2018年12月26日水曜日

都内夜景スポットを比較する

 東京タワー、東京スカイツリー、都庁など都内で夜景を楽しめるスポットは結構ある。

 地平線の彼方まで建物が密集した大都市圏を眺めていると、全てを失った戦後から見事に復興をとげ、経済活動を回している人々の勤勉さを実感する。

 六本木ヒルズ屋上のスカイデッキは、ガラス越しではなく生でこうした鼓動を実感できる。天気がよければ風を感じるのも心地よい。


 日本における高層ビル群の元祖といえば西新宿だ。京王プラザホテルに始まり、住友三角ビル、三井ビル、安田火災ビルが刑事ドラマ「太陽にほえろ!」の背景に登場する。今ではさらに増え、エンパイアステイトビルに似たNTTドコモも加わり、小さなマンハッタンのような様相を呈している。

 映画「ロスト・イン・トランスレーション」の舞台となったパークハイアット東京の41階にあるピークラウンジは、新宿のビル群を眺めるには最高の場所である。

 さらに奥のエレベーターで52階まで上ると、都庁ビルと黒いパンツスーツを着た女性が出迎える。

 ニューヨークバーでは夜8時以降は2700円(税込)のカバーチャージでジャズの生演奏を聴ける。45分演奏と30分休憩のサイクルを4回行う。司会を務めるベース、ピアノ、ボーカルは英語ネイティブで、ドラムスは日本人だった。「星に願いを」「イエスタデイ」など聞きやすい人気曲が中心。音楽を聴いてもいいし、話したければおしゃべりの邪魔にもならない。

 だが、ここは喫煙室と言ってもよいほど客はチェーンスモーカーの喫煙者だらけだ。シカゴから来たボーカルの喉のことなどお構いなし。数年前よりも喫煙者率は多くなっている感じがする。今後法律で禁煙または分煙が義務づけられ、店として対応を検討中とのことだ。

 先付けにやや多めのあられと豆菓子が来る。
  勤務時間外にもかかわらず自腹マーケティングで税・サ込3477円のロブスターロールを注文。パンは固く、冷凍ものでコスパの悪さは否めない。
  ノンアルコールビールと合わせて7534円。夜景のロケーション、2サイクル90分の音楽鑑賞、飲食の合計と考えれば妥当かもしれない。

 しかしながら、映画と同じシーンの写真撮影に来てはしゃぐ観光客、チェーンスモーカーの多さ、ウオッシュレットが機能していないトイレ、手を拭いた後の小さなタオルがシンクに置きっぱなし、といった点が気になる。残念なことに、もはや大切なお客様を連れてくる場所ではない。素敵なバーの今後の改善を期待したい。