな不自由さを感じているとしたら、それは時代や環境のせいではなく、ただ思考が停止しているだけだ。あなたは考えることをやめ、「できっこない」と心の蓋を閉じているから、自由を実感できない。

・そして人は考えることをやめたとき、手錠をかけられる。思考が硬直化したオヤジの完成だ。考える力を失ってしまったからこそ、カネや権力に執着する。オヤジに足りないのは若さではなく、考える力、また考えようとする意思そのものだ。

 ・人の気持ちなんて、究極的にはわからない。僕のことをどう思っているのか、信頼してくれているのか、バカにしているのか。本当のところは絶対にわからない。わからないからこそ、僕は信じる。

2018年8月16日木曜日

日米の働き方の違い 結果かプロセスか

 日本は仕事の結果ではなく、上司や同僚につきあって残業することが評価されるので、働き方改革がうまく行かない。米国では結果が重視され、どのように成果を上げるのかは個人に任されている。

 そのようによく言われるし、日米の職場を両方経験した立場から、だいたい合っているとも思う。トム・クルーズ主演の最新映画「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」でも、主人公には核兵器による世界同時テロを防ぐ使命だけが与えられ、「どのようなプロセスを取るかは一切問わない」との指示を受ける。

 だが映画の観客が楽しむのは結果ではなく、プロセスそのものだ。もっと言えば、ハリウッド映画の性質上、主人公が失敗して同時テロが起きるという結果を誰も想定していない。すでに結果はわかっているのに、トム・クルーズが核兵器のスイッチを止めるために必死になってパリの街中を縦横無尽にバイクを走らせ、ロンドンの高層ビルの屋上を全力疾走し、秘境の峡谷で自らヘリコプターを操縦する、といった冒険に魅了される。

 日本の職場で働いていたとき、夜10時にもう一仕事するために先輩に誘われ夕食に行くことがよくあった。そうして、今やっている仕事がどうとか話し込んで身を粉にして働くことはミッション:インポッシブルと同じだ。若いからできたし、こういう働き方を日常化するのは危険ではあるが。。。

 そう考えてみると、自分が30年近く働いてきた中で最も印象に残っている仕事は何だろうか。実は結果だけではなく、むしろ仲間と話し合い、知恵を出し合ったプロセスのほうがはるかに印象に残っている。中には結果は惨憺たるもので、全体的な成果はゼロという仕事もあった。だが、その仕事を一緒にやった仲間と久しぶりに再会すると、なんとも言えない感慨がこみ上げてくる。

2018年8月6日月曜日

東京医大の女子差別に思う

  東京医大が女子受験生の入試点数を一律に減点し、本来なら好成績で合格したはずの受験生を不合格にしていたという。それと同時に、上位の高得点者の1年目の授業料500万円を免除している。

  よくわからない仕組みだが、性別に関係なく優秀な学生が欲しいとは思っていない、ということはわかる。

   国立の東京藝大でも女子合格者の割合が奇妙に毎年低く、女性の芸術家はやがて作品を作らなくなるから、といった噂もブログで語られている。

  大雑把に言えば、頭が良く才能ある女性は、日本の多くの場面で歓迎されない。日本人男性が奥さんや彼女を自慢する内容は大抵「かわいい」「優しい」である。これに対して、アメリカ人男性の場面、「頭がいい」「面白い」といったキーワードが並ぶ。

  とても残念なことに、社会的に成功した日本人女性で個人的にも心から幸せそうな方はほとんどいない。少なくとも、素敵。。。こんな風になりたいと思う女性は、有名人にも身近にも見当たらない。

  そんな中、久しぶりに知人のアメリカ人女性と連絡を取る機会があった。彼女は某大手企業の重役だったが、今ではさらに昇進して驚くような肩書を手に入れ、しかも素敵な休暇先での幸せそうな家族写真も送ってくれた。うわぁ。。日本で女性がここまで高い地位にいるのはオーナー会社か二世議員くらいしかない。そこまで至らずとも、経済的に自立している女性は独身か、もしくは家庭と子育てでクタクタ。最もラクそうに見えるのはホテルオークラでお茶している有閑マダムである。

  日本で女性の地位向上に取り組んでいる方々には本当に頭が下がるが、頭の良い女性が手っ取り早く幸せになるには、それが可能な場所に行くことかなと思う。

2018年7月27日金曜日

マッチョな火星大接近

 都心に住むメリットの一つは、ピザや寿司のみならず、なんでも自宅に届けてくれるサービスがあることだが、ゴッドハンドのマッサージ師もその一人。最初にお願いしてから、かれこれ10年ほどリピーターになっているお店に電話し、ご指名のAさんに来てもらった。

 いつもより肩や背中、頭皮までもが異様に堅い。特に何をしたわけでもない。「目に見えないバイオリズムなんですかね」とAさん。

 彼女いわく、火星は2年半ごとに地球に接近し、今年の7月31日には15年ぶりに6000万キロを切る大接近をする。火星は男性パワーを司り、戦闘や強烈な変革をもたらすという。

 「トランプ大統領ですか?」と思わず私は言ってしまったが、完全にスルーしたAさんは続けた。

 「うちの男性のお客さんは紳士的な方ばかりなんですけど、ここ最近はセクハラみたいなことをする人が顕著に多くて、びっくりなんです。火星の影響かな。。。と」

 そう言われて気になった私は、じゃあ15年前は何が起きたのだろうと調べてみた。2003年をWikiで見ると、イラク戦争、シュワルツネッガー氏がカリフォルニア知事に当選、フランス熱波で1万1000人以上死亡、など。

 今年の記録的な猛暑、豪雨、政治動向、果ては私の肩こりも戦闘モードの交感神経優位をもたらす火星の影響なのか。。。?

2018年7月15日日曜日

中央線の朝帰り

 この長い週末は別宅でお昼寝三昧の予定だったが、ふだんはBGMの野鳥もあまりの酷暑で黙ってしまった。最終日の夕方までのんびりするつもりが、日が暮れても空気がサウナのようで、この中を移動するのは厳しいと思われた。

 このため昨晩は早々に寝床に就き、早起きして朝6時半の電車に乗って朝帰りをすることとなった。思えば学生の頃は一限の授業に間に合うよう、このくらいに家を出ていたのだ。

 この時間帯の中央線は特快はまばらで、快速に乗る。国立駅の前にはマンションがたくさん建っている。国立といえば一戸建ての高級住宅街のイメージだったが、最近は集合住宅も幅を利かせているようだ。それにしても特快が停まらず、始発もなく、新宿までの長い距離を立ちっぱなしの覚悟でみな住んでいるのだろうか。あるいは立川とか国分寺あたりで働いている人が多いのかもしれない。

 最近新しくなった武蔵小金井の駅舎はドーム型の大屋根で、どこかヨーロッパの駅を思わせる。

 個人的に最も辛いなと思うのは、東小金井である。東方向、西方向とも「かなり乗ったけど、まだまだこれから」感が最高潮に達する。少し時間をずらして特快に乗るべきだったか、一瞬後悔する。いや、特快は少なくとも快速よりも絶対に混んでいるのは明らかだ。三鷹で待ち合わせた特快は案の定、つり革につかまった人が多く見え、今さら乗り換えないと決める。

 というのも、休日の快速は西荻窪、阿佐ヶ谷、高円寺には停車しない。吉祥寺と荻窪を我慢するだけなら、座っていたほうがラクである。

 新宿駅で降りると、JR駅構内でイベントの宣伝アナウンスが流れる。とっくの昔に国鉄ではなくなったわけだが、ホームがたくさん並ぶ新宿駅の威容は国鉄時代から変わらない。

 地下鉄の乗換駅ではスタバもまだ閉まっているし、近所の薬局のシャッターも下りている。朝日はだんだん厳しく照りつけてきたが、まだ日傘を差すほどではない。むしろカルシウムの吸収やセロトニンの分泌、ひいては夜にメラトニンの到来を促すためにも、東から射す日光くらいは浴びることにしよう。

2018年7月11日水曜日

A perfect summer holiday

For the first time in a long time, I could sleep nine hours in total. At 10:30 am, I went out of bed and chatted with an American English teacher I really like on a topic that I discuss only with him.

I quickly made a pasta lunch, took a bath with my favorite bath salt, and did yoga for half an hour following an instruction video available on YouTube.

The thermometer in the balcony showed that outdoor temperature was over 40 degrees Celsius (104 F). I decided it was too hot to go out during the daytime.

Then I took a long time to make pumpkin soup for dinner, so I can have it easily before going to a head spa in the evening.

2018年7月6日金曜日

最近の皇室騒動に思う

 A宮長女の婚約者K氏がニューヨークのF大学ロースクールに3年留学するという。授業料は奨学金、生活費は勤務先が持つのだとか。これで3年後に晴れて正規就職できた暁には400万円の借金も返せる、ということなのか。

 週刊誌の伝える内容が本当だとすれば、皇室はおろか、常識的な社会人であれば、お付き合いを避けたい一族のようだ。アメリカで就職・新生活をしてもらい、批判の矛先の一つとなっている、現在K氏にかかっている年間1000万円近くの警備費を浮かせる計算なのだろうか。

 そんな中、T宮三女がお見合いのお手本のような婚約をして、ネット右翼を中心に世間が盛り上がっている。二人の母親同士が国際NGO活動を通じた知り合いで、T宮H子様は「そのお母さまに育てられたご子息はしっかりとした価値観を持つ優しい青年であろうと思い、結婚に賛成いたしました」とコメントしている。

  H子様の経歴を宮内庁のHPでチェックすると、学歴・経歴は皇室随一と言えるかもしれない。彼女の論法でいけば、そんな素晴らしいH子様の子供であれば、みなしっかりとした価値観を持つ優しい女性なのだろうか。

 だが残念なことに、長女に関する報道やネット情報を見ると、そういった感想を持つのは厳しい。次女は伝統的な家に嫁いだようだが、あまり幸せな結婚ではないようだ。三人目でようやく自分の思い描く形をまとめられたということで、うれしくて仕方ないのかもしれない。

 同じ親から生まれたのに、どうしてこんなに違うのかという兄弟姉妹は皇室に限らない。持って生まれた性格、遺伝、生育環境、親の接し方、学校や社会で知り合った人物、書物など、いろいろなものが人格や性格に影響を与えるのだろう。

2018年7月4日水曜日

キャピトル東急 フィットネス&スパ レビュー

 「お近くにお住まいの皆様へ特別ご招待」--そう書かれた白い封筒がポストに投函されていた。キャピトル東急ホテルにあるエステが半額になるという。

 予約の電話をしてジムも使えるのか聞いたところ、「別会社なのでできません」とのこと。運動をして汗を流したり、プールで泳いだ後にマッサージを受けたい客は私だけではないと思うのだが、縦割という土地柄なのだろうか。

 ダメ元でジムに電話をしたら、無料で体験できるという。たいていのジムは体験利用でも料金を取るものだが、入会金や年会費の説明もない。

 プールに行ってみると、すぐ隣の首相官邸を裏窓チックに見下ろすロケーションだ。国会議事堂、その奥に東京スカイツリーの先っぽも見える。右手には新宿のNTTドコモのエンアパステートビルのような建物、都庁を眺められる。

 
 ホテルHPの写真ではかなりきれいだが、実際にはタイルの目地の間に汚れがしみこんでいる。平日の昼間だけあって空いているが、来ているのは60代~70代以上の男性がほとんど。安倍首相はグランドハイアットのジムに行っているらしいが、官邸のすぐ隣のジムに来ない理由がなんとなくわかった。

 最後にアンケートを記入し、ようやく会員募集の案内を渡された。入会金216万円、年会費45万3600円。最近見たネット情報の2倍近くになっている。コスパがよくないので会員が集まらず、結果として会費を値上げするしかない、という悪循環なのだろうか。というか別に会員を募集しなくても、ホテルの宿泊客へのサービスという位置づけで、ジム自体の採算は問われていないのかもしれない。

 エステはいろいろなメニューがあり、フェイシャルの効果はあったかもしれない。私のほかに客がいなくてガラガラだったが、わざと客同士が顔を合わせないようにしている、のだとか。

 受付からは東京ミッドタウン、赤坂通りと外堀通りの交差点にある面白い建物、新宿方向はドコモと都庁だけでなく、パークハイアットのユニークな形も絶好の角度から見える。

2018年7月3日火曜日

Happy Fourth of July

One of the best experiences I've ever had at this time of year is the summer school at Stanford University. 

The Fulbright Program, my scholarship sponsor, assigned me to do the English training program at a university on the West Coast intentionally because I was going to attend graduate school on the East Coast. 

I JUST LOVED IT. I've visited quite a few universities so far, and at least in terms of the campus, Stanford is my all-time No.1. I would say it does not even look like a uni; rather, it is a dreamy paradise.

Here is a token of the best part of the campus, the Palm Drive. The team of Japan -- a classmate from the Ministry of Foreign Affairs; another from the Ministry of International Trade and Industry; and myself -- won the championship of an English grammar contest. To celebrate, our English writing teacher gave each of us a key holder of the scene.


I wouldn't mind repeating that summer anytime...the picture conveys a glimpse of the aura, but one has to be there in person to see what I mean.

2018年7月2日月曜日

Light and shadow

For the first time in a long time, I opened my small sketchbook and draw a picture of the Maine Lobster lunch. It is a fond memory during my business trip in New England last year.

The fact of the matter is that upon my doctor's strong recommendation I've stopped drinking and have some time to do something else. 

Well, I did not drink much -- only one glass of wine or two, and very rarely three -- and tried to have a "rest day for the liver" once or twice a week. Indeed, that is the definition of an appropriate drinker according to Japan's health ministry.

Alcohol is still addictive and undermines the function of brain cells. I have seen some people drinking a bit too much, repeating incoherent stories and the next day apologizing for what happened. Personally I don't find that too attractive, and I agree with my doctor's view that one can do something more meaningful in life than drinking.

Then I recalled I used to love drawing pictures as a small child, and was engaged in oil painting at high school. So, I tried drawing a picture for the first time in four years or so.

That was actually quite an interesting and revealing experience. Each object has inevitably light and shadow. You cannot depict only the bright side. If you do, that would not be picturesque at all. In order to draw an impressive picture, you need to see both bright and dark sides carefully. 

Drawing the picture also allowed me to remember and focus entirely on the perfectly joyful moment and made me very happy. 

Indeed, this was even more intoxicating and certainly much healthier than drinking...


2018年6月30日土曜日

Ultimate news junkie

Since I was a small child, I had been in the habit of watching Japanese public broadcaster NHK's seven o'clock evening news. For the past few years, however, I have rarely done that.

I come to feel that it is simply scratching the surface and does not provide in-depth analysis and underlying truths. I am not interested in football (soccer); sumo; and other sports. I'm tied up with dealing with my own life and cannot afford to follow others. Scanning headlines of Yahoo and NIKKEI is enough for general news.

I do follow press articles in my professional field and summarize what happened each week. That reveals interesting mid to long-term trends, and implications they might have for the region and world.

To collect rumors about countries where the press are heavily censored, online bulletin boards in free countries are quite useful.

Probably the all-time best media is still books, I think. When I was investigating a certain topic, I thought I might want to check all the books written on it and went to the National Diet Library the other day. I found a book written by a legitimate expert revealing surprising facts which are never told in the other types of media. That was déjà vu when I read books on other topics as well.

2018年6月29日金曜日

Diversity and common sense

For the past few weeks I've been pondering over the relationship with my late mother and suddenly realized the perfect example that describes her inherent personality: Scarlett O'Hara.

I was chatting with a friend last night, and before touching on that idea, just in case I asked him, "Have you seen a movie called Gone with the Wind?"

The answer was "No." Indeed, he did not even know the title of the movie, not to mention Scarlett O'Hara. So, I overviewed the Civil War, compared it with WWII and discussed what perseverant women both O'Hara and my mother were. 

Similarly, when I was explaining about my work and how it is related to trade shows, the conversation partner asked me, "What is a trade show?"

Both gentlemen are top experts in their respective fields, and their technical terms should be all Greek to most people.

I thought it quite an interesting and revealing experience to interact with people from all sorts of backgrounds, and learn about the fascinatingly disparate worlds where each of us actually live in.

2018年6月26日火曜日

なにがいちばんラクなのか。。。?

 しばらく工事中で閉鎖していた港区立A小学校の温水プールの一般公開が再開した。

 スポーツジムも2カ所ほど試したが、高い会員費の割にメインテナンスが行き届いていない、やっぱり通いにくいなどの理由で辞めてしまった。毎月会費を払っているのに忙しくて1~2日しか行けない月もあった。

 泳ぐだけだったら公共の施設で事足りるし、その都度料金を払えばよいので、はるかに安上がりである。

 それにしても自分は仕事の都合で住んでいるが、こんな都心のど真ん中にある小学校に通う子供がいるんだなと思う。

 先週末は親と一緒に来ている子供が結構いた。更衣室では、ある母親がイライラしながら子供に怒鳴りつけていた。「だから〇〇って言ったでしょ?? わかましたか?????」--どんな内容なのか知らないが、思わず横目で見てしまった。6~7歳に見える女の子が「はい」と沈んだ声で答え、母親は40代後半くらいで痩せていた。

 子育てというのもラクじゃなさそうだな。。。 まあワタシだって職場で「だから〇〇って言ったでしょ?? わかましたか?????」と言いたいことはある。だが、あの母親のイライラ感とは違う。あそこまで追い詰められてはいないかもしれない。

 とりあえず論理的にきちんと話せば、だいたい話は通じる。アメリカ人のいいところは、あくまで発言内容が問われることかな。これが日本社会だと女性はとりあえずキレイでいなくちゃとか、発言と関係ない要素がまず来たりする。その割にシワシワの背広の男性が意外にも許されていたりとか。

 なんでも英語で表現しなくちゃいけないのは相当な労力ではある。英語の勉強はかなり好きだが、それでも日本語より意識的な注意が求められる。うっかりしていると、頼みもしないのにiPhoneが勝手に単語を選んでしまう。送信する前に見直して、オイオイ、そんなこと言ってないよと慌てる。

 まあ自分はペットの世話もしたくないし、職場の人間関係だけで正直いっぱいいっぱいという感じだな。。。

2018年6月24日日曜日

Review: nice swimming pools

Upon instruction from my doctor I've started exercise every day. He has recommended swimming is the best.

In fact, it is my most favorite sports since I was a small child. I used to go to a swimming pool every day in summer. For decades I've been to a variety of swimming pools that I fondly remember.

The Tokyo Metropolitan Gymnasium is a wonderful facility for professional athlete use and open to the public, but unfortunately it will have been closed from the next month due to renovation for the Tokyo Olympics. They told me that it would reopen, but not sure when.

When I lived in London, I used to start the day by swimming at LA Fitness gym in South Kensington. It was only a few minutes walk from my place, and it was very nice.

Another one I found special is at the Langham Boston. It was surprisingly empty and I enjoyed having it to all by myself. In March when a snow storm cancelled everything and I was stuck in the hotel, it was lovely swimming in the indoor tropical paradise while seeing the snow.


A real tropical one was at the Grand Hyatt Hong Kong. But it smelled a bit moldy, so did it in a room facing the courtyard. Given that the entire accommodation was nonetheless spotless at every corner, I thought the utterly humid weather was an inevitable factor.


It is no surprise the perfect environment was available in Hawaii. The Hilton Hawaiian Village's lagoon was a bit cold which made a pleasant contrast with the warm climate.

2018年6月22日金曜日

Non-verbal communication at conference

This afternoon I managed to make it to a conference which I didn't want to miss for its to-the-point topic and the high-profile position of the speaker.

He provided some interesting ideas, but he appeared to lack knowledge which I think is 101. As a result, his talk was hopelessly off the mark. 

Then my eye unconsciously shifted and stopped at someone who had been looking at me. I intuitively thought that he must have thought the same way.

Turns out he asked the exact question I was also going to ask. Not surprisingly, the speaker didn't answer the question. 

After the conference, the entire audience seemed like they didn't know what to say. That was an interesting feeling that unified all of us.

2018年6月16日土曜日

人生と買い物の共通点

 クレジットカードはどれか一枚に支払いを集中させないと、いくつも持っていたところでポイントや特典が分散して使い物にならない。このため商業施設は競って独自のクレジットカードを買い物客に勧めてくる。

 だが結局のところ、一つの商業施設で全ての買い物をすることにはならない。「よし、今日は洋服を買うぞ!」と出かけても、そういう時こそピンと来るものは見つからない。例えば、この週末は久しぶりにそんな気持ちで新宿の高島屋を訪れたのだが、ショックなことに私の好きなヒューゴボス、ハロッズといったブランドは撤退していた。

 ヒューゴボスと言えば7年前に買ったスーツが太って着られなくなり、まあ別にBMIの数値では肥満じゃないんだしと思い、別のメーカーの品を探したこともある。だが、やはり色んな意味でこのスーツ以外にはないという結論に達し、再び着られるようになるがために減量した。それほど私にとって価値のあるブランドだったのだ。

 ハロッズはお嬢様風のツーピース、ビニール製のトートバッグなどを持っているが、なんと高島屋や三越だけでなく日本全体から撤退してしまったらしい。ローラアシュレイもこの夏で日本を完全撤退で、ワタシのイギリス趣味をどうしてくれる。。。

 呆然として店内を歩いていると、ウイリアム・モリスの布団カバーが目に入った。上記ブランドやリバティと同様、いかにもイギリスっぽい柄のデザインでロンドンのモリス記念館に行ったことを懐かしく思い出す。

 そして大塚家具で勧められた羽毛布団と同じ寝心地の品が、セール品として4分の1の値段で売っていた。まさか高島屋で寝具を買うとは思わなかったのだが、これは買うしかなかった。

 電車で来たのか確認したうえでコンパクトに持ちやすく包装してくれた。そして、この買い物によって抽選ができるので、1階のルイヴィトンの前のカウンターに行ってみてくださいと言われた。

 その抽選カウンターの目的は高島屋のクレジットカードの勧誘であった。年会費無料のカードは既に持っているが、年間でセール以外の品を相当額買わないとポイントを金券に交換できず、結局無駄になることも多かった。

「高島屋さんが自分のところで、いつも買い物してほしいのでカードを作ってもらいたいお気持ちはわかります。でも今日は本当は洋服を買おうと思って来たんですが、ピンと来るものはなかった。それで布団を買うつもりはまったくなかったんですが、すごくいいものがありました。今回は高島屋さんでしたが、そういうことは松屋でも起きるし、どこでも起きる。だから、最初から〇〇でしか買い物をしない、という発想はないんですよ」

 つい長々と感想を述べたが、私よりやや年上に見えた女性店員はじっくりと話を聞いてくれた。こういう余裕があり、客に嫌な思いをさせないのはさすがだと思った。

 そして自分で話していて、買い物の偶然性は人生とも共通点があると感じた。「〇〇を絶対に手に入れる!!」と目指して行動しても、思いが強いほど叶わないことも多い。その一方で、まったく期待していなかった素敵なことが偶然に起きる。

 犬も歩けば棒に当たる。まずは一歩踏み出す、ということだろうか。

2018年6月15日金曜日

女性が出世する意味とは?

 世の中にはメディアに華々しく登場する成功した女性が目につく。そうしたキラキラしたまぶしい方々には及ばずとも、私も相当な幸運に恵まれ、また長年の慎重な努力がついに報われて、自分の勤める米系組織の日本人スタッフとしては最高の地位を得た。

 自分でもよくやったなと思うし、社会的地位の高い方から丁重に扱われるとうれしい。だが一方で失言やおかしな行動は許されず、スカスカだと思われないように幅広く、また自分の分野については専門的な勉強が常に求められる。

 最近は燃え尽き症候群というか、階段の踊り場で息を切らしている感じだ。

 専属のアシスタントはいないので、気が遠くなるような雑用もやる。そんな時、こういう単純作業は頭を使わず、それでいてやっただけ達成感があっていいなと思ったりする。一般事務とかパート主婦だったら、 ラクだったかもしれない。

 上司は多忙を極め、一分一秒も無駄にしたくないオーラを醸し出す。マイクロマネージされていない一方、目標を達成するために創造的に仕事のやり方を考え、結果を出すことが求められる。

 若い頃はとにかく社会的に成功したかったし、新聞記者として女性の地位向上をテーマにした取材を担当したこともあった。このため、女性が出世することは正しく、目指すべき目標だという価値観があった。

 だがその結果として生じる様々な側面について、あまりよく知らなかったなと今になって感じる。マスコミや政府は「女性が輝く社会」を是とし、成功した人間は男女問わず弱みを見せないものだ。

 はっきり言って最強なのは、そうした強い男性に支えられている立場という気もする。だが完璧な人間はいないので、性別に関係なく、個人が別の個人を一方的に近い形で頼る関係は健康的でないだろうという想像はつく。

 超現実的に言えばお金で大半の問題は解決できるので、経済力を持つことは意味がある。実家が裕福であれば必死で働く必要はないのだろうが、庶民が快適な生活を手に入れるにはやはり働くしか道はない。

2018年5月27日日曜日

Book review: MOMO by Michael Ende

This German fairy tale hits home to busy and tired professionals or just about any busy people including children.

Time is a unique flower which is more beautiful than than other flower which is more beautiful than the other flower. That is, each flower is the most beautiful of all in its own priceless way — if you keep it to yourself.

Chat with friends; smell the roses; think as long as necessary to identify the right answer; be creative in coming up with the way you play by using whatever available, however simple it might look. These are some of the examples of watering your flower. The thing is to take your time as long as you feel satisfied. You don’t need to obtain toys which are supposed to be fancy; rather, they might deprive you of creativity.

Many Japanese’s standard greeting is “Are you busy?” in lieu of how are you. Better answers are “Yes, I have to do this and that” or “Yeah, kind of.” In other words, demonstrating or at least hinting how busy you are is important to indicate you’re a capable professional and an important person. If the answer is “No, I’m not busy,” many might judge you as an unimportant, lazy individual.

But is that really the case? The letter that means busy in Japanese and Chinese writes 忙, meaning your heart is dead. In MOMO, the time master says people are controlled by an unseen agent from the Time Saving Bank to save time and pursue efficiency. For that purpose everything is organized and templated. In this process, creative juices are dried up and people’s eyes are no longer shiny.

In fact, time is under your control, but you need to notice that. Otherwise, the Time Saving Bank steals your time and life, making you gradually neither alive or dead, undermining your emotions and passion and finally depleting them.

I used to see a friend who was always waiting for me at the meeting place. For the first time I showed up first, ten minutes before the meeting time. When he appeared in five minutes, I said “For the first time, I was waiting for you!” He replied, “Well, I had arrived two hours before and was looking for the best bench where we can sit down and talk; I brought some beer too, although it might be a bit warm. Let’s go!”

I can never forget the timeless friendship.

2018年5月19日土曜日

40代と50代の違い

 50代に突入して2年目となり、最近は自分も50代なのだなと実感するようになった。

 50歳になったばかりだと、「おお。。。。」といったあせりにも似た感覚が先立つ。つい最近まで40代をやっていたのだし、何ら変わっていないと感じる。だが月日が経ち、アンケートで年代を尋ねる欄で50代にチェックしたり、各種申込用紙に年齢を記入するうちに現状を受け入れるようになる。

 考えようによってはまだ50代だし、現役の職業人でもある。だが何かが40代とは違う。

 私が思うに気力・体力・経験値の合計点が最も高く、生産性が高かったのは40代前半という気がする。体力ではもちろん20代には勝てないが、まだそれほどくたびれていないし、経験もかなり積んでいる。

 50代となると老眼、肩こり、エネルギー不足が顕在化し、吟味された健康グッズや医療専門家との二人三脚で乗り切るしかない。うっかりミスに自己嫌悪に陥り、自分は大丈夫なのかと不安になる。

 そうなってくると勝ち組・負け組、偏差値、ランキング、カッコよさといったキーワードはだんだんと消えていき、いろいろなことがどうでもよくなる脱力感が取って代わる。

 こうしたプロセスの中で何が起こるかと言えば、本質を感じ取る力というか、そういった新しい感性が芽生えてくる。こいつは怪しいとか、この方は本当にすごいなとか、この状況ではこうしても大丈夫だとか、そういった判断力が備わってくる。あるいは、少なくともそういう気がしてくる。

 実際、そのおかげで大失敗を防ぐことができ、結果として時間の無駄が減り、全体として人生の効率が格段に良くなる。

 そう考えてみると、50代というのは新たな可能性に満ちた面白い年代なのかもしれない。

2018年5月3日木曜日

ユルかった昭和時代

  財務省の事務次官やジャニーズの人気歌手による不適切な行為が問題となり、辞任や無期限の謹慎処分といった事態を招いている。

  報道内容だけを見れば、セクハラ発言や行為ではあるが、強姦や暴力という訳でもない。身に覚えがあり「えっ、ヤバイじゃん」と思うような男性もいるから報道が過熱するのかもしれない。

  そう考えてみると昭和はかなりユルかったなと思う。

  高校生の時、当時30歳の男性教師に数学の質問に行ったら、「かわいい子には入試の点数を教えちゃおう」とか言って、英語と理科が100点だと知った。理科はかなり簡単だったのであまり驚かなかったが、英語はどう考えても正解が2つある設問があり、すごく気になっていた。きちんと採点してくれたんだと知り、素直にうれしかった。

  教師は15歳の私からしてみれば相当なオジさんだし、当時はかわいいとか言われることに慣れていたのでまたかと思ったくらいだ。

  今だったら不適切な行動ということになるのかもしれない。

  正直、世の中に男女が混じっている限り、人間の本質から生じる不適切な行為を100%防ぐのは難しい。問題は権力を使って嫌がる相手に無理強いをすることだろう。日本の組織は官庁やマスコミを含めて管理職の大多数は男性なので、女性の意見や感じ方が重視されてこなかった。

  最近の出来事が、男女ともに気持ちよく過ごせる環境とは何かについて、多くの人が考えるきっかけになればよいと思う。

2018年4月28日土曜日

自らの首を絞める

 この2~3年慢性的な疲れが取れず、年齢的なものかとあきらめていた。

 だが最近ある方に、「自発的に何かをやり始めて、その後にグッタリということはないですか?」と聞かれた。

 そう考えてみれば、休暇中に政治関係の分厚い英文の本を一気に読んだり、庭の物置を全部片付けたり、このブログを頻繁に更新した時期と、どうしようもない疲れを感じ始めた時期には相関関係があった。

 つまり、自らの首を締めていたのだ。他人からああしろ、こうしろと言われたのではなく、自分の意志でやっているので、よけいに夢中になりすぎるのかもしれない。

 自分を客観視するのは難しいが、他人と話していて、この人は自らの首を締めているなと感じることはある。

 例えば、アラフォーになる独身女性が今すぐにでも結婚・出産して親を安心させたいといと言う。だが30近くの頃に、条件のよい彼氏からのプロポーズを断った、とも。どうして断ったのかと聞けば、「自分はまだ若いと思った」。

 一体この人は何をやってるんだろうか。

 彼女を含めエンドレスな愚痴を垂れ流す人の言うことを聞いていると、自ら愚痴の原因を招いている。非現実的かつ多すぎる数の理想を追い求め、それは無理じゃないのと常識的に思う。端的に言えば世の中をなめていて、自分の実力を過信している。だが本人はそれに気づいていない。

 大雑把な言い方をすれば、20代の頃にモテた理由は輝く肌であり、その後アンチエイジングであがいて美魔女になったとしても、「お若く見える」だけであり本質的な若さではない。

 日本は女性の若さだけを重視する価値観があるが、若さを失った後は別の価値で勝負することになる。経験、専門性、常識、分別、感性、頭のよさなど。そうした別の価値が認識される環境に身を置くことも重要だと思う。

 いずれにせよ、鏡を見ただけでは自分を直視することが難しいので、客観的な視点はありがたい。

Vienna Phil's wise decision

Following a fierce battle, I've managed to secure a ticket for the Vienna Philharmonic Orchestra's Japan tour slated in November. 

The seat is in my favorite zone behind the stage where the audience are able to see the face of the conductor. Despite the proximity to the stage, tickets there are relatively cheap C or D, as opposed to S tickets that could exist dozens of rows away from the stage. I personally feel that the "P" seats in that zone at the Suntory Hall, the venue of the concert, are quite cost effective. 

I had known that people registered at the Hall's website were entitled to purchase tickets earlier than others from 10:00 am today. I wrote that down in my diary, but somehow remembered that at nearly 11:00 am. 

"Oh no..." I rushed to the website, only to find all tickets had been sold. Then I refreshed the page over and over again in a slight hope that somebody might cancel their tickets for some reason. After a number of attempts, I found a seat that became available in the P area and immediately got it.

Back in 1999, I saw Vienna Phil perform at the Carnegie Hall in New York. They played my all-time favorite piece, Brahms's fourth symphony. I could see they were one of the top two orchestras in the world along with Berlin Phil and appreciated the sophisticated presentation of the music. That being said, I also thought it was a bit too upbeat for the piece which consists of a lot of in-depth intricacies; they make the masterpiece profoundly deep and as a result inherently dark.

Because Brahms had felt pressured to produce something else than Beethoven did, he took a decade to compose his first symphony. Seeking relief from the tremendous stress after finishing writing it, he went on a holiday in a mountain resort in Austria; there he was inspired by the beautiful nature to write up the second symphony within only two months. It reflects the pleasant spring time representing his optimism, making a sharp contrast with his fourth and last symphony.

From the concert in New York, I intuitively thought that Vienna Phil should be much better at cheerful music, and I am very glad they have chosen the piece which I believe is best suited of all the Brahms's work for the world class orchestra in their upcoming Japan tour.

I very much look forward to listening to Vienna Phil's performance of Brahms Symphony No.2 from my favorite seat.

2018年4月20日金曜日

"Next time" is now

A colleague left us after nearly three decades of dedicated service. At a farewell, she remarked:

"I was always busy, busy, busy...when I learned how to wear kimono, friends in the same class suggested us to go to Asakusa wearing kimono, but I always said 'I'm busy, next time!' Then I forgot how to wear kimono...Now I won't say 'next time' anymore; now is the time to do what I had missed."

People often ask those who retire a bit early what they would do, but I guess this colleague nicely summarized the point. Right now I'm lucky that I'm paid by thoroughly enjoying what I do, but I do understand what she had to say. 

Work inevitably involves ups and downs; and earning money is a serious business. Then if you look at Hotel Okura, it is full of bourgeois ladies who wear nice dresses, chat and giggle over afternoon tea. 

By contrast, we follow ever-changing regulations and policies; take all the trainings on cyber security; harassment awareness; and travel arrangement; receive complaints; field questions from people including a few nutsy ones.

I celebrate my colleague's decision and wish her luck with the "next time."

2018年4月9日月曜日

別荘を持つメリット・デメリット

  あるネット掲示板でアラサーの独身女性が「軽井沢で安く売り出されている別荘をキャッシュで買いたいが、どう思うか」という相談をしている。

 年1・2回しか行く予定がないらしく、この例はさすがにコスパが悪すぎるとは思う。大半の回答は維持費や手間を考慮してやめろというものだ。

 別荘に限った話ではないが、一戸建てのメインテナンスは金銭面のみならず予想以上の手間隙がかかる。屋根、外壁、水道管、水周りのリフォーム、庭の木など次から次へと手入れや修理が必要となる。風通しや布団干し、庭の手入れは最低でも月1回、夏場は2~3回はする必要があり、自分でできなければ管理会社に委託して別途費用がかかる。

 複数の業者を呼んで作業内容を尋ねると、同じ問題にもかかわらず解決方法やコストが見事に千差万別である。一体誰を信じていいのかわからず、結局は素人の自分が警察官のように徹底的に尋問して矛盾点やおかしな点がないかを洗い出し、最終的に予算と相談したうえで自分で判断するしかない。

 こうした仕事のような作業のため週末がつぶれる。お金持ちなら執事を雇ってお終いなのだろうが、 そうした富裕層は総人口の0.01%もいないだろう。

 だが別荘にはホテルとは別物のメリットがある。件の掲示板では少数だが賛成意見もあった。「独身を貫き自由に生きたいとなると、別荘は心の拠り所となり仕事の励みにもなる。別荘があれば夫なんて要らないかな」「別荘とホテルを同列に扱うのは間違っている。別荘はカタログ的な華やかさとは無縁、自然や自分の内面と向き合う場だ」

 長いこと人生をやっていると人間不信に陥ることもある。多くの人々は結婚して子供を持ち家庭中心の生活になり、独身者とは価値観や生活のペースが変わる。昔は100%理解しあえた友達でも、それが永遠に続くわけではない。

 頑張って働いてある程度の結果を出せば、肩書から〇〇ができるに違いないと妄想して近づいてくる人々もいる。親戚や旧友からもそうした扱いを受けるとげんなりする。国家から税収入のターゲットにされるのは言うまでもない。

 そうした中、独身のプロフェッショナルこそ別荘を持つ意味がある。

  仕事場から物理的に距離を置くことで、日常生活から完全なブレイクを取ることができる。ホテルはチェックアウトの時間に縛られ、所有物は全て持ち帰なければならず、気に入った部屋でも翌日は他人のものだ。別荘には自分の都合に合わせて予約なしにいつでも戻ってくることができる。 

  親から戦争体験を聞いて育った感覚では、不安定な国際情勢で戦争になれば狙われるのは都心部であり、いつでも避難できる場があるのは安心材料にもなる。

  草取りは大変でも、ひょっこり現れるカマキリや防草シートを突き破って生えてくる雑草と出会い、自分は一人ではないと実感する。こうした生物は口八丁手八丁の業者、他人にたかることばかり考えている手合い、価値観が変わり話のかみ合わなくなった友達、心変わりしつつあることを隠すために見え透いたウソをつく交際相手、的外れなライバル心に燃えてマウンティングしてくる知己ではない。

 ここまで厭世的でなくても、世の中のペットブームには多少なりともこうした感覚があるのだと思う。自然環境の豊かな別荘では、敷地内の全ての生物が自分を癒してくれる放し飼いのペットなのだ。

2018年4月2日月曜日

Japan's "B-class" gourmet diners provide Super-A taste

"Life can be wonderful if you’re not afraid of it. All it takes is courage, imagination…and a little dough", said Charlie Chaplin.

I generally agree, and would like to add that a good amount of dough certainly leverages courage and imagination. That's why rich parents send their children to good school.

If you live in a country that values cost performance, you're very lucky, too. 

In that sense, I feel absolutely privileged living in Japan regarding food. I guess that is because people have infinite energy to pursue tasty food; somewhat similar to English people's passion for their "castle", i.e., home.

When I lived in London, I noticed many TV programs on properties. In Japan, we have many TV programs on good restaurants of reasonable prices.

I love what we call B-class gourmet diners which offer affordable but tasty casual food. These kinds of chains provide super A-class taste in a systematic manner. One example is Takoyaki, fried octopus dough ball in the same size as a golf ball.

Of all the Takoyaki shops that I know, Gindaco, a relatively new chain established in Eastern Japan in 1997, is the best. For the excellent cost performance, they have prevailed in Asia and beyond. I have not observed comparable foreign food chains that succeed in Japan.

As such, Japanese B-class gourmet diners are the trend setter that captures the heart of the growing middle class in Asia, particularly China; Hong Kong; and Thailand.

2018年3月26日月曜日

Brief visitors on Tokyo (1)

I was born and grew up in Tokyo, so did my father. My entire family have lived in the greater metropolitan area, so I have a good sense of Tokyo and how it is positioned there.

From that long-term perspective, let me try briefing people new to Tokyo on the city.

As one can see, Tokyo has many rails run by different companies. JR is the most prestigious and authoritative; other lines are below that, even Toyoko Line which is considered the poshest among them.   

The Yamanote Line and Chuo Line -- as sung in the commercial of Yodobashi Camera "Circlular and green Yamanote Line; going across the center of the circle is Chuo Line" -- are the central nerve of Tokyo and the most important of all JR lines.
Because of this structure, there are only three stations that have both Yamanote and Chuo Lines: Tokyo; Kanda; and Shinjuku and stations. Tokyo Station is the terminal that includes long distant lines going to other parts of Japan. Shinjuku has the world's largest number of users each day (3.47 million). 

Inside the Yamanote Line is premium in terms of real estate value. Within that area, three districts ("ku" -- there are 23 districts in Tokyo, comparable to 20 districts in Paris) namely Chiyoda; Minato; and Chuo are the very heart of central Tokyo. 

Now, one needs to be a bit careful about Minato-ku as it technically includes Konan meaning southern part of port, which is located in the landfill along the Tokyo Bay. The area has warehouses and incinerators, and people separate it from prominent areas in Minato-ku such as Akasaka (meaning red slope); Aoyama (blue mountain); and Roppongi (six trees.) 

As their names indicate, these areas are hilly, and the top of the hills is more upper class than the foot of the hills.

2018年3月22日木曜日

不眠症の特効薬

 不眠症や睡眠障害に悩む現代人は多い。コマーシャルやテレビショッピングでは快適な睡眠を促す枕やマットレスは定番商品となり、書店には睡眠に関する本が並ぶ。スマホで睡眠の質をモニターできるアプリもある。

 私は疲れているのについ考えごとをして眠れなくなる一方、昼食後の会議では睡魔との闘いに苦労することもある。

 では夜寝る前に会議のような状況を作り出せば眠れるのではないか。

 そう思ってYouTubeで講演を検索し、かけっぱなしにして寝床に就くことも多い。ここで注意すべきポイントは、あまり頻繁にコマーシャルが挟まっていないビデオを選び、自動再生をオフにすることだ(←ココ重要)。 検索機能で20分以上を選択し、できれば40~50分程度の講演やインタビュー番組がベスト。聞いているうちに寝てしまい、翌朝ビデオが終わっているのに気づく。

 自動再生をオンにしたままだと、往々にして右翼の座談会や深刻なドキュメンタリーなどが次々と再生され、変なコマーシャルも長々と続き、半分頭が起きたままうなされることになる。

 いずれにせよ、この方法の注意すべき点は、YouTubeに出てくる番組や講演は数的に保守系に偏っていることだ。ネトウヨという言葉はあるが、ネトサヨというのは聞いたことがない。左派の論客ももっとネットで講演活動をしてくれれば、日替わりで右左交互にするなどしてバランスが取れるのかもしれない。

2018年3月20日火曜日

外国人力士の日本語習得法

  証券会社で新たに私の担当になった営業マンが訪ねてきた。ユニークなキャリアの持ち主で、以前は相撲取りだったという。しかも外国出身で流暢な日本語を話す。複雑な金融商品の説明もわかりやすい。

 「外国人のお相撲さんって、なんで日本語がうまいんですか?」と尋ねると、意外なことに有名力士でも日本語学校に通った人はいないという。

  中卒ですぐに弟子入りし、同じグループには外国人は1人しか入れない規則がある。周囲と話す言語は日本語のみで、故郷には年1度しか帰れない。耳で日本語を聞いて真似することをひたすら続ける。読み書きは一切しない。この営業マンは怪我で相撲人生を断念し、大検を経て東京の有名私大を卒業、証券会社に就職した。大検や大学入試のため読み書きを初めて勉強したが、聞く・話す力との差が激しかった、と。

  私の英語学習は全く逆で、ネイティブの中に放り出されたのは社会人になり米国の大学院に留学した時だ。文法が大好きなので、つい「アメリカ人って思った以上に関係代名詞の継続用法を使うんだな」とか、いちいち分析していた。

  ネイティブの中に飛び込んで耳だけで覚える方法は大人にはあまり現実的でないが、確かにネイティブに囲まれて過ごしたり、ネットやテレビで英語環境を日常的に作るのは有益だと思う。感覚的には筋トレとか運動と似ている。

  私が思うに書く能力は別物で、訓練である程度は身につくが、最終的には才能によるところが大きい。村上春樹も「どうやったらうまく書けるようになりますか?」と聞かれて、才能がないとダメだと言っている。

2018年3月17日土曜日

自分の強みを知る

 「出張って何かかっこいい」と思われるかもしれないが、実際には出張が多い仕事って疲れることのほうが多いーーググッていて思わず言い得て妙な文言があった。

 このブログは転職や起業関連のサイトへの誘導で稼いでいるようだが、各コラムの前半部分は結構面白い。筆者は20代後半~30歳くらいの女性だろうか。最近の若者の考え方を窺い知ることができ、従来にはない働き方の実例を紹介していて興味深い。

 通勤電車、高圧的な上司、仕事の延長のような飲み会、調子が悪くても毎日オフィスへ行かなければならないといった辛さは我慢する必要がないし、むしろ自分の成長を阻害し生産性を低くする、と彼女は言う。

 「石の上にも3年という考え方は危険。仕事がイヤだと思いつつ優柔不断で辞められないのは時間の無駄。自分の好きなことだけを100%追求してお金を稼ぐ方法は、ITの発達によっていくらでも可能になった。時代の変化は激しく、辛い仕事にしがみついたところで近い将来その仕事がなくなっていることも大いに考えられる」

 私は自分の仕事自体はかなり好きだが、それに伴う組織政治や稟議過程が面倒臭くて辟易する。出張は面白いものの、あまり多いと疲れる。AIなど劇的な社会の変化、がんなどの成人病に倒れる同年代の同胞を見るに、今後の生き方を考える今日この頃だ。

 アメリカや中国と比べて日本はかなり出遅れているようだが、AirbnbやUberなど、持ち主さえ気づいていなかった自分の眠った資産を活用するビジネスは百花繚乱の様相を呈している。例えば、自分の得意分野について教えることができれば、ストアカというサイトに登録してすぐに個人授業を始めることができる。

 こうした状況の中、自分という人間の強みは何なのかをあらゆる観点から洗いだす作業をしてみるのは有効と思われる。

 そこで件のブログで紹介されていたリクナビの「グッドポイント診断」をやってみた。20分程度の質問事項に答え、18種類の人間の特性から自分の強みを診断するというものだ。当然リクナビの利用を促すのがサイトの目的だと思われ、そのため本人の自尊心をくすぐるような診断の書きっぷりが目立つが、当たっていると思う箇所もあり興味深い。

 私の結果は下記の内容となった(カッコ内は自分の感想)。

冷静沈着

あなたはいつも気持ちが安定しています。周りが盛り上がっているときにひとり冷静であることを楽しむ(楽しんでいるかわからないが、確かに子供の頃からそういった傾向があり、親からは「我関せず」だと怒られた)、そんな余裕もあるでしょう。自 分の感情を一定の状態に保つことができる人は多くないため、集団の中であなたの落ち着いた態度は際立ちます(確かに「落ち着いている」とよく言われる)。周りの人は、あなたと過ごす時間が長くなるほ ど、常にものごとを冷静にとらえることができるあなたの発言や判断を信頼するようになっていきます。中には、あなたのそばにいると自分も穏やかでいられる と感じる人もいるでしょう(これはどうだろう)。

 

親密性

あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません(その通りだと思うが、一方でLikedInは広く浅くネットワークを広げるツールとして活用している)。相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。

 

慎重性

あなたは物事を掘り下げて考え、先々のことまで見通しを立てながら、注意深く課 題を進めることができます。目指すもの・状態に対し想定されるリスクを洗い出し、それらを1つ1つ検討し、すべてについて安心できる状態を目指します(それはそうだな。石橋を叩いて渡る傾向はある。だが過去にはかなり大胆なこともやってきた)。も のごとを安易にとらえて軽率な判断を下すことは、決してありません。周囲の人は、そんなあなたの姿勢に対し信頼を寄せ、徐々に重要なものごとを任せるようになります。あなたはその信頼に応えるべく、より真摯に全力を尽くすでしょう。

 

悠然

あなたは常にゆったりと構え、じっくりと考えたり取り組んだりすることができま す。長い目でものごとをとらえ、あせらず気長に進めることが得意であり、目先の小さなことに気を取られて考えが変わるようなことはありません。特に将来の ことを考えるうえで、あなたの長期的な視点から生まれる発言や提案はとても参考になるでしょう。また、悠然とした態度には、周囲の人を落ち着かせ、「改めて考えてみよう・焦って決断してはいけない」と考えさせる効果があります。あなたの精神的なゆとりが、周りの人を落ち着かせるのです(どうですかね)。

 

独創性

「人と同じではつまらない」あなたはいつもそう考えています(それはそうだな。同僚とまったく同じことをやる意味はない。例え同じPosition Descriptionでも、具体的な仕事内容は自分の強みにフォーカスして差別化を図るべきだと思う。そうでないと組織全体のパフォーマンスも上がらないだろう)。あなたはオリジナ リティにこだわりをもち、仕事でもプライベートでも自身が納得できるかを重視します(そう、納得感がすごく重要)。あなたは、常識にとらわれず広い分野から情報を収集し、興味がある題 材が見つかると自分だったらどうするか必ず考えるなど、自身の独創性をより高める努力をし続けます(確かにこの努力はしている)。周囲の人はあなたのユニークな発想に魅力を感じ、次にあなたが創り出すものを楽しみに待っています(ありがたいことにボスもそういう反応だったので頑張らなくちゃ)。

2018年3月15日木曜日

「雑巾」という概念

 「いや、ワタシなんてまだ門前小僧で雑巾がけしてます」--入社10年以上になる知人が言う。もちろん額面通りに受け止めはしないが、この組織では20年、30年選手が当たり前で、これまでの歴史や習慣に関する知識や理解、英語で言うinstitutional memoryが重要視されることを物語る。

 雑巾という言葉は奥深く、いろいろな場面で使われる。

 世界に冠たる省エネ大国ニッポン、これ以上の温室効果ガス削減は「乾いた雑巾を絞るようだ」と産業界は言う。

 ボロ雑巾という言葉もある。ググッてみると、「ボロ雑巾のようになる」の意味は「疲労極致達し、力を発揮できなくなること」だという。言い得て妙だなと感じる。

 地球の反対側への長旅、時差、外国語によるコミュニケーション、文化の違う上司や同僚との会話、治安状況の異なる緊張感、野菜不足の食事を伴う出張。この疲労感はボロボロに擦り切れ、汚れた雑巾を彷彿とさせる。雑巾も新しく肉厚なうちは問題なく、洗って乾かしさえすればよい。あるいは元から頑強な雑巾も存在する。

 だが洗濯の繰り返しも永遠に続けられるものではなく、いつまで可能なのだろうか。

 擦り切れてきたボロ雑巾だからこそ、細かいホコリを吸着できるなど別の利点も出てくる。どうやって自分という雑巾を生かしていくか。体力勝負の雑巾がけではない仕事のやり方をつらつらと考えてみる。

JL007搭乗記

 おそらく私だけではないと思うが、エコノミークラスの長距離フライトは拷問でしかない。今回の出張ではビジネスクラスの予算を確保できていたが、さらなる承認プロセスに時間がかかり、その間にビジネスクラスは満席になってしまった。


  私のフライトは予定通りだったのだが、悪天候によって前日の便が翌日早朝に変更になり、多くの客が私のフライトに変更したためエコノミーも満席となった。ボストン発成田行きのJL007(なにげに、この便名が気に入っている)はアメリカン航空、マレーシア航空との合計3社のコードシェア便でもある。

 行きのデルタ航空は機内エンターテインメントが機能せず、お詫びとして5000マイルが加算された。結局は東海岸へ移動するフライトに自腹で8500マイルを使い、プレミアムエコノミーにアップグレードして消失してしまったのだが。。

 さてJALの機内エンターテインメントだが、さすが日系で客層は海外への関心や購買意欲の高いバブル世代をターゲットにしているのか、松田聖子特集、80年代ポップスなどが目立つ。しかしながらブチブチという音のかなり大きなノイズが伴い、これではノイズを聞いているのか、音楽を聴いているのかわからない。客室乗務員が4回もシステムをリセットしたが直らない。

 転んでもタダでは起きない私としては、当然デルタの対応を引き合いに出した。「ご参考までに行きの便でデルタはお詫びとして5000マイル加算しました。個人で即答できないかもしれませんが、上司と相談して会社としてどう対応するか検討してください」

 約2時間後、違う制服を着たベテランの乗務員が現れた。私よりも年上だろうか。真っ黒に日焼けしている。ハワイ便勤務の度に現地でマリンスポーツを楽しんでいるのだろうかと想像する。

 「誠に申し訳ございません。まったくお恥ずかしく、あってはならないことです。機長もシステムの不具合を調べておりますが、すぐに直る状況ではないようです。お詫びとして3750マイルまたは5000円相当のポイント(今後のJAL航空券、オークラなど提携ホテルで使用可能)のどちらがよろしいでしょうか?」
 
 さらには「このようなもので誠に申し訳ありませんが、もしよろしければこちらもお使いください」とエトロともう一種類のポーチも渡された。

 なんと、JALとエトロには忘れられない思い出がある。好景気の陰りが見え始めていた1992年、初めての海外出張でロンドンー成田間のビジネスクラス(ビッグベン・エキスプレスという名前がついていて、コースターなどもビッグベンのイラストで統一されていた)に乗ったときも、アメニティーの入ったポーチはエトロだったのだ。それが2~3年前にANAのビジネスクラスに乗った時はポーチすらなく、アメニティーも乗務員に頼まないと持ってこないという状況だった。

 思わず当時の話をしたらJALのベテラン乗務員は再び現れ、「よろしければお友達と召し上がってください」とシャンパン、日本酒、ウイスキーのミニボトル、おつまみセットなどの入った重い袋を持参し、割れないよう頭上の荷物入れにしっかりと納めた。

 相当うるさい客だと思われたのだろうか。というか実際うるさい客なのだが。。。「かえってお気遣いいただいてしまってすみません」と御礼を言った。

 件の年代物のエトロのポーチは使い続けて26年にもなるわけだが、こうして比べてみるとやはりバブル時代は品質のよい材料を使っているのがわかる(写真下)。ETROのロゴ部分の材質は牛皮と思われ、現在はプラスチックである。