2023年10月8日日曜日

50代半ばの人生模様

 10月に入って酷暑も去り、過ごしやすい季節となった。

 こうした時期の服装は個人差が激しい。旅行で訪れた初秋のパリは何でもアリだった光景を思い出す。半袖Tシャツ、革ジャン、セーター、コートなどww。

 人生で言えば、50代半ばこんな感じだ。人によって全く違う。

 仕事仲間や友人・知人など、コロナ禍もあってしばらく会っていなかった人たちはどうしているだろうと思い、たまに名前を検索してみる。離婚して苗字が元に戻り、驚くような出世街道を走っている人、地道な努力で長年の夢を叶えた人もいて、すごいな~~と感心する。新聞の人事欄、メディア記事、インタビューなどでわかる有名人たちだ。

 そうかと思うと、早世した人もちらほらいて、ええっ。。と絶句する。元上司、元同僚、お世話になった美容師、医師など。すごく頑張っていた印象の方々であり、あまり無理するのはよくないのかなと思いつつ、上記のセレブたちもメチャクチャ勤勉である。努力も重要だが、ヒトの根本的なエネルギーレベルは先天的な要素も大きいのだろう。

 体力差もさることながら、価値観や考え方も、50代半ば以降では個人差が大きい。

 人生100年時代とは言え、90代まで元気な人は少数派であり、平均寿命を考えると、あと30年前後かなと計算する。それまでの間に何をやりたいかは、まさに千差万別である。

 私の場合、以前は親や先生、上司からの評価をかなり気にしていた。こうした人々の命令、価値観、ガイダンスをもとに、いかにいい成績を上げるかにエネルギーを注いでいた。

 だが今では両親は他界、学校や職場からも離れ、上に立つ人々はいない。なんでも自分で決められるし、そうするしかない😂 

 そうなってくると、いかに過去の自分はあやつり人形であり、そうした人形の内部に存在する声を抑えるべく生きてきたのかを思い知る。そう感じた次の瞬間、どうせ学校に行かなきゃいけないなら、いい成績を上げるに越したことはない、そうすれば親や先生からあ~だこ~だ言われることもないと、姉を見ながら10歳の時点で悟りを開いた、つまり自らの意思でそうしたのだと思い出すww。

 とは言いながら、もっと自由奔放に遊んだり、アイドルを追っかけたり、せっかく美少女だったんだから、それを生かしてもっとお洒落を楽しんだりすればよかったよね、とも思うwww。

 民主主義の日本で完全な自由を手に入れた現在、埋め合わせをするかのように、タイガースの推し活に注力している。お洒落に関して言えば、私は絶対に認知症になりたくないので、アルツハイマーの原因とも言われるアルミニウムを含む化粧品は使わないが、思いっきりメイクするのが好きな人ももちろんいるし、お好きにすればいいと思う。

 どんな装いでも自分に合ったものでOK、そんな季節を楽しもうじゃないか😊

2023年10月6日金曜日

タイガース優勝グッズ販売にみる、大阪の商魂

  先日は今季最後の公式戦を観戦。万全の勝ちパターンのはずが、まさかのサヨナラ負けだったものの、とにかく今年は余裕でリーグ優勝を果たした。

 あまりにも早く優勝が決まったため、球団側は関連グッズの販売が間に合わず、発売開始日の阪神百貨店梅田本店には早朝から2800人もの長蛇の列ができた。東京では京王百貨店5Fに入っているタイガースショップ、阪神戦の日に神宮に出るテント型店舗でも行列だったため、タイガースショップのオンライン販売で品定めをすることにした。

 そこで関東とは一味違う、大阪商人とは何かを窺い知ることができた。とにかく売上増のための戦略が半端ない😂

①優勝グッズとその他のタイガースグッズは同時注文できない

 タイガースショップのサイトに行くと、まず優勝記念グッズの特別サイトのポップアップが全面に出てくる。とりあえずポップアップをクリックすると、注意書きとして「優勝グッズのグループAとグループBは一緒に注文できない」とある。グループAが何なのかは不明だが、いずれにせよグループAは完売となっている。ここで客は「ううっ、早く買わないと。。」とあせりを感じる。

 さらには優勝グッズとその他のタイガースグッズも同時購入できない。このサイトでは通常、購入金額が5500円以上で送料無料となるが、優勝グッズだけで5500円以上買わないと送料(東京まで750円)がかかる、ということだ。

②優勝記念DVDは受注生産、ほかの優勝グッズとは別売

 さらに優勝グッズでありながら、記念DVD(5500円)はその他の優勝グッズとも同時購入できない😂 チーム密着の広報担当が撮影した映像、球団独自のコネを活用したインタビューなどが期待でき、タオル(1500円)やマグカップ(1350円)も一緒に買えば余裕で送料無料になるな~~という発想が見事に打ち砕かれる。ただ、この時代にブルーレイや4Kではなく、なぜDVDなのかは疑問が残る。

③260万円超の純金小判

 優勝グッズの中でも目を見張るのは、2,618,000円の純金小判😂 こうした商品が販売されているということは、相応のニーズがあるということだろう。ゴールドの価格は過去数年で右肩上がりを続ける高騰ぶりで、これにタイガース優勝のプレミアムがつけば、今後さらに高価格での転売が可能なのかもしれない。

関西の階級社会を生かす大阪商人

 関西には全国的に突出したお金持ちが存在する。芦屋の六麓荘、京都の老舗など。日本は全体として「ふつう」「みんなと同じ」といった概念が好まれるが、関西はやや違う。お金持ちと庶民の差が歴然とした階級社会であり、それを前提として物事が回っている。

 例えば、甲子園球場のグラウンドに近い前列席は年間契約者で占められ、公式サイトでチケットを買うことはできない。おそらく年間契約者は仕事や用事で忙しく、試合開始前に到着というよりは、2~3回以降にようやく現れる人も多い。このため甲子園の内野席は他球場と比べて、試合中に通路を歩いている人がたくさんいる。その一方で外野席は早々と埋まり、スタメン発表から大声援を送り続ける。

 もちろん外野席のチケットを試合ごとに買うほうが、プレミアム席を年間契約で押さえるよりはるかに安上がりだ。こうして外野=庶民による声援、バックネット裏や最前列に近い内野席=富裕層がお金を落とす、という役割分担ができている。東京ドームでも似た構図はあるが、神宮や横浜はそこまであからさまではない。

 ほかにも関西特有の階級社会を感じる場面として、甲子園球場の最寄駅である阪神電車の甲子園駅はきれいに整備されていたが、梅田から特急で一駅前の尼崎駅ではゴミ箱がかなり錆びついていた。少なくとも東京では、JR東日本や地下鉄、私鉄でも、どの駅もゴミ箱を含めこぎれいに管理されている。

 阪神タイガースは観客動員数で全国トップの人気球団であり、昨年は3位だったが営業利益は前年比倍増の74億円。今年は5月からコロナ規制もインフル扱いで大声援も戻り、見事優勝も達成したので、さらなる増益になるのは間違いない。

 このように爆益を上げながら、球団のコスト意識は徹底している。岡田監督自身も「そんなにもらってへん」と発言したように、年収1億円は少ないという印象だ。ただ今年は優勝したので、来年は年俸アップはあるだろう。

 今年の夏にはタイガースグッズやイベントを企画する契約社員を募集していたが、月収20万円台+ボーナスと初任給なみ。阪神ファンなら喉から手が出るほど魅力的な仕事だが、まさにそこを突いたやりがい搾取とも言える。

 商魂たくましいタイガースではあるが、チームを代表するマスコットのトラッキーやチアガールの向く方向、打点を上げた選手が次の回の守備位置から帽子を脱いで深々とおじぎをする先は、ライトスタンドである。

 経済的には底辺に位置するファンにこそ、最大限の礼を尽くす。そこに大阪商人の哲学を感じる。

2023年9月19日火曜日

驚愕の75歳 五木ひろしの変わらぬ歌声❣

 7月に郷ひろみ(67)のパワーと若さあふれるコンサートに圧倒され、さらに年上の大御所はどうなのだろうと思った。

 そこで真っ先に五木ひろしが思い浮かび、ググったところ9月に渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)で公演の予定があり、前から9列目中央のいい席があったので速攻でチケットをゲット。まだ残暑の厳しい中、昨日コンサートに行ってきた。

 今年デビュー59周年、75歳。初めて生のステージを体験したが、声質は20代の頃から変わらず、テレビで見るよりはるかに迫力があった。ささやくように歌う場面も自然な声量があり、サビの部分ではマイクを口元から50センチくらい離しても十分に聞こえてくる。

 この状態のまま、なんと59周年を記念して、この時代に歌われてきた流行歌59曲をメドレーで休みなしで歌い続けたのだ。「あゝ上野駅」から始まり、美空ひばりや石原裕次郎などのヒット曲をカバー、当時のドーナツ版写真が背景に映し出される。「およげ!たいやきくん」「だんご3兄弟」などの瞬間的な大ヒット曲、ピンクレディー、西城秀樹、中森明菜、松田聖子、安室奈美恵などなど。ジャニーズ系はあるのかな~~と思っていたら、SMAPの「世界に一つだけの花」だけ登場。最後はご本人の2023年3月発売「時は流れて」で締めくくった。

 五木ひろし自身が全てを選曲、スタッフが編曲して1時間におさめた。懐かしい曲を聴きつつ、当時が瞬時によみがえり、往年のスターや一発屋で終わった歌手を思うと、半世紀以上に亘り歌謡界の重鎮として活動することの凄さを実感する。

 この大メドレーが第一部、15分の休憩をはさみ第二部では持ち歌を披露という構成。琴の生演奏による「長良川艶歌」、ドライアイスの白い煙が流れる中を「夜空」「千曲川」「契り」といった馴染みのある曲が続き、ご本人のギター弾き語りで「よこはま・たそがれ」「おまえとふたり」など全16曲、なんと75歳の年齢に合わせて全75曲を歌い上げた。本名・松山数夫にちなんで数合わせをしたのだろうか。

 ステージ上では水を飲むこともなく、第二部の最後はファンへの感謝を伝えるメッセージソングで合計2時間半に亘るコンサートはお開きとなった。この間、声の衰えを感じさせることは全くなかった。

 あまりにも自然で本当に変わらない歌声なので「作詞・作曲していただいた先生方は旅立たれ、私は1年でも長く歌い続けていくのが使命だと思っております」といった内容のトークもシュールですらある。

 思わずポール・マッカートニーが頭に浮かんだ。2015年、当時72歳のポールが東京ドームで開催したコンサートでは「ああ、やっぱりこの年になると高音は苦しいね。それでも日本まで来て長丁場の公演はスゴイ」といった感想だった。

 メチャクチャ難しいことでも、あまりにも難なくクリアしてしまうがゆえに、かえって本来あるべき高評価には至らない仕事人は存在する。五木ひろしはそんな一人という感じがする。

 いずれにせよエイジレスの時代、なんでもやりたいことをサクッとやればいいじゃん。そう思わせてくれた五木ひろしさんのコンサートでした❣

2023年9月15日金曜日

阪神タイガース優勝❣に思う

 子供の頃から長年のファンである阪神タイガースがリーグ優勝を果たした。

 この瞬間をネット配信DAZNで見たとき、中継アナウンサーは叫んだ。「タイガースファンの皆さん、ほっぺたをつねってください❕夢じゃありません❣現実です❣❣」

 それほど長く18年ぶり、1935年の球団設立以来6度目のリーグ優勝を祝い、岡田監督は6回宙に舞った。

 あまりにもシュールで言葉を失った。そして決まった瞬間の岡田監督の笑顔、大山選手の号泣に私も涙が出てきた。


 Xデーは最短で9月14日と言われていたが、まさかこの日に決まるとは。。アレの瞬間はやはり見たかったので、チケットのチェックはしていた。公式サイトは完売、個人の売買サイトではネット裏で60万円、外野でも20万~50万円もの値段がついていたが、夕方までに完売だった。

 少し前までネット裏飲食つきの席が5万円で出ていて「どうしようかな~~、まだ暑いしな~~、この日に決まると確定しているわけじゃないしな~~、巨人戦で決まらないかもしれないし、そしたら広島まで足を延ばすべきかな~~」と考えているうち、あれよあれよという間に決まってしまった😂。

 18年も待たされ、日本一はわずか1回(1985年)という球団のスピード優勝ぶりには驚いた😂😻。

 ここで私のいつもの妙に冷静な部分が頭をもたげた。

 甲子園に行ってみるとわかるが、神宮や横浜よりはるかに大きく、徹底的にタイガース主役を貫いた球場であり、地元ファンのみならず全国に虎党は存在する。

 この伝統ある人気球団の優勝回数がこれほど少ないのは、どうしてなのか。

 前回の優勝を決めたのも岡田監督であり、もっと早く岡田氏が就任していれば18年もかかることはなかったとも思える。もちろん選手のラインナップや状態も大いに関係しているが、実際にプロの試合を見ると、どのチームも選手の力は拮抗している。首位独走の阪神と最下位の中日の対戦でも、どちらかが一方的に点を取り続けることはない。二桁得点で圧勝という試合もなくはないが、かなり稀である。

 そんなことをつらつら考えながらネット検索をしていくと、GHQの3S政策に目が留まった。敗戦国の国民が政治に関心を持って立ち上がらないよう、Screen+Sports+Sexへと目をそらせる、というもの。たしかに戦後は米国映画が流行り、プロ野球が盛り上がり、風俗産業は法律で守られている。

 ふつうに考えて巨人が9年連続日本一というのも、ドラフト制度が正常に機能して各球団にまともな監督が就任していると考えれば、やや不思議な感じはする。

 その直感を裏づけるかのように、今年3月に東京ドームで観戦した際に「八百長は禁止されております」といった内容のアナウンスが流れた。全く八百長が存在しなければ、そもそもこのような注意喚起はないだろう😂。

 そうなってくるとタイガースがこれほど優勝から遠ざかっていながら、今年になってスピード優勝したのも八百長なのだろうか。

 阪神ナインの歓喜ぶりを見れば、試合への取り組みは真剣だと思う。ただ、これだけITやAI技術が進化するなか、いまだにストライクゾーンはアンパイアの主観で決まる。アウトかセーフかもリクエスト制度はあるものの、最終的には審判次第。どうにも時代錯誤の感じが否めず、勝負の行方をある程度コントロールするのは可能な制度となっている。

 来年には大阪万博が開催される。統合型リゾート(IR)を政府が認定、2029年秋にも国内初のカジノ施設が大阪に誕生する。権力者の視点で言えば、関西に関心が向いて訪れる人々が増えてほしい。2024年は甲子園開業100年の節目の年でもあり、タイガースが連覇となればメチャクチャ盛り上がるだろう。

 アンパイア制度以上に監督人事はコントロール可能であり、このタイミングで名将が出てきたのも、関西を盛り上げるという大きな計画の一部なのだろうか。

 いずれにせよ、タイガースファンとしては阪神が勝つことはもちろん大歓迎である。応援するチームが勝って歓喜する姿を見て勇気やエネルギーをもらっている。3Sだろうが何だろうが、タイガース爆走は喜ばしい。

2023年8月4日金曜日

著書から読み解く 郷ひろみ・若さの理由

 先週、郷ひろみのコンサートで最高のパフォーマンスに圧倒され、67歳にしてますますパワーアップする姿に驚嘆した。若さの秘訣は9時間睡眠という話だったが、ほかに何があるのだろうか。

 それを知る手がかりとして、以下の本を読んでみた。

・「黄金の60代」(郷ひろみによる雑誌エッセーの文庫化)
・「愛される理由」(二谷友里恵著、郷ひろみとの出会い~結婚生活の前半部分)
・「ダディ」(郷ひろみ著、最初の妻・二谷友里恵との出会い~離婚)
・「」(二谷友里恵による「ダディ」への訂正・反論)

 気になる部分はアンダーラインを引いて熟読、それ以外はざっと目を通してわかったことをまとめてみたい(私の解釈を含む)。

中高年を充実させる人生戦略
・よく「ひろみさんは変わらない」と言われるが、実際には変わり続けている。デビュー当時、一般家庭にはビデオデッキもなかった。時代の流れにどうにか食らいついていき、トレンドを感じ取ることで「変わらない」と映るのだろう。過去の自分や栄光にすがり、自分を変えられないと思ってしまえば「ひろみも変わったよね」となるのだ。

・30代までが若く、40代以降は若くないとして、80代以上まで生きるとすれば、人生の6割以上は若くない時期を過ごす。そこを充実させていく以外に人生を謳歌し、満ち足りたものにする方法はない。

・黄金の60代を迎えるため50代で酒をやめ(タバコは24歳でやめている)、最も自分に足りないと痛感していたこと=歌い方のテクニックを学ぶために、40代後半でニューヨークに留学。ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンを育てた先生に週1でレッスンを受け、自主練習を重ねて、3年経ったときに自分の納得できる発声をついに手に入れた。

・1年のうち1カ月は海外で過ごす。自分の感性の赴くまま充電する時間は種をまくようなもの。それがやがて大きな花を咲かせる。

・週1冊のペースで小説を読む。活字から頭の中で情景や体験を構築する作業は、歌唱やステージ構成を考えるうえで非常に役に立つ。テレビはほとんど見ない(!)ので、ほかの出演者が誰なのかわからないことも。紅白歌合戦でSPEEDのメンバーから挨拶され、児童合唱団かと思ったww。

徹底的な自己管理と仕事優先
・コンサートや仕事相手とのゴルフの前日は、確実に熟睡できるようアイマスクと耳栓をして寝る。妻の友里恵(当時)が夜中に急病で救急車を呼んだときも「どうしたの」と言っただけで寝続けた。

・国鉄職員の父を持ち、時間厳守は徹底。約束の10~20分前には現地に到着する。このため上記の件では「救急外来の診察を終えてタクシーがつかまらないので、車で迎えにきてほしい」と妻から電話があったときも断った。

奔放な女性関係
・ひろみは友里恵と離婚した理由を「僕が数人の女性と肉体関係を持ったから」としているが、友里恵いわく「数人ではなく数十人か数百人」で彼女の友人や子供の知っている女性も含まれる。

・妻の不在中には自宅に女性を招いて関係を持った。生まれたばかりの次女のベッドが置いてあった部屋でも行われ、週刊現代に暴露された。ひろみは友里恵にばれないよう、彼女が行きそうな場所(美容室、エステ、人間ドックなど)に同週刊誌があれば持ち去り、近隣の書店や売店に置いてある分は全て買い占めるようマネージャーに指示した。

・松田聖子は神田正輝と婚姻中、郷ひろみがホノルルマラソンに出る前の晩にホテルへ電話してきた。ひろみは彼女の声を覚えておらず「のりこ」と言われても、どこの「のりこ」なのかわからなかった。

・ドラマで共演した後藤久美子(当時20歳、ひろみは39歳)から打ち上げの会場で手を握られ、「お疲れさまの意味で」彼女を赤坂見附の店へ食事に誘った。友里恵には男性の仕事相手との打ち合わせだと嘘をついていたが、なぜか彼女は店に電話をしてきて「どういうこと」と問い詰めた。ゴクミは「またお会いできるといいですね」と立ち去り、半年後にアレジと事実婚になってしまった。

 いやはや、仕事や健康面ではものすごくストイックである一方、想像を絶するマイペースな生き方。このような実体験があればこそ、恋愛をテーマとした数々の歌にも説得力があるのだろうと納得しましたwww。

2023年7月28日金曜日

驚異の67歳 郷ひろみの若さに迫る❣

 YouTubeで西武ライオンズの動画を閲覧中、この動画が目にとまった。


 西武が東京ドームで公式戦を開催、郷ひろみが始球式と国家独唱、試合後のライブを行ったという。

 若い❕ お若い、とか若々しいではなく、若い❣❣ 迫力ある歌声とキレッキレの踊りで観衆を圧倒、歌い終わったあとは笑顔で手を振りながら球場を走って一周。。すごすぎる。これっていつの動画?と思ったら、なんと2カ月前❕ ますます驚愕、生で郷ひろみを見たくなった。

 チケットがわずかに残っていたコンサートは7月27日、会場はJR川越駅近くのウエスタ川越のみで、3階の最後列から2番目と天井桟敷のような席が2~3ほど。ほかの会場は完売もしくは抽選受付しかなかった。抽選なんて当たるかわからないし、とにかく残っている席をゲットした。

 その後、ひろみさんは風邪で声の調子を崩して地方公演をキャンセルしていたので心配していたが、ほどなく復帰していた。

体温超えの川越へ

 今夏の暑さは特に厳しく、埼玉の熊谷市は高温記録でよくニュースになるが、詳しく調べると川越のある地点のほうが暑いという。コンサート当日も体温超えの酷暑が予想されたため、日中に川越観光をする予定を取り止めて開場時刻の少し前に到着した。


 コンサートと言えば最近はクラシックばかり行っていたが、客層は明らかに違う――98%が中高年女性😅 暑さのためか服装もカジュアルな人が多い。

 会場のウエスタ川越について事前に調べた情報では「3階席は非常に勾配が急でたどり着くのが大変」というコメントがあった。だが球場の上部座席や横浜スタジアムと比べると「えっ、そうなの」と思うほど大したことはなかった。

 東京オペラシティにやや似た縦長の構造で、3階席最後列近くとなれば山の上から谷底のステージを見下ろすといった感覚。前方の手すりが上に追加されている部分があり、それが視界に入ってやや邪魔な感じはする。

 当日は満席だったが、私の目の前の席は急に来られなくなったのか空いており、天井桟敷ながらも見晴らしはよかった。

テレビで見たアイドルがそこに❣

 午後5時半の開演時刻を知らせるアナウンスがあり、観客がほぼ全員着席した4~5分後に暗くなりコンサート開始。鼓膜が破れんばかりの大爆音が鳴り響き、これなら耳の遠いお年寄りでもバッチリ聞こえるだろう😅

 1920年に郷ひろみがいて100年後の自分を見ているという設定の映像が流れるなか、本人が颯爽と登場。爆音を上回る声量と伸びる歌声、ちょっとクセのある独特の発音、髪はフサフサ、スッキリと伸びた細い脚、抜群のスタイル、双眼鏡から確認できるキラキラした瞳と太い眉。テレビや動画でしか見たことのない、あの笑顔で手を振り、大声援に応える。

 クラシック音楽や野球と違い、1階席のステージに近い観客ほど立ち上がりペンライトや手を振っている。私を含め、外野席もいいところの周辺は座ったまま。

 コンサートにしろ、タイガースの試合にしろ、自分はどこかいつも冷めている。スポットライトを浴びる人物に熱狂的な声援を送るという状況は、どこか北朝鮮や新興宗教を彷彿とさせる。

 子供の頃に神宮で観戦した際には、親の会社の年間シートでネット裏に近い内野席だったため、周囲の観客があまりにも静かで物足りなさを感じていた。だがそうした環境に慣れてしまうと、そのほうが居心地がよくなる、ということなのだろうか。

 ひろみさんは30~40分くらい歌い続け、一段落すると話しはじめた。「暑い中、来てくれて本当にありがとう❣」「大丈夫でしたか?」「なにもなくてよかった」「こんなに暑い中来てくれたんだから、僕は暑いなんて言えない」と何度も観客を気遣う。さらには「座ってくださいね。前に前に行きたい気持ちはわかる」と自分が魅力的だと自然に認める。

 昭和の歌番組ベストテンやトップテンを思わせるソファと机を置いた自室のような舞台セットでPCをたたき、やおら立ち上がってバラードを歌う。「言えないよ」の歌詞は三枚目の男性を思わせ、郷さんが歌うと少し違和感はある。だが私の母に言わせれば「いい男がつらい思いをする場面こそたまらない」のかもしれない。

 これとは対照的に「お嫁サンバ」の歌詞(恋する女はきれいさ、決してお世辞じゃないぜ♪)はまさに郷ひろみのイメージ。

若さの秘訣は9時間睡眠

「昨年50周年を迎えた」という話であらためて凄すぎると実感した。私が5歳のときにデビュー、物心ついた頃から半世紀以上に亘ってアイドル、大スターでありつづける。御三家の西城秀樹が他界したことを思うと、この驚異的な元気さ、若さの秘訣は何なのだろうか。

「この間の仕事はNHKのど自慢に出場するみたいな感じで、朝5時半起きだったんですよ。だから前日は夜8時半に寝ました。すぐに眠れました。睡眠は重要ですよ、皆さん❕」

 と言うことは9時間睡眠、私と同じ😍。

 今年のコンサートツアーのテーマ"New Intentions"は、デビュー50周年をへて新たな目的に向かって船出するという意味だという。すでに半世紀もの輝かしい実績があるにもかかわらず、次なる高みへと向かう発想やエネルギーには感服としか言いようがない。

 この一環なのだろうか。コンサートの来客に向けて特別に未発表作品を披露、この歌に限って動画撮影+SNS投稿をしてOKだと言う。スイッチを切っていたスマホの起動に時間がかかり、この日は当然撮影不可だと思って4Kビデオカメラを持参しなかったことを後悔したが、途中からこの「スーパーヒーロー」という曲を収めることができた。


 スパンコールのジャケットはピンク色。これほどキラキラ感が似合う人はいるだろうか🎵

 やがてコンサートはいったん終了したが、拍手と手拍子が鳴りやまず。再び登場した郷さんは、最後にお待ちかね「2億4千万の瞳」で締めくくった。

 2時間10分に亘るステージ、私は120%満足❣❣ 野球は行っても勝つかわからず、クラシックも完璧な演奏はメチャクチャ珍しいなか、ここまで刺激とエネルギーにあふれ、観客全員をハッピーにするエンターテイナーはものすごく貴重だ。

 会場ロビーの物販コーナーにはDVDや各種グッズ、アクリルスタンド、等身大抱き枕まであった😅 まさに永遠のアイドルからパワーをもらった1日でした❕

2023年7月26日水曜日

酷暑に思う 持続可能なプロ野球のあり方

  プロ野球の選手生命は短い。30代後半までに引退する選手が大半である。高卒18歳で入団して38歳で引退として20年、それでも長いほうだろう。大学や社会人の経験があれば、さらに短くなる。

 その短い選手生活の年間スケジュールはかなりきつい。

 私が子供の頃は年間130試合だったが、今では143試合。うち梅雨時に交流戦で遠方への遠征がある。それに加えて、各リーグ3位以上(つまり半数)の球団はクライマックスシリーズ(CS)、CSを勝ち進めば日本シリーズと全日程が終了するのは11月。

 WBC(4年に1度)出場となれば3月から真剣勝負が始まり、海外出張もある。こうした過密スケジュールのためか、WBC組は体調不良で公式戦を離脱するケースが相次いだ。

 地球温暖化で夏の暑さは厳しさを増し、状況はますます過酷になっている。

 先日神宮で観戦した際には、体温超えの暑さは一段落していたものの、最高気温30度で真夏の西日が試合前練習のグラウンドに照りつけていた。ベンチで見守る岡田監督もいかにも暑そうだった。選手がユニフォームを着込んで動き回っているなか、自分だけうちわであおぐわけにも行かない、という感じにも見える。


 それでもこの日は午後7時、7時半、9時と夜が更けるにつれて涼しくなり、心地よい風も吹いて、帰る頃にはかなり快適だった。しかしながら、今日のような日中の最高気温が37度超えで熱帯夜と言われる日はきついだろう。

 野外球場に上から屋根をかぶせた設計のベルーナドーム(西武球場)は、側面が外界とつながっているものの、完全な野外施設より風通しが悪いためか、かなり暑いらしい。ツイッターで検索すると「自然サウナ」「暑いので気をつけてください」といったワードが並ぶ。

 完全なドーム球場で空調が効いていればラクではあるだろう。それでも試合がない日は月曜くらい、しかも移動日のため休日というわけではない。週休2日のサラリーマンと比べてかなりきつい。

 FIRE生活でダラダラしている私からすれば、週5日・毎日8時間拘束されるだけでも信じられず、よくやったなと感心する。酷暑の日にはエアコンをかけた家にこもっていられるほど快適で贅沢なものはない。つくづく命拾いしていると実感する。

 野球を観戦する側の視点で言えば、年間143試合もの公式戦があっても、全てを観るわけではない。正直なところ、毎日観ていると飽きてくる。週2~3日ほどテレビ、月1位で観戦に行くのがちょうどよい。

 私の個人的な感覚では、同じカード三連戦を週1ペースくらいでいい。そうすれば移動日1日+週休3日となり、選手への心身の負担もかなり軽減されるだろう。少なくとも夏場はこれくらいにしたらどうだろうか。

 そうすれば肉離れ、腰痛、肩の痛みといった「勤続疲労」も減り、選手生命も延びるのではないだろうか。40代半ばくらいまでは普通に選手生活を送れるとなれば、プロ野球選手を目指す人も増えるかもしれない。その結果、さらにプロのレベルが上がり、観る側もより楽しめる、という好循環が生まれる気もする。

 阪神・岡田監督の父親は熱狂的な阪神ファンで「タニマチ」と呼ばれるパトロンだった。そうした環境に育ち、生涯野球人生を送ってきた岡田監督には3人の息子がいるが、三菱商事勤務、医師など野球とは全く違う分野に進んでいる。同じく元阪神・西武の田淵選手の息子はフジテレビで野球中継のアナウンサーをしている。

 想像ではあるが、短い選手生命や負担を考えると、親として同じ道を勧めるのはためらったのかもしれない。だがもっと快適な環境で長く選手生活を送ることができれば、より多くの人が子供の頃の夢にとどまらず、職業としてプロ野球選手を真剣に検討するのではないだろうか。

 岡田監督のインタビュー記事を読んでいると、20代の若い選手が経験不足からくるミスをすることへの歯がゆさがにじみ出ている。30代半ばまでの体力勝負ではなく、より経験にもとづく頭脳プレーや咄嗟の判断力を披露できるベテラン選手が増えれば、監督のストレスも減り、観る側も楽しみが増えるのではないだろうか。

2023年7月16日日曜日

気候変動による観光シーズンの変化

  世界的な熱波、欧州ではギリシャの観光名所を午後閉鎖している。こうなると夏が観光のハイシーズンというのも変わってくるだろう。

 昨冬には戦争の影響でエネルギー危機が心配されたが、記録的な暖冬で難を逃れた。ドイツの首都ベルリンでは元旦の気温が16度、スキーリゾートは雪が降らず閑古鳥が鳴いていた。

 欧州と言えば晩秋~冬は暗雲が立ち込め、寒くて街歩きも気が滅入ったものだが、最もミゼラブルだったこの時期こそ旅行をしてみようかと考えている。ただ気候変動でもあるので、どう転ぶかはわからないが、近年では特に温暖化の傾向が顕著だと感じる。

2023年7月14日金曜日

世も末 危なすぎる最高裁判決とLGBT法

  経済産業省の男性職員が女子トイレを使うため、人事院を相手取って裁判を起こし、最高裁で勝訴した。判決文によれば、この職員は生物学的には自分が男性であることに違和感を覚え、女性ホルモンの投与を受けて女性の服装をしている。

 だが本人が発信しているとされる2つのツイッターアカウント(AB)の内容からは変態男性にしか見えない。このような男性が女子トイレに入ってきた時の恐怖は察するに余りある。

 判決文いわく、本人は「平成22年(2010年)3月頃までには、血液中における男性ホルモンの量が同年代の男性の基準値の下限を大きく下回っており、性衝動に基づく性暴力の可能性が低いと判断される旨の医師の診断を受けていた」。13年も前のデータで具体的な数字も示さず「性暴力の可能性が低い」=ゼロではない、ということだ。

「(平成)11年(1999年)頃には性同一性障害である旨の医師の診断を受けた」とあるが、性同一性障害の診断は精神科医による問診で決まり、内科系の病気のように検査数値を必要としない。結果、本人の主張でどうにでもなる。

 訴訟の総費用の10分の1を被告(人事院)が持つ、つまり税金で負担するというのも納得できない。

 このような気違いじみた判決が可能になった背景としてLGBT法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)がある。同法第十条第二項で「事業主は(中略)必要な措置を講ずるよう努めるものとする」としている。

 同法案は広島サミット前日の5月18日に衆議院に提出され、6月16日に参院で可決、6月23日に公布と同時に施行という異例のスピード経過をたどった。

 米政権が日本に圧力をかけて成立させたようだ。エマニュエル駐日米大使が法整備を求めて岸田首相に書簡を送り、デモ行進にも参加。内政干渉ぶりに怒り心頭に発した日本国民のコメントで、同大使のツイッターアカウントは炎上している。「帰れ!」「日本女性の安全を脅かした」といった内容の返信であふれ、これほど評判の悪い米大使も珍しい。

 バイデン大統領自身が5月11日、広島サミットにオンライン参加の可能性を示唆した。表向きの理由は米国内の議会対策だったが、実際にはLGBT法案の進捗がなければ来日しないという取引だったとも噂されている。それを裏づけるかのように、広島サミットの前日に同法案は国会に提出された。

 日本の保守派を中心として、米国の目的は日本を混乱・弱体化させ、より自分たちの言いなりにしやすくすることだと言われている。先般の最高裁判決を見るに、まさにこの方向に進んでいる。

 自分が就活中の女子学生だったら、このような変態の言い分が通る職場は避けたいと思うだろう。経産省から他省庁、さらには民間企業にも同様の動きが広がることも予想される。つくづくFIRE生活でよかったと胸をなでおろしているが、現役の学生や勤労者の方々は気の毒でならない。

2023年6月30日金曜日

海外旅行にはない国内旅行の魅力

  中高時代の最も得意な科目は英語、東京外大で中国語を専攻して世界各国の言語・文化を学ぶ仲間と交流。マスコミ関係の仕事でいろんな人に会い、米国と英国の大学院に留学。国際関係や外交の職務にも携わる。

 そうした経験から私の人生は海外への関心に突き動かされ、周囲には国内より外国に興味を持つ人たちが多い。

 私は国内旅行はもともと好きではなく、2~3日でも地方に行って都会の雰囲気がない環境にいると不安を感じていた。

 しかしながら、この3年ほどはコロナ禍で海外旅行は不可能に近く、またFIRE族となり時間の余裕もできたので国内旅行をしてみた。

 海外の行きたいところにはだいたい行った、という心の余裕なのか。あるいは年を取って感覚や考えが変わったのか。もしくは単にコロナで選択肢がほかになかったからなのか。

 理由はともあれ、かつては苦手だった国内旅行の面白さにはまっている。特に印象に残っている場所、そこからインスパイアされた感覚を述べてみたい。

函館・北海道

 先月の東北・北海道旅行はもともとタイガースの交流戦が主な目的で、仙台から札幌までの経由地として函館に立ち寄ってみた。結果として函館が最も面白く、和レトロ、ロシア、イギリス、欧州など多様な文化の影響を受けている。地政学的に重要な場所として国策で新幹線を通した理由がよくわかった。

 また北海道では「開拓せんべい」という土産物が売られているなど、開拓がキーワードになっている。

 私が知る北海道出身者の特徴として、方言や訛りがあまりなく、すぐ近くなのに青森との違いが激しい。慣習や既得権益にしばられず、時には激しく否定して進歩的な考えを重視、自分の意見をはっきり言う。価格設定が強気。エネルギーや押しの強さを感じさせる。新天地を求めてやってきた開拓者の子孫なので、気力・体力の強い遺伝子を持っているのかも知れないと、「開拓せんべい」の広告を見て納得する。

〇〇県立博物館

 各都道府県のつくった博物館に行ってみると、現地では何を最も重視しているかがわかる。例えば、島根県立古代出雲歴史博物館では「現存する風土記のなかで唯一、出雲国風土記がほぼ完全な形で残されている」と強調し、相当なスペースを割いて紹介している。「奈良や京都より古いんですよ。因幡の白兎もいるんだし、神話のレベルですからね」というメッセージが伝わってくる。

 大阪歴史博物館では真っ先にドドーンと難波京を紹介、いかに大阪がかつては日本の首都だったのかを強調している。奈良、京都、大阪の共通点として「都を東京に奪われた」という感覚がある。我々のほうがはるかに歴史があり、文化的にも洗練されているのに、東京の新興勢力は許せん、という悔しさがにじみ出ている。

 こうして沸々として煮えたぎるマグマを関西人たちは共有し、阪神タイガースは震源地の一つである。だからこそ巨人(=東京)が大嫌い、ジャイアンツ戦には一層の熱が入る。阪神ファンのエネルギーの凄まじさ、関西文化の面白さ、コミュ力の高さが磁石のように全国の人々を吸い寄せる(私もその一人😅)。

横浜

 渋谷から東横線で30分程度、ほぼ東京圏内と言える距離でありながら、東京と横浜には似て非なる違いがある。

 東京は首都機能が集中しているためか、お上の権力や同調圧力が強い。これに対して、今週横浜に行ったところ、マスク着用率は東京より確実に低い。街全体で人口密度が低め、リラックスした雰囲気があり、変な緊張感がない。

 神奈川県立歴史博物館は横浜開港の重要性を説き、それ以前の横浜は寒村だったと言う。

 以前から通りがかる度に気になっていた横浜人形の家には、今週ついに訪れた。世界100カ国以上の人形が展示され、その分類の仕方や歴史が興味深い。ベラルーシ、ウクライナ、ジョージアの人形がひとつの台に置かれている。

 キューピーはアメリカ生まれだが、最初はドイツで作られた。クレムリンの武器庫に展示された歴代ロシア皇帝に各国から贈られた宝物皿は、全てドイツ製だったことを思い出した。

2023年6月26日月曜日

樫本大進ソロ+バーミンガム市交響楽団 ブラームス・バイオリン協奏曲 レビュー

  初夏から真夏へと向かう太陽がギラギラと照りつけ、山下公園では木陰のベンチが全てうまっていた。庭園にはバラの花も咲いていたが、昨年も見たしと断念、目的地まで30分ほど散歩する計画を変更して元町・中華街駅に向かう。

 横浜スタジアムでは熱中症も懸念されるが、今日はタイガースの応援ではない。みなとみらい駅から歩いてすぐ、空調の効いたホールの席に座る。

 午後2時の開演10分前、バーミンガム市交響楽団の首席指揮者・山田和樹氏が一人でステージに登場。ひとしきり、面白い小話で会場を沸かせる。

「イギリス人の気力・体力は世界一じゃないかと感じる。サイモン・ラトルがバーミンガム響にいた理由は、当時リハーサルをいくらでもできたから(今ではイギリスの規則で1日しかできない)。このオーケストラは若い指揮者を採用するのが特徴で、ラトルも前任者も採用時は20代だった。私は40代にして2カ月前に首席指揮者に就任、仲間と音楽をやるのが楽しくてたまらず、世界で最も幸せな指揮者だと感じている」

「樫本大進氏はベルリンフィルのコンサートマスターという、クラシック音楽界最高峰の地位にありながら、大変仲良くさせていただきありがたい。これほどいい男に会ったことがない。人間としての度量の大きさが半端ない。彼とは同年齢、一人っ子、O型という共通点がある」

 ちょっとした裏話で「へ~~、そうなんだ」と思わせる。かつて知り合いが「さだまさしみたいに、本来の音楽ではなくトークがメインのコンサートはどうよ」と言っていたが、この程度であればちょうどいい。

 これとは対照的に某ピアニストはクラシック音楽のさだまさしよろしく、曲間に長々とした説教をさしはさみ、ウクライナ戦争とプーチン批判まで繰り広げ、マスコミに洗脳された単細胞ぶりまで披露していたのとは大違いwww。

 それもそのはず。山田氏は昨年、ラフマニノフの交響曲第二番でBBC Promsデビューを果たし、1時間もの演奏時間に及ぶ大曲をこの日の主演目に掲げていた。ラフマニノフと言えば浅田真央がソチ五輪の出場テーマ曲として選んでいたが、ベートーベンやモーツァルトほど知られていない。この日のコンサートは一曲目がブラームスのバイオリン協奏曲と、こちらもあまり頻繁には演奏されない。

 マイナーと言っては言い過ぎだが、こうした演目ラインナップのためだろうか。日本人の海外での活躍という意味では、野球界の大谷翔平をも上回る、ベルリンフィルの選手会長と言うべき樫本大進氏のバイオリンソロにもかかわらず、会場では両脇の空席が目立っていた。

 PBR(株価純資産倍率)1倍割れで割安のまま放置されている超優良銘柄といったところか。ベルリンフィル自体のチケットは秒で完売という状況を考えると、世界的に有名なオーケストラのチケットを取るのはクラシック音楽ファンに限らないのかもしれない。なんでもいいから有名なものが見たい、と。ミシュラン、飛鳥II、リッツホテルなどなど。

 樫本氏や山田氏には気の毒な状況だったが、おかげで私は舞台後方の最前列中央という、いい場所にもかかわらず割安なチケットをゲットできた。ただ当日気づいたのだが、指揮者やコンサートマスターを見るには絶好のロケーションである一方、バイオリンソロは正面を向いているので、残念ながら樫本氏の顔を拝むことはあまりできなかった。フサフサした黒髪が揺れ、バイオリンを押さえる顎の下の部分に青あざができているのは、時折目に入る。

 私の目的はもちろん樫本氏のソロによるブラームスのバイオリン協奏曲である。ブラームスの交響曲第一番や第四番と比較すると、曲全体としての抑揚、クライマックスに向かうドラマ性などは、そこまではない。

 だからこそと言うべきなのか、全ての瞬間を樫本氏は完全に消化して自分のものにし、全体のバランスを取りつつ、曲の中における小宇宙に輝く星たちを見事に表現している。あれっと思う瞬間はゼロ、野球で言えば完全試合。聴いていて涙がにじんできてヤバい。阪神の大竹投手だったら、大泣きしてタオルで目を覆うところだwww。

 終わった瞬間、手が痛くなるほど大きな拍手を送らずにはいられない。あまりにも感動してブラボーと言う余裕すらない。

 共演するバーミンガム響も冒頭から、やや意外でありながら説得力のある展開に、山田氏の非凡さを感じた。冒頭コメントでは「樫本さんみたいなすごい人が自分とお付き合いしてくれて、すごくありがたい」と言っていたが、お互いに刺激できる関係性だからこそ、二人は仲がいいのではないだろうか。

2023年6月15日木曜日

タイガース推し活+観光=経済効果と各球場の特徴

 先週6/7楽天戦に続き、6/9日ハム戦でもタイガースの推し活+観光=地域活性化に貢献してきました。

 日ハム戦では岡田・新庄両監督率いる阪神OB戦ならでは、これほど和気あいあいとして長いメンバー表交換は初めて見ました😻。いつも思いますが、岡田監督の歯と近本選手の鼻筋はすごくきれいですね。

 各地の観光名所でも虎党をよく見かけました。松島の遊覧船、さらには旭川の旭山動物園でも! タイガースによる全国規模の経済効果はスゴイですね。

 以下、今後エスコンフィールド北海道に行く方へのご参考になれば幸いです(先週時点での情報)。

施設とスタッフは素晴らしい。ドーム球場はどうしても室内の圧迫感や人工的な雰囲気があるが、エスコンは窓を大きく取っているため、屋根を閉めた状態でも開放感がある。各所に老若男女のアルバイトと思われる人が立ち、親切に道案内をしてくれる。

・一塁側と三塁側の二カ所にしか門がなく、開門前に長蛇の列ができる。館内は完全キャッシュレスだが、最寄りの北広島駅から出ているシャトルバス(片道200円)は現金かVISAコインしか使えない。行きは観客の到着時刻がばらついているため、比較的短い待ち時間でバスに乗れるが、帰りはバス・タクシーとも長蛇の列で駅まで歩いたほうが早い(徒歩20~30分)。

・門のところでペットボトルのお茶を含め、飲食物の持ち込み禁止と言われる。しかしながら門の外で敷地内にあるスイーツの売店では「食べ物は持ち込んでいい」と言われ、情報が錯綜している。とりあえず飲食物は持って行かないのが無難。お茶やポカリスエットなどを用意してきた観客が多数、かつての空港のように取り上げられ、結局捨てられる模様。かわいそうだし、もったいないし、エコじゃないし、このあたりは今後の球場運営の課題。コカ・コーラが大スポンサーで、そういった力関係があるのかもしれない。

・飲食店は多数あるが、長蛇の列で寿司屋は途中で販売停止。その一方で3Fの弁当屋は3回以降あたりから、売れ残った弁当の割引販売をしている。

・バックスクリーンの上にレストラン「そらとしば」(ピザや各種飲料を提供)があり、面白いと思ったが、最前列で試合を見られる席にはその席の観戦チケットがないと座れない。後ろ側のテーブルは別のチケットでもOKだが、試合を見られる位置ではない。ただ試合中継はされており、スポーツパブのような雰囲気。

ウエイトレスの女性と雑談して「阪神はこれまで1回しか日本一になったことがなく、リーグ優勝も9回、暗黒時代もあった。子供の頃から大ファンの岡田監督が戻ってきてくれて、断トツ首位は長い歴史でも稀なので、今こそ応援しなくちゃと思って来ました!」と語ったら、「じゃあ私も阪神を応援します❣」と言ってくれました😻。

・多くの人がコメントしているが、全体的に飲食物自体のコスパはよくない。甲子園の岡田弁当とエスコンの新庄弁当をいただいたところ、前者が圧勝❣

・これまで甲子園、神宮、東京ドーム、横浜スタジアム(ハマスタ)、ベルーナドーム(西武球場)、楽天モバイルパーク宮城、エスコンで観戦。関連イベントや運営をタイガースファンの視点でよかった順に並べると。。

甲子園:完全に阪神ファンに向けられた会場アナウンス男性の熱弁トラッキーの芸達者ぶりが最高❣

西武球場:レオ+ライナのパフォーマンスとサービス精神、ビジターへのフレンドリーな対応がGOOD❣

神宮つば九郎のユルさと意外な鋭さに注目ww

東京ドーム:三井不動産の運営でビジターや野球ファン以外も楽しめる総合的なエンタメを意識。

楽天:交流戦企画として試合前に両チームのOB対決あり。

エスコン:スタメン発表ではビジター球団(この日はタイガース)の監督は紹介せず😡、日ハムのスタメン紹介で真っ先に新庄監督を大々的にアピール😂www。イベント間に妙な間があり、やや退屈する場面がある。

ハマスタ:ビジターへの塩対応が課題。

2023年6月12日月曜日

楽天イーグルスでわかった、ガーシーが逮捕された本当の理由

 岡田監督のもと「アレ」に向かって爆走中のタイガースを応援すべく、今年は神宮東京ドーム甲子園、さらには交流戦初日にベルーナドーム(西武球場)へと足を運んだ。

 各球場の特徴がわかって非常に面白く、また西武球場では当日のサプライズで田淵幸一氏の野球殿堂入り祝賀セレモニーが行われた。子供の頃から田淵・岡田両選手の大ファンだった私としては、田淵さんが登場して岡田監督から花束を渡され、二人の固い握手と笑顔を見られて最高のプロ野球観戦となった。

 交流戦ならではのイベントも開催され、甲子園からトラッキーも駆けつけて勝利後にハイタッチもできるなど、とても楽しい一日だった。

 この先に行われる楽天(仙台)、日ハム(札幌郊外)との試合と球場も見たくなり、タイガースの推し活+観光=地域活性化に貢献してきた😻。さらには意外な発見もあったので、その模様をお伝えしたい。

仙台は楽天一色

 東北楽天ゴールデンイーグルスという球団の正式名は、東北地方(秋田と青森)の世界遺産・白神山地に棲息するイヌワシにちなんでいる。

 仙台駅東口を出て大通りの先、徒歩20~30分のところに楽天イーグルスの本拠地・楽天モバイルパーク宮城がある。この通りの正式名は宮城野通りだが、イーグルロードとも呼ばれ楽天一色となっている。楽天のヘルメットをかぶったデザインの自販機もある。


 岡田監督ファンの私としてはベンチが見えるよう、できれば阪神の対戦相手側の席を取っている。西武と同様、楽天も三塁側を本拠地チームのベンチにしているので、三塁側の席を確保。しかも最前列でメチャクチャいい場所だった。チケットは1万5000円とこれまで観戦したなかで最高の金額だったので直前まで迷ったが、天気予報でどうやら雨は免れそうだったので購入した。

 現地に到着してわかったのだが、これは年間契約者が当日に行けなくなって放出したVIP席で、アルコール飲料とソフトドリンクの飲み放題がついている。しかもウエイトレスが近くに待機していて、いつでも席から注文できて売店へ取りに行く必要もない。楽天イーグルスのチケット販売サイトには、これらの情報がどこにも書いていなかったので驚いた。そうか、それで高かったのかと納得した。

控え目な東北文化?

 なんとも控え目と言うべきか、これって大阪とか東京では考えられない😂。飲み放題つきチケットと書けば、それを目当てに買う客もいるだろう。この文化的な違いの背景を想像してみたのだが、もしかしたら、東北は農業中心で協力を重んじる社会のため、一部の金持ちがVIP席で飲み放題を楽しむことを、あからさまにしたくないのだろうか。

 と思いきや、非常に興味深いことに、各チームのスタメン発表では最初に監督が紹介された。球場によって監督紹介があるか否かは異なるが、真っ先に監督を出すのは初めて見た。と言うことは、東北は親分を重視する一方で、贅沢を見せびらかすことはしない、ということなのだろうか。

 ちなみに監督紹介に話を戻すと、この後に行ったエスコンフィールド北海道ではビジター球団(この日はタイガース)の監督は紹介せず😡、日ハムのスタメン紹介で真っ先に新庄監督を大々的にアピールしていた😂www。後日に詳述するが、エスコンはハマスタとも似てビジター球団のベンチの真ん前にまで日ハムのチアガールが来て応援していた。ただハマスタとの違いとして、ビジター側にビジター応援禁止席は設けていない。

 楽天が東北に本拠地を置き、日ハムやロッテがそれぞれ北海道と千葉に移転、交流戦でセ・リーグ球団も遠征に来るなど、プロ野球は地域活性化に協力している。ただ、このように半ば人工的にやってきた球団を地元の人々は歓迎しているのだろうか。実際、楽天の観客動員数は阪神の半分以下と少ないことも報道されるほどだ。

 しかしながら、楽天球場に来てみれば、左隣は望遠レンズを備えたプロ仕様カメラで楽天ナインを追うロングヘアの女性。右隣はイーグルスのヒットに喜ぶ白髪男性。9回表にダメ押しの大量5点が入ってライトスタンドから六甲おろしの大声援が響き渡ると、後部席からは「阪神、応援やめろ~~!」と悲痛な叫びが聞こえてくる。

地元球団を応援するファン

 楽天は地元に受け入れられ、人々の心の支えにもなっているんだな、と感じた。この光景を見ると、千葉出身の友人がロッテを応援している理由も理解できた。

 このあたりは東京出身者との違いかもしれない。ジャイアンツは当たり前に存在し、だからこそアンチジャイアンツも存在する。ヤクルトもいるし、近くには西武もいて優勝すれば西友や西武百貨店でセールもやってくれる。かつては日ハムも後楽園にいて、北海道に行ってしまったのは残念ではあるが、北海道には日ハムしかないので仕方ないか。そうしたなか、あえてタイガースを応援するのは、このチームの持つ不思議な魅力があるから。ある意味で贅沢な選択と言えよう。

 試合が終わって門を出ると、周囲は暗くなっている。行きに来た道はどこだろうか。横断歩道で観客の誘導や道案内をしているのは、なんと警察官である。正門のすぐ隣には大きな交番もある。


 他球場では民間の警備会社が担っている役割を、警察が果たしている。これは何を意味するのか。楽天イーグルスの運営に警察も協力している。もはや楽天は地元の象徴であり、その本拠地で暴動など許されないのだ。

 翌朝に次の目的地に向かい、仙台駅で弁当を調達しようとコンビニを2~3軒ぶらついた。そして非常に興味深いことに、駅外のコンビニおよび在来線の駅構内の売店では、店員はふつうの服装をしていたが、新幹線駅構内のJR系コンビニでは店員が楽天のユニフォームを着ていた。つまり、新幹線で県外から来た乗客に楽天イーグルスをアピールしている。

 こうした諸々の現象から感じたのだが、おそらく力関係として、東北の地域活性化のために来てほしいと楽天が頼まれ、三木谷浩史氏が一肌脱いだのではないだろうか。いずれにせよ、楽天は東北の玄関口である仙台の中心として存在している。

 このため三木谷氏を追い詰めるわけには行かないのだろう。ガーシーが逮捕された理由がよくわかった。

2023年5月16日火曜日

動物園への遠足にみる 的外れの「環境教育」

 私は年間パスで月2~3回ほど多摩動物公園を訪れている。

 昨日は雨が数日続いたあとの快晴、日差しも強く初夏の陽気だった。学校や保育園、幼稚園の遠足シーズンらしく、幼児から小学校1~2年生とみられる子供たちの集団に出くわした。

「出くわした」とは、このコンテクストではあまりポジティブとは言えない表現がつい出てしまった。私も小学1年生の遠足で多摩動物公園を訪れた。当時のライオンバスはもっと小さく檻のような形で、その中でライオンたちの間をめぐるのは怖かったのを覚えている。

 自分もそうやって育ち、学校行事を否定するわけではない。ただ同じ帽子をかぶってワーワーと甲高い歓声を上げながら練り歩く集団は、動物たちに歓迎されていない😅。

 これまで動物園に足を運び、動物たちを観察する中で発見したことがある。

 チーターは来客に関心を示し、まるで自分のカッコいい肢体を見せびらかすかのように軽快に歩く。先日は仲間から遊びの誘いを断って私の目の前に来て座り、カメラ目線になるほどフレンドリーだった。

 しかしながら、昨日はさすがのチーターも、赤白のキャップをかぶった子供の大群が押し寄せた時には思わずドン引きしていた。ガラスから遠く離れ、明らかに警戒している様子だった。

 ユキヒョウも同様、それまでは外で歩いていたのが、子供たちの集団が到着するや、屋内に逃げてしまった。トラも舎内に避難していたのか、展示(という言葉も心が痛いが)スペースにはいなかった。

 ただ集団=NGというわけでもない。ライオンを観察していると、早朝でライオンバスにほとんど乗客がいない時にはバスに近づいていかないが、客が増えると近づいていく。サービス精神を感じさせる行為だが、それも広いスペースで来客はバスの中にとどまる、という状況だからかもしれない。

 結論として動物園で動物と交流したければ、ひとりか少人数で行ったほうがいい。動物園への遠足は環境教育という位置づけなのだろうが、動物愛護の観点では逆効果になっている。

 もっと言えば、子供の遠足だろうが、ビジネス街の飲み屋だろうが、ヒトは集団になるとうるさくなる傾向がある。騒ぐこと自体を否定はしないものの、本来いい人間を育てるはずの学校が、大人数になれば大声を出して周囲に迷惑をかけても構わない、という状況を作り出している。

2023年4月30日日曜日

コロナ後のレジャーの方向性とは?

  まさにGW開始と同時、4月29日午前0時をもって日本入国の条件がコロナ前に戻った。ワクチン3回接種または出国前72時間以内のPCR陰性の証明書は、もはや必要ないという。

 あまりにも直前の発表で「これならGWに海外旅行に行きたかったのに~~、なんでもっと早く言ってくれなかったの~~?」という人も結構いるだろう。この突然さは関係業界の働きかけや政治的圧力があったのではないかと思わせる。

 いずれにせよ、ついに海外旅行が可能になったのはうれしい。ただ3年余という年月は長く、もはや自分がどこに行きたかったのかも忘れている😅 

 ブログをググると、タヒチかモルジブに行きたいと書いてある。そうか、そうだったなと調べてみると、タヒチはまだ航空便の乗り継ぎが悪く、モルジブは雨期。比較的近くて行ったことのないオーシャンリゾートとしては、オーストラリアのケアンズは直行便で7時間半、フライト代もLCCで6万円台。

 プライベートビーチのあるお勧めホテルをChatGPTに聞き、名前のあがった数軒をGoogleレビューで調べると「施設は最高だがサービスがひどく、室内の不備でフロントに電話しても放置された」とか書いてある。

 これね~~www、海外あるあるだよね~~😂 このあたりはホテルのスタッフに日本人がたくさんいるハワイは解決だが、アメリカは相変わらず外国人の入国にワクチン3回接種を求めている。さすが回転ドアと言われるほど政界に出入りしているロビー活動の成果が出てるwww。

 ということでハワイはまだダメだし、すでに2回行って満足した。元CAで世界の観光地を知り尽くした友人は「ハワイが一番よかった」と言い、ハワイ移住の計画も立てていたが、私はそこまでハワイが好きというわけではない。

 ケアンズの画像や動画を見て行くと、きれいではあるものの、特別に心を奪われる感じでもない。これなら宮古島のほうがいいかな。羽田から3時間で行けるし、と思って調べると、以前からチェックしていたホテルはかなり先まで満室。みんな考えることは一緒なのね😂

 ヨーロッパも大好きだがフライト時間が長い。ロンドンまで14時間半とか、もうダメかも😂😂 ウクライナ戦争の影響で迂回したルートになるため、余計に時間がかかる。エコノミークラスでも直行便で20万以上、コロナ前の2倍程度。

 YouTuberの高須幹弥医師が最近のイギリス旅行の動画をアップしている。これまで忙しくて旅行も十分にできなかったがお金はあり、数日の休暇でとにかく楽しみたいという向きには、今の時期に行くのはいいかもしれない。ただロンドンに1年留学して、これまでも有給を使っては欧州の主要都市や観光名所に行った私としては、コスパが高く旅程の長い欧州旅行を、わざわざ今しなくてもいいか、という感じ。

 この3年でGoToトラベルを利用したり、コロナ禍で格安になったホテルに泊まったりして国内旅行をした結果、日本にもこんなにいいところがたくさんあるのか、と気づいた。コロナ後の旅行ブームで高騰している施設もあるが、新幹線や特急の料金が2倍になったわけではなく、手持ちのJR系クレカを活用すれば格安に行ける場所もある。

 観察、比較、分析が好きな自分としては、ここ最近、神宮横浜東京ドーム甲子園と渡り歩いたので、ほかの球場を見る目的でプロ野球観戦をしてもいいかもしれない。西武球場はどうだろう。過去に2回ほど行ったが、当時はドームではなく野外球場だった。現在ではベルーナドームと呼ばれるものの、元の球場に屋根をかぶせただけ。屋外との通気性はあるため、エアコンや特別な換気設備もないというww。

 もし行くなら蒸し暑くなる前だなと思い、西武・楽天戦のチケットを調べる。さすがにグラウンドに近い席は売り切れだが、バックネット裏の後部座席は空いている。ただ値段は6100円と神宮や甲子園と比べてもやや高め。GW料金というのもあるのかもしれない。

 ただ田淵選手がすでに引退した現在、西武の試合を楽しめるのか。そう思ってDAZNで過去2日分の試合をざっと見るも、知っている選手はいない。これで9回まで観戦するのは、かなり退屈になるかもしれない。

 禁酒5周年となる私としては、プロ野球観戦につきものでビールを飲む客が多いのも好きではない。

 先日神宮で観戦した際には阪神が4-0でリード、投手陣も好調でほぼ勝利は間違いないなか7回裏ヤクルトの攻撃となった。盆踊り・傘・ヤクルトの関連性が理解不能wwwの私としては、夕食は帰宅後と思っていたものの、小腹も空いてきたので神宮グルメでも試してみようかと席を立った。

 連敗中の相手チームをなぐさめ、神宮を本拠地としてフェアな運営でビジター球団のファンも楽しませてくれるヤクルト球団に敬意を表し、つば九郎の豚まん(600円)を買う。思ったよりかなり大きく、小腹を満たすには十分。

 席に戻ろうと廊下を歩くと、男子トイレに長蛇の列ができている。女子トイレの長い列はあるあるだが、逆の現象は初めて見た。それほど男性がビールや酎ハイを飲みまくり、女性はそうではない、ということである。

 その前の週に甲子園で観戦した際には、隣席の男性が15分~20分おきに同じ売り子の若い女性を呼んでビールを飲んでいた。ビールのプラスチックカップが積み上がり、10個分はあっただろう。甲子園では1杯750円、おそらく観戦チケット代(内野席4700円)よりはるかに高い😂 

 お気に入りの売り子女性とその度に話し込み、すぐ隣なので話の内容も丸聞こえ。。関西特有の現象にも思えた。甲子園では好みの売り子の売上に貢献するため、飲みもしないのに大量にビールを購入する客もいるという。

 突然の海外旅行解禁をきっかけに、いろいろとレジャーの選択肢を調べたものの、ピンとくるものはない。そろそろサツマイモの苗を植える時期、とりあえず家でガーデニングということで、コロナ禍とほぼ変わらない😂😂

2023年4月25日火曜日

知られざる京都探訪の旅

 今回の関西旅行の目的は甲子園でのプロ野球観戦だが、東京から新幹線で行くと京都は必ず通るので、途中下車して散策することにした。

 京都には中学の修学旅行で行って以来、何度も訪れた。昨年は祇園の桜と円山公園の枝垂桜を最高の見頃で花見ができ、FIRE生活の醍醐味を味わった。

 まだ訪れていない京都の知られざる名所はどこだろうか。

 そう思ってFacebookの関連グループで情報をチェックしたり、ChatGPTに聞いてみるも、あまりピンと来ない。

 事前予約を必要とする宮内庁の施設では、すでに桂離宮を見学して満足した。修学院離宮にはまだ行ったことがなく、すごくいいと聞いたことがあるが、2カ月後まで満席。当日券もあるが、午前11時までに現地へ行き、先着順で13時か15時のツアーに並ばなければいけない。

 ほぼ丸一日を修学院離宮のために費やす価値があるのか。。そう思って紹介動画を見ると「上皇が御船遊びの後に休憩を取られた場所がどうの。。」と説明がある。

 そうですか、御船遊びね~~😅 と言うか京都や日本のみならず、世界の観光名所ってこういう所が多い。時の権力者が平民からお金を巻き上げ、贅沢三昧+権力を誇示する目的で作られた広大で豪華な施設をめぐり、はは~~っ!と感心する。〇〇城、〇〇宮殿、みんなそう。

 こういう概念に私は飽きてきたし、ムカつく。もっと一般向けの施設はないだろうか。最近の京都は激混みらしいので、バスではなく地下鉄でサクッと行けるところ。。と探していたら、京都府立植物園があった。京都駅から地下鉄で一本、北山駅からすぐ。

 午前11時前に京都駅に到着、地下街のレストランでサクッとランチしたあと、ホテルに荷物を預けて現地に向かう。

 地下鉄京都駅でホームの広告が目に留まる。


「運動は大嫌い、食事は大好き、でも痩せたい!」😂😂😂😂😂

 京都も関西の一部だったのねww。大阪はお笑い、京都はお上品というイメージがあるが、もっと正確?に言えば、関西は本音、東京は建前という感じかもしれない。

 そして地下鉄に乗ると、急に列車が揺れた。すぐ近くに立っていたお年寄りの女性に後ろからセーターをつかまれ、ちょっとびっくりした。

 いや。。東京ではありえない。と言うか、すごいことだと私は感心した。この女性は一瞬にして、転倒防止のため私のセーターをつかんでも構わないと判断したのだ。この相手が男性だったら、私は気持ち悪いと感じたと思うが、おばあさんなら仕方ないというか、むしろ助けになれてよかった。これが関西流の本音のコミュニケーション+実質主義の表れの一つだろうか。

 京都府立植物園という名称から、私は何らかの京都らしさ、つまり考え抜かれた設計や完璧な管理を想像していたが、そうではなかった。むしろ京都府の財政を心配するほど、ツツジの剪定も適当で驚いた。


 桜や梅の見頃であれば、もっと印象は違ったかもしれない。自然に近い状態を再現した植物生態圏など、地元の人が森林浴を楽しめる場所にはなっている。


 ただ総じて言えば、東京都の運営する神代植物公園のほうがスケール、設計、花木の管理状態がはるかにいい。財政状態あるいは植物園といった施設への予算配分では、東京都>>京都府という状況が見て取れる。
 
 なぜこうなるのだろうか。京都は寺社仏閣、つまり宗教施設が多いため税収が限られる、ということなのか。そうして寺や神社は潤い、庭の管理に相当な資金を投じることができ、結果として激混みになるほど集客できる。その一方で、一般向けの施設である京都府立植物園は十分な予算を得られず、あまり訪問者も多くない。

 このような想像をめぐらせ、社会現象を観察するという意味では、京都府立植物園を訪れる価値はあるかもしれない。しかしながら、東京在住者がわざわざ京都まで来て、この施設に時間を使うのはもったいない。一般向けの公園であれば都内の施設、例えば上記の神代植物園、国立科学博物館附属自然教育園新宿御苑などに行ったほうがいい。

2023年4月15日土曜日

ジャニーズ事務所と芸能界の闇

 BBCのドキュメンタリーに続き、元ジャニーズ事務所の岡本カウアン氏が記者会見を行い、最近にわかに日本の大手メディアもジャニー喜多川氏による少年への性犯罪を報道しはじめた。

 かねて週刊文春の記事や元フォーリーブスの北公次氏らの暴露本もあり、最高裁も喜多川氏の行為を認めている。

 私はジャニーズ系タレントのファンというわけでもなく、噂ではジャニー氏の行為を耳にしたことはあったが、あまり関心はなかった。最近明るみに出てきた内容を知ると事の重大さに驚く。

 ジャニー氏は1960年代頃から所属タレントの未成年への性行為を行っていた。デビューまでのステップは以下のとおり。ジャニー氏が応募書類や紹介、街での声がけなど様々なルートで好みの美少年を発掘→「合宿所」である自宅マンションに呼ぶ→寝ている少年にマッサージを施し、性行為に及ぶ→受け入れた少年を引き上げ、小遣いをあげる+拒否した者には声をかけなくなる→デビュー前にホルモン注射を打ち、少年的な雰囲気を維持させる。

 すごく悪質なのは、有名人の紹介で入所した者には性行為は行わず、地方出身で合宿所に泊まらざるを得ないとか、家庭が貧しく自分がスターになることで親をラクにさせたい、といった少年の思いを利用してジャニー氏との性行為をデビューの条件としていた、ということだ。全ては暗黙の了解だった。

 カウアン氏は「でたらめ」となどと言われないよう証拠を残し、自分の身を守るため、ジャニー氏から性行為を強要された場面の動画を撮影したという。

 仕事を取るために有力者の性行為を受け入れる「枕営業」はジャニーズ事務所に限らず、芸能界全体に氾濫しているとカウアン氏は言う。そうした悪習慣を断ち切るために自らの体験を伝えることにした、と。

 松田聖子の父親は国家公務員で彼女の芸能界入りに大反対したため、同時代のほかのアイドルよりデビューが遅れたという。おそらく娘に枕営業などしてほしくない、という思いがあったのだろう。

 ここで一歩引いて全体を俯瞰してみると、なぜこの時期にBBCが報じたのかは気になる。

 ゲイ社会は欧米のほうがスケールが大きい。

 個人的に聞いた話だが、あるイギリス人男性は10代の頃、Aレベル(大学進学に必要な共通試験)受験のため、英文ライティング講師の中年男性から個人教授を受けた際に体を触られた。この講師は自分のレッスンに関する新聞広告を出し、それを見た母親が依頼したという経緯だった。男性は恥ずかしくて母親には黙っていたという。結果として英文ライティングの授業はほとんど行われず、セクハラを受けただけだった。

 ほかの国、例えば儒教社会で有力者の権力が日本以上に強い韓国ではどうなのだろうか。

 このような事件がある種の人間の本能に根差していることを考えると、日本で起きているなら、外国で起きていても不思議ではない。

2023年4月7日金曜日

東京ドーム、神宮、横浜 ビジター球団応援に最高の球場はどこ?

 先日久しぶりの東京ドームで巨人・阪神戦を観戦。神宮横浜との違いがわかり面白かったです。個人的には野外球場で空の下、風を感じながら、ナイターで選手たちに煌々とライトアップされる光景がまさに選ばれたスターという感じで好きですね。

 ドームは球場内外にVisitor Shopがあり品揃えやお店のサービスも充実しています。思わずスヌーピーとコラボのかわいいTシャツと今年のプロ野球選手名鑑を買いました。

 場内アナウンスではまずビジター球団(=昨夜はタイガース)への歓迎メッセージがあり、適度な間隔でオープン戦でも巨人チアガールやマスコットの応援、さらには(家族や友達につきあって来た観客向けに)野球の基本ルールの説明まで流れ、老舗の興行主としてよく考えた運営をしていると思います。すぐ隣に遊園地やスパ施設があり、総合的な娯楽施設という位置づけ(例:お父さんの野球観戦+お母さんのスパ+子供の遊園地で一日をお過ごしください、みたいな感じ)ですかね。このためか家族連れや友達同士で来ている人が多く、その一方で神宮や横浜は一人で来てカメラ撮影している人も目立ちます。

 試合は伝統の一戦のためか、熱心な阪神ファンがかなり多かったです(各選手の応援歌をそらで歌えるなど)。9回表もタイガースへの声援が巨人側のあと一人コールを凌駕していました。

 結論として、首都圏での観戦ポイントを個人的な趣向でまとめると、本質的に野球そのものを楽しみたければ神宮のいい席(最前列など前の人が気にならない位置)、巨人戦を見たい、もしくはタイガースショップを含む総合的な商業施設としての充実度を重視するなら東京ドーム、席を問わず試合をよく見たくてビジターへの塩対応を気にしなければ横浜、という感じでしょうか。

 これから観戦に行く方の参考になれば幸いです。

2023年3月14日火曜日

ブラームス・ピアノ協奏曲第二番の難しさ

 サントリーホールからメールが届き、ブラームスのピアノ協奏曲第二番の演奏が行われるという。

 これはかなり珍しい。ブラームスの曲目を多く演奏される順に並べると、交響曲第一番>交響曲第四番>交響曲第二番>バイオリン協奏曲>>交響曲第三番>>>>>>>>ピアノ協奏曲(第一番・第二番)というくらい、ピアノ協奏曲の演奏は第一番・第二番ともほとんど行われない。

 このため誰の演奏だろうが、とにかくブラームスのピアノ協奏曲の生演奏を聴きたいと思い、さらには最前列中央といういい席で9220円(手数料込)と手頃だったのでチケットを入手、3月13日にサントリーホールへ足を運んだ。

 ブラームスのピアノ協奏曲第二番という演目のみにこだわっていたので、演者は当日プログラムを見て確認したほど気にしていなかった。ピアノソロ・河村尚子、山田和樹指揮・読売日本交響楽団による、河村氏のサントリー音楽賞の受賞記念コンサートだった。

 聴いてみて「ああ、この曲はすごく難しいんだな。そうか、だからあまり演奏されないのか」と納得した。

 私が家で聴いて親しんでいる演者はDaniel BarenboimKrystian Zimermanなど世界トップレベルとされるピアニストである。例えて言えば、五木ひろしや八代亜紀があまりにも自然に歌うので、無名歌手によるカバーを聴いて初めて演歌の大御所の偉大さを知る、といった感覚だろうか。

 ブラームスの二つのピアノ協奏曲のうち、第一番はわりと理解しやすい。第一楽章:絶望、第二楽章:安らぎ、第三楽章:動揺→希望といったところ。

 これに対して、ピアノ協奏曲第二番はブラームスがメンタルを病んでいたのではと思うほど構成がメチャクチャでわかりづらい。

 第一楽章は牧歌的で希望にあふれる感覚で始まるも、雲行きがあやしくなり、再び希望が現れ、疾風怒濤で締めくくる。

 第二楽章は苦悩と争い。

 第三楽章はピアノ協奏曲第一番の第二楽章と勘違いするほど、似たような安らぎを感じさせるものの、ずっと心中穏やかというわけでもなく、葛藤も感じさせる。朝日が差し込むベッドでまどろむ満ち足りた二人。心の中には様々な思いが渦巻く、みたいな感じ。
 
 第四楽章はあまりにも唐突で、第一楽章~第三楽章とどうつながるのか、さっぱりわからない。

 そもそも曲自体にまとまりがなく、だからこそと言うべきなのか、人間の感性がむき出しになるような場面がちりばめられ、そこらへんをていねいに美しく奏でることが、この作品のキモという感じがする。そうした積み重ね+全体を俯瞰したバランス感覚によって、曲自体のまとまりのなさを凌駕し、リアリティーをもたらす。私が親しんでいる一流ピアニストと欧州有名オーケストラの競演には、そうした趣がある。

 しかしながら、河村氏の演奏には「あれっ」というような乱れが散見され、それが一つの原因となり、全体的に完成度の低さを感じさせた。ディテイルも独特の魅力に乏しい。ただ第三楽章のチェロのソロとのやり取りはよかったと思う。

 そもそもベルリンフィル、ウィーンフィル、それに準じるオーケストラや演者とは、チケットの値段が違うのだから、違いがあって当然だという当たり前の事実に気づいた。

 例えて言えば、アメリカで韓国人が経営している寿司屋に入って「なんだこりゃ、東京の店とは違う!」と言っても、「そらそうよ」ということなのだ。

 結論として、世界トップクラスの演者に慣れ親しんだ向きは、そうでない演者のコンサートにはライブという理由だけで行くよりも、スピーカーやアンプ、高画質モニターなど家で楽しめる環境にお金をかけたほうがいい。

 

2023年3月11日土曜日

幅広い教養の重要性

 安倍首相の暗殺事件をきっかけに、統一教会の信者搾取と政治癒着が明るみに出てきた。幸福の科学の大川隆法総裁の長男・宏洋(ひろし)氏はかねて同宗教団体を脱退し、大手メディアが伝えないカルト宗教の実態を明らかにして信者を救う活動を行っている。

 そもそも、ある種の人々はなぜカルト宗教にはまるのか。

 人生に問題や苦悩があり、救済を求めて宗教にすがるのかもしれない。疲れを癒すために酒を飲む行為とも似ている。あるいは自分に自信のない女性が夫に頼り、子供の将来に賭ける。

 共通点は自分以外の存在への依存である。

 しかしながら、他者に依存することで問題は解決しない。それどころか宗教団体に財産を奪われ、アルコールで脳神経を失い、モラハラ夫に盲従することで自己管理能力が弱まり、ますます問題が悪化する。

 こうした依存心や、自分以外の何物かが全てを救済するという発想は、視野の狭さ=幅広い教養の欠如を表している。

 最近、母校の東京外国語大学の入試で共通テストの数学科目を増やしたことに関して、同窓会で議論があった。私の時代は共通一次で5教科7科目、しかも理科I(生物、化学、物理、地学を全て含む)と現代社会(政治経済と倫理を全て含む)は必須科目だった。これと比べれば、今はなんてラクなのかと驚いた。

 当時はもう二度とやりたくないと思ったが😅、無理矢理にでも幅広い科目を勉強したメリットはあった。なにか1つの科目を学んだら、それとは違う科目を学ぶ。そうした習性が身に着いたのは大きな収穫だった。

 文系科目をやったら理系科目。英語を学んだら中国語を習得。フルブライト留学後はイギリス大学院留学。府中で観梅後は青梅の梅の成長を見守り、国立の谷保天満宮を散策。年長者の話を聞いたら、若い人の意見も知る。

 このようなプロセスによって、なにか1つのものに頼らず、幅広い教養を養い、冷静な観察力と問題解決の能力が培われたと思う。

2023年3月3日金曜日

米国とカルト宗教の類似点

 おもちゃのような薄っぺらい街並に住み、「米国は美しく世界一」とねちっこいアクセントで強調する人々。それをイカれていると揶揄する海の向こう側の市民。

 アメリカという国はカルト宗教を彷彿とさせる。

 幸福の科学の大川隆法総裁が死去、長男の宏洋(ひろし)氏の言動が注目を集めている。宏洋氏は同宗教団体から脱退して「幸福の科学はカルト宗教であり、信者をだまして金を巻き上げている」と主張。父親から訴えられて裁判を続けていた。

 宏洋氏はかねて「カルト宗教から国民を守る党」という政治団体を立ち上げ、渋谷区議への出馬を表明。代官山や恵比寿の駅前で街頭演説を行ってきた。幸福の科学のみならず、統一教会、創価学会、エホバの証人などをカルト宗教と位置づけ、信者を食い物にする教団の危険性を訴えている。

 カルト宗教の特徴とは何だろうか。

 まずは独特の高揚感(😂)。ドーパミン出まくり、満面の笑顔、指導者への大喝采。

 以前、職場の先輩に「すごく面白いイベントがあるんだけど来ない?」と誘われ、一緒に行ってみたら公明党議員の演説会だった、ということがある。出席者は創価学会員でなんとも言えない高揚感に満ちあふれていた。

 第二の特徴は信じられない話(😂)。

 今では規制等でNGだと思うが、私が小学生の頃は下校時に校門の前で宗教団体がビラを配り、子供たちを集会に誘う、ということが行われていた。

 ある日キリスト教会のチラシに興味を持ち、友達と行ってみたことがある。そこではイエス様がどうした、こうしたという信じがたい話が延々と続いた。あまりにもバカバカしく退屈だったので、途中で抜け出して帰宅したのを覚えている。

 第三の特徴は、信者を騙す→略奪→弱体化→教団に依存→さらなる略奪→教団が私腹を肥やす、というサイクル😠。

 水がワインになる、エル・カンターレが全員を幸福にする、死後は多くの処女と性交できる、財産を教団に渡せば悪魔を追い払える――こういった話を信じられるのが、私には信じられないのだが、とにかく信者は騙されてしまう。

 そして収入の10%など財産を略奪され、信者の財力は弱まる。弱者は強者である教団に依存するハメになり、教団は略奪を繰り返す。結果として儲かり、救われるのは教団側だけ。「信じる者は救われる」と言われて信じた者は救われない。

 この図式を米国=カルト宗教にあてはめてみよう。

 米国には独特の高揚感がみなぎっている。God bless America。米国は世界一。私の親・配偶者・子供は世界一素晴らしい――米国で行われるスピーチ、集会、SNS投稿、クリスマスカードには、こうした文言が頻出する。

 これを日本に置き換えたらどうなるか。日本には神風が吹く。大日本帝国万歳。愚父・愚母・愚妻・愚夫・愚女・愚息は最高。こうした文言を政治家や企業経営者が演説で頻繁に述べたり、年賀状に書いてあったら「えっ」と思うかもしれない(😂)。

 第二の特徴、信じられない話はどうだろうか。米国が世界一素晴らしいのであれば、なぜ唯一の原爆投下国であり、戦争で市民を虐殺し、他国を挑発して戦争を引き起こすのか。むしろ世界一邪悪な国とすら言えるだろう。

 第三の特徴、信者を騙す→略奪→弱体化→教団に依存→さらなる略奪→教団が私腹を肥やすというサイクルはどうだろうか。

 日本=信者として例をあげてみよう。

 日本は唯一の被爆国だから核を持ってはいけない(なんだこりゃ、唯一の原爆投下国こそ核を持ってはいけないのでは)。米国が核の傘になるから心配いらない=ウクライナ、中東、東アジアで同時戦争が起きても、米国は日本を守る(=実際には不可能と思われる。京都議定書やアフガン、TPPから突然撤退したように、手のひら返しで梯子を外される可能性も。)

 日本の半導体産業は米国安全保障の脅威である。このため米国の規格に合わせ、日本の半導体市場における外国製品シェアを20%超にしないといけない(=1980年代にはNEC、東芝、日立が世界の半導体シェアトップ3を占めていたのが、見事に弱体化。日本全体の低成長、就職氷河期にもつながった。)

 コロナ感染を防ぎ、周囲の人々を守るためワクチンを打とう→ワクチンの目的は自らの重症化予防(=接種不明者を非接種者に含めていた厚労省のデータ改ざんが明らかになり、その後もワクチン接種者と非接種者で感染率や重症化率の差がどの程度あるのかは不明。ワクチンは全て米国製→日本は税金で買い取り→増税+2022年の超過死亡数は戦後最多。)

 このように各方面で米国の信じがたい話を聞いてきた日本は弱体化の一途をたどり、ますます米国に依存せざるを得なくなり、GDP4位以下に転落寸前。その一方で米国はGDP1位と自信満々の態度を続ける。

 しかしながら、カルト宗教の欺瞞がようやく明らかになってきた現状には希望を持てる。実の父親の洗脳を解き放ち、カルト宗教の犠牲者を救う活動に乗り出した大川宏洋氏の存在にも勇気づけられる。

 過去にフルブライト留学生や米政府職員として洗脳されていた自分ではあるが、今では米国を冷静に観察することで新たな力を感じている。

2023年2月12日日曜日

今の世の中を概括する

 ・中国がバイオ戦争の道具として武漢研究所でコロナウイルスを開発。

・米国が同研究所に出資、ワクチンを開発→米中共同で戦争ごっこをやっている。実際、バイデンは中国と癒着。

・目的は増えすぎた世界と自国の人口抑制。ウイルスで最も弱い層を殺し、ワクチンで真実を見抜き行動する知力・胆力のない層および弱い層を排除。

・日本は米国植民地として売れ残ったワクチンを買い取り、防衛費を増額し、増税を強いられ、ハイテク企業の成長を阻害され、結果として弱体化して植民地の地位から出られない。

・結局、世界はサファリパーク=弱肉強食。知人のアメリカ人男性がライオンに似ているという、私の勘は正しい。米国=ライオン、ロシア=ハイエナ、日本=ゾウ:立派な象牙(ハイテク技術、勤勉な国民、豊かな自然と文化)を持っているがゆえ略奪の対象。

・戦争に勝った者が次の戦争までやりたい放題。唯一の被爆国に核を持たせず、唯一の原爆投下国が核を持ち続ける。ふつうに考えて、核のない平和な世界を目指すなら、最も危ない輩(=すでに原爆を投下した犯人)に凶器を持たせないのが第一歩。

・米国のフルブライト上院議員は平和を構築するためにフルブライト奨学金制度を創設した。だが結果としては、世界各国のエリートを米国に招いてファンにさせることで、米国のやってきた悪事から目をそらさせている。奨学生は学費・生活費と引き換えに、若くエネルギーのある貴重な時間を米国理解(→擁護)の活動に費やす。少なくとも、少し前までの私に起きていたことだ。

・アメリカ人でいい人はたくさんいるものの、結局のところ、国を挙げて軍事力を背景とした脅し+略奪(日米半導体協定、米国都合の為替操作など)によって得た富の恩恵を受けているのには変わりない。自分たちが世界一、God bless Americaなどと喧伝し、大きな声で笑顔を見せるが、このような脅し+略奪によって下駄を履かせてもらった結果いい思いをしている。米国がヤクザ国家でなければ、このような繁栄と自信を持てるかは疑問。

・こうしたメチャクチャな状況を動物界全体で俯瞰してみれば、弱肉強食の一言に尽きる。だからこそ人類は軍事競争を永遠にやめない。

・私は子供の頃、このようなメチャクチャな暴力を推進しているのは男性だと気づいた。なので世界人口の9割を女性にすればメチャクチャはなくなると考えたが、これは合っていると思う。昨今のLGBTQ関連の動きは「女性的な人口の割合を増やす」という意味で、この方向に向かっている気がする。女性およびLGBTQの人々(男女とも)に戦争好きという印象はない。