2021年7月5日月曜日

You cannot be too careful when you drive a car

  高校の英語でこんな例文があった。

 "You cannot be too careful when you drive a car." (車を運転する時にはいくら注意してもしすぎる、ということはない。)

 「~してもしすぎることはない」という意味の"cannot be too careful..."という慣用表現として習った。

 東京外国語大学に進学してクラスメートとこの慣用表現の話になったとき、私が上記の例文を言うと、友達は別の例文だったと言う。"You cannot be too careful in choosing your friends."だと。

 直接の知り合いではないが、同じ年に入学した同窓生に都議の木下ふみこ氏がいる。2017年に初当選し、2期目の選挙運動中に別の同窓生から事務所のボランティアも頼まれたが、片道2時間以上かかることもあり丁重に辞退した。

 その木下氏が選挙運動中に、免許停止による無免許の期間中に人身事故を起こしていたため、所属する都民ファーストの会から除名された。当選した翌日というタイミングで発表された経緯がよくわからないが、彼女の支持者は驚いて失望したであろう。私の個人的な感想としては、母校出身者からこのような件が出てしまい迷惑な話である。

 都民を代表して条例や政策を作ることを職業とする人には、高い遵法意識が求められる。無免許運転で人身事故を起こした場合には、無免許運転過失致傷(自動車運転死傷処罰法6条4項)となり、10年以下の懲役となる。このような状況にもかかわらず、引き続き公職に立候補できるとは知らなかった。

 私自身はゴールド免許保持者で、免停について詳しくなかったので、ちょっと調べてみた。交通違反の点数が過去3年で6~14点になると免停になる。ちなみに1回の違反で6点がつく例としてはスピード違反、無車検、無保険があり、酒酔い運転(35点)、過労運転(25点)、さらには無免許運転(25点)など15点以上になると免許取り消しになる。

 過労運転を1回しただけで免許取り消しになることを考えると、まさに"You cannot be too careful when you drive a car."である。

 私たちの代表者というfriendsを選ぶプロセスについては、"You cannot be too careful in choosing your friends."と言える。