2018年12月9日日曜日

あからさまな占いビジネス

 最近、神様が存在するとしか思えない出来事があった。個人では到底コントロールできない力があると思いつつ駅ビルを歩いていたら、占い師のコーナーを見かけた。

 そういえば占いなんて雑誌やネットの星占いを見る以外、20年以上やっていない。ちょっと話を聞いてみるのも面白いかもしれない。

 長いウエーブの黒髪でファンデーションを濃い目に塗り、度の弱い眼鏡をかけて痩せた中年女性の占い師が言う。今後2~3カ月の資産運用は慎重に。仕事・夫を司る星が2つも入っている。1つもない人も結構いる中、すごい。だから仕事に恵まれている。結婚運も強く、あなたが行動を取っていないだけ。子供の星は出ていない。頭脳明晰、健康で体力があり、不動産を持つ。

 ウーン。。。私は仕事の概要を話し、今後どうなるのか聞きたいと話したらそう言われた。そのやり取りだけで、占わなくても上記は類推できるかもしれない。

 しかも、その占い師は「だから婚活したほうがいい」と言い、公務員、証券会社、宇宙ビジネス、大手自動車メーカー、不動産業の人と縁がある、と。さらには「この相談所の人に是非電話してみて」と勧めてきた。

 これは占いではなく相談所の宣伝ではないのか。。。。具体的な業界は相談所に登録している人の勤務先なのではないのか? 私は結婚運について聞いていないし、今の生活を変えたいとも思っていない。あからさまな押し売りにやや驚いた。

 ポジティブに解釈すれば、第一印象で頭がよさそうに見え、自分では疲れ気味だと感じているが他人から見れば健康そうで、仕事に恵まれているように見える、ということなのかもしれない。それ自体は悪くないし、お金の運用に気をつけるべきだというのもわかる。

 初対面の人に第一印象を具体的に指摘されるチャンスは中々ないので、占いはそうした場ととらえることもできる。