それを知る手がかりとして、以下の本を読んでみた。
・「黄金の60代」(郷ひろみによる雑誌エッセーの文庫化)
・「愛される理由」(二谷友里恵著、郷ひろみとの出会い~結婚生活の前半部分)
・「ダディ」(郷ひろみ著、最初の妻・二谷友里恵との出会い~離婚)
・「楯」(二谷友里恵による「ダディ」への訂正・反論)
気になる部分はアンダーラインを引いて熟読、それ以外はざっと目を通してわかったことをまとめてみたい(私の解釈を含む)。
中高年を充実させる人生戦略
・よく「ひろみさんは変わらない」と言われるが、実際には変わり続けている。デビュー当時、一般家庭にはビデオデッキもなかった。時代の流れにどうにか食らいついていき、トレンドを感じ取ることで「変わらない」と映るのだろう。過去の自分や栄光にすがり、自分を変えられないと思ってしまえば「ひろみも変わったよね」となるのだ。
・30代までが若く、40代以降は若くないとして、80代以上まで生きるとすれば、人生の6割以上は若くない時期を過ごす。そこを充実させていく以外に人生を謳歌し、満ち足りたものにする方法はない。
・黄金の60代を迎えるため50代で酒をやめ(タバコは24歳でやめている)、最も自分に足りないと痛感していたこと=歌い方のテクニックを学ぶために、40代後半でニューヨークに留学。ホイットニー・ヒューストンやセリーヌ・ディオンを育てた先生に週1でレッスンを受け、自主練習を重ねて、3年経ったときに自分の納得できる発声をついに手に入れた。
・1年のうち1カ月は海外で過ごす。自分の感性の赴くまま充電する時間は種をまくようなもの。それがやがて大きな花を咲かせる。
・週1冊のペースで小説を読む。活字から頭の中で情景や体験を構築する作業は、歌唱やステージ構成を考えるうえで非常に役に立つ。テレビはほとんど見ない(!)ので、ほかの出演者が誰なのかわからないことも。紅白歌合戦でSPEEDのメンバーから挨拶され、児童合唱団かと思ったww。
徹底的な自己管理と仕事優先
・コンサートや仕事相手とのゴルフの前日は、確実に熟睡できるようアイマスクと耳栓をして寝る。妻の友里恵(当時)が夜中に急病で救急車を呼んだときも「どうしたの」と言っただけで寝続けた。
・国鉄職員の父を持ち、時間厳守は徹底。約束の10~20分前には現地に到着する。このため上記の件では「救急外来の診察を終えてタクシーがつかまらないので、車で迎えにきてほしい」と妻から電話があったときも断った。
奔放な女性関係
・ひろみは友里恵と離婚した理由を「僕が数人の女性と肉体関係を持ったから」としているが、友里恵いわく「数人ではなく数十人か数百人」で彼女の友人や子供の知っている女性も含まれる。
・妻の不在中には自宅に女性を招いて関係を持った。生まれたばかりの次女のベッドが置いてあった部屋でも行われ、週刊現代に暴露された。ひろみは友里恵にばれないよう、彼女が行きそうな場所(美容室、エステ、人間ドックなど)に同週刊誌があれば持ち去り、近隣の書店や売店に置いてある分は全て買い占めるようマネージャーに指示した。
・松田聖子は神田正輝と婚姻中、郷ひろみがホノルルマラソンに出る前の晩にホテルへ電話してきた。ひろみは彼女の声を覚えておらず「のりこ」と言われても、どこの「のりこ」なのかわからなかった。
・ドラマで共演した後藤久美子(当時20歳、ひろみは39歳)から打ち上げの会場で手を握られ、「お疲れさまの意味で」彼女を赤坂見附の店へ食事に誘った。友里恵には男性の仕事相手との打ち合わせだと嘘をついていたが、なぜか彼女は店に電話をしてきて「どういうこと」と問い詰めた。ゴクミは「またお会いできるといいですね」と立ち去り、半年後にアレジと事実婚になってしまった。
いやはや、仕事や健康面ではものすごくストイックである一方、想像を絶するマイペースな生き方。このような実体験があればこそ、恋愛をテーマとした数々の歌にも説得力があるのだろうと納得しましたwww。
