11月に入っても暖かい日が続いていたが、来週はついに最低気温が一桁になるらしい。
コートが活躍する季節である。
かれこれ同じコートを四半世紀も着ている。仕事でM物産に行ったついでにビル内のブティックに立ち寄り、ファミリーセールの案内をもらって買ったものだ。国籍を問わず多くの友人にほめられ、これだけ着ているのに、あまりくたびれていない。
もっと寒い場合には、コムデギャルソンの分厚いロングコートにするが、裏地がボロボロになっている。あまり寒くなければ、ベネトンのダッフルコート風のものがあるが、こちらも気がついたら、あちこち裏地が切れていた。
会議やパーティーなどでコートを脱ぎ、ほかの参加者のコートと一緒に一箇所に並べておくことは多い。コートの値段はピンキリで、そこで一瞬にして何かが語られる。
素敵なスーツで決めている男性が意外にも庶民的なコートだと、いわゆる勝ち組エリートの雰囲気はない。むしろ別にお金のかかる要素が生活の中にあり、そのためにできるだけ抑えるところは抑えているのだろう。だが根本的なレベルではかなり品がよく、わざわざブランド物のコートで自己顕示する必要がないのかもしれない。
また同じコートを着ていると思われるかも知れないが、とりあえず今年も同じで行けば、エコなライフスタイルという言い方もできる。