2022年1月16日日曜日

大学入学共通テスト 殺人未遂・放火事件

 大学入学共通テストの初日、会場の東大前で3人が通り魔に遭った。最寄駅では放火の跡も見つかった。

 犯人は名古屋の東海高校2年の男子生徒。東大理IIIを目指していたが成績がふるわず、誰でもいいから殺して自殺するつもりだったという。だが実際には、現場でボーっとしていたところを警察官に現行犯逮捕された。

 最近、気が狂った男による犯罪が立て続けに起きている。男性蔑視というわけではないが、理解不能な凶悪犯は圧倒的に男が多い。

 犯人の少年にとって人生とは、東大卒の医者か犯罪者の二択だった。あまりにも視野が狭く極端な考えであり、ほとんどの日本人はこれ以外の道を歩んでいることに気づきもしなかったのか。いったい、どのような家庭教育を受けたのだろうか。

 父親は弁護士を通じて謝罪文を発表した。こんなに早く弁護士に依頼するとは、自己防衛に長けた人物にも思える。弁護士の助言なのか、今では少年は黙秘しているという。

 名古屋在住ということは、父親の職業は東大教授や東大病院勤務ではないのだろう。ゲンダイによると私立大学の事務職員らしい。東大というブランドがアイドルのように一人歩きして、思い込みの激しいストーカーになってしまったのか。
 
 世界に目を向ければ、東大よりランクの高い大学はたくさんある。本当に地頭がよく商才に長けた人は、大学に行かず起業などで成功する。

 もちろん東大は総合大学として日本で最も偏差値が高い。東大出身の仕事仲間や友人・知人は真面目で頭がよく、善良な人がほとんどだ。なのでディスるつもりはないが、こんな現実もある。

 東大医学部卒の東大教授を知っているが、二重人格で表向きは優しそうでありながら、実際には製薬会社と癒着して患者を本気で治さず治療費を巻き上げる守銭奴のような人物だ。PCを使いこなせず、自分が処方した薬に関する最新論文の検索もできない。Zoom会議をするのも一苦労。それでも東大教授という椅子に座っているのは、なにか特別なコネがあるのだろう。

 ホリエモンも言っていたが、東大はお坊ちゃまの既得権益の世界であり、コネを持たない地方の秀才は疎外され、東大に行きさえすれば人生が拓けると勘違いしている。特に医学部は首都圏、財閥、家柄といった能力とは直接関係のない要素が出世に作用する。こうした事実を知らず視野狭窄に陥った地方出身者はいずれ幻滅し、もっとドロドロした犯罪に手を染めていた可能性もある。

 良くも悪くも、少しでも現実を知っていれば、そうしたバカバカしさを含む組織のために、自分どころか他人の命まで巻き込むなどという、狂気の沙汰には至らなかったと思う。