2018年5月3日木曜日

ユルかった昭和時代

  財務省の事務次官やジャニーズの人気歌手による不適切な行為が問題となり、辞任や無期限の謹慎処分といった事態を招いている。

  報道内容だけを見れば、セクハラ発言や行為ではあるが、強姦や暴力という訳でもない。身に覚えがあり「えっ、ヤバイじゃん」と思うような男性もいるから報道が過熱するのかもしれない。

  そう考えてみると昭和はかなりユルかったなと思う。

  高校生の時、当時30歳の男性教師に数学の質問に行ったら、「かわいい子には入試の点数を教えちゃおう」とか言って、英語と理科が100点だと知った。理科はかなり簡単だったのであまり驚かなかったが、英語はどう考えても正解が2つある設問があり、すごく気になっていた。きちんと採点してくれたんだと知り、素直にうれしかった。

  教師は15歳の私からしてみれば相当なオジさんだし、当時はかわいいとか言われることに慣れていたのでまたかと思ったくらいだ。

  今だったら不適切な行動ということになるのかもしれない。

  正直、世の中に男女が混じっている限り、人間の本質から生じる不適切な行為を100%防ぐのは難しい。問題は権力を使って嫌がる相手に無理強いをすることだろう。日本の組織は官庁やマスコミを含めて管理職の大多数は男性なので、女性の意見や感じ方が重視されてこなかった。

  最近の出来事が、男女ともに気持ちよく過ごせる環境とは何かについて、多くの人が考えるきっかけになればよいと思う。