南アジア風の男性が店頭に立ち、道行く人に「いらっしゃいませ」と声をかける。インド料理店によくある光景だ。
今年6月に立川駅直結の駅ビルの一つGranduo(南口寄り、立川にはほかにルミネ、エキュートと合計3つの駅ビルがあるのでご注意ください)にオープンした「タージ パレス」もその一つ。店頭のメニューを見ていると、赤いターバンを頭に巻き、いかにもインド人の風貌をした男性が秒速で近づいてくる。ランチでも使える100円引きのクーポンつきチラシを渡され、それならと入店した。
いつも思うのだが、インド人にはターゲットを定めて速攻で決断を迫るエネルギーがある。こぎれいな駅ビルのレストラン街でも、こうしてギラギラした客引きをしているのはインド料理店だけだ。
通常1000円だがクーポンを使い900円のレディーセットを注文。
テーブルや食器など店内の全てがまだ真新しい。さらには最初に出てきたサラダまで新鮮、ドレッシングも美味なのはポイントが高い。
一般的なインド料理店では、ランチセットについてくるミニサラダは貧弱でキャベツやニンジンの千切りがぽそぽそしている。昼食の時間帯に備えて大量に作り置きしておくためか表面が乾いており、ドレッシングもそれなり。そんなステレオタイプを初っ端からいい意味で打ち砕かれた。
そして運ばれてくるナンの巨大さに驚愕する。思わず「すごい大きい!!」と言うと、先ほどのインド人はにっこり。
辛さの調節は5段階に分かれている。3~4段階の店には行ったことがあるが、5段階というのは初めて。私は甘口が好みなので、最もマイルドな味を選んだが、これはお子様用のようだった。もう1段上の辛さがちょうどよかったかもしれない。
午後1時過ぎのランチで夜8時までお腹一杯、ソフトドリンクもついて900円はコスパ最高。セットメニュー以外ではカレー40種類以上、ナン20種類以上から選べる。
ランチ11:00-16:15、ディナー16:15-22:00と休憩なしで開店、ランチタイムも長い。立川に行く楽しみが一つ増えた。
