2018年10月13日土曜日

成功する転職のコツとは?

 銀行と言えば、少し前までは安定した一流就職先だったが、今ではすさまじい勢いで仕事がなくなっている。グローバル化で日本人も世界中の働き手が競争相手だ。

 この激変する世の中、一つの組織で一生を終えるのは、むしろ稀かもしれない。誰でも転職する可能性がある。

 では成功する転職とは何だろうか? ①自分自身がハッピーである ②地位・給料が上がるーーことだと私は思う。

 自分自身がハッピーであるためには、自分が何をやりたいのかを知り、それをできる職場を選ぶことだ。医師、弁護士、会計士といった専門職だけでなく、サラリーマンも専門分野や特技を極める。あれもこれもと欲張らず、一つの特技に特化して世界でトップクラスの実力をつける。

 地位・給料が上がる転職でなければ、やる意味がない。 職場が変われば、備品の場所の確認から業務内容まで、一からやり方を覚えなければならない。権限が拡大したり、給料が上がらなければ、そうした手間隙は見合わない。

 20~30代の比較的若いうちは特に、なるべく知名度の高い組織を選ぶ。世界的に有名で誰からも尊敬されている組織を目指す。そこには有能な上司、同僚がいる可能性が高く、履歴書で目立つ輝かしい2~3行を加えることができ、次のステップにつながる。

 どんな勤務評定がほしいのか考えて、その結果を手に入れるために必要と思われる行動をする。このプロセスにおいて上司と良好な関係を保つのは当たり前で、上司と喧嘩するのはあり得ない。
 
 将来的に次のステップに進む際にカバーレターに盛り込む内容をあらかじめ具体的に考え、それを行動に移す。もっと言えば、内容をサポートする推薦状を書いてもらうため、そうした印象を推薦者に残す言動を取る。

 相手におもねたり、お菓子を買ってきて配るといったことではない。むしろ、大きな組織であれば、 様々なルールが書面化されているので、そうした書類を熟読し、組織として正しい行動を取る。さらには今の組織に足りない点、向上すべき点を発見し、よりよい組織にするための仕事を上司と確認しながら進める。

 女を使う、男を使うということではなく、上司・同僚が異性であれば、異性の心理や感情、行動パターンを勉強する。アマゾンでレビューの高い恋愛本、YouTubeの情報発信者をチェックし、異性の特徴を理解すれば、的外れで不必要な行動や心配を最小化できる。 私の個人的なお勧めは"Why Men Love Bitches: From Doormat to Dreamgirl -- A Woman's Guide to Holding Her Own in a Relationship"という本だ。逆に、国会中継で左翼が自民党を問い詰めるような雰囲気はやめたほうがよい。

 転職先の雰囲気や習慣が想像と違った、ということも珍しくはない。むしろ、以前の職場のよさが今さらながら思い出されることも、「転職あるある」の一つだ。そうした場合でも、要するに自分は何がしたいのか、そのためにどうすればよいのかに集中する。完璧な職場はなく、A職場とB職場を比べて批評家になったところで時間の無駄である。

 個人生活でも自分の身の回りのサービスをお願いする人々、例えば、美容師、主治医、マッサージ師は腕の高い実力者を厳選する。そして彼らの仕事のなにが優れているのか、どうやって彼らはそうした高い専門性を身につけてきたのか、会話や雰囲気の中から学び取る。