ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)は東京ディズニーリゾート(TDR)と並んで日本を代表する遊園地である。
目次:
V字回復のマーケティング戦略
元P&Gのマーケティング専門家の戦略によって低迷期からV字回復したことでも有名。ターゲットを映画ファンから幅広い層に拡大し、誰もが楽しめる要素を盛り込んで成功したという。今後の人生や仕事の参考にするため、自分の目で見て体験することにした。
1日遊べるワンデーパスは通常大人8,200円だが、バースデーパス(誕生月および翌3カ月有効)は7,700円。ネットで購入、当日はQRコードをスキャンして入場する。
公式には午前9時開場だが、状況によってはもっと早い時刻から開いている。8時半過ぎに到着すると、すでに長蛇の列。荷物検査にやや時間がかかり、ようやく中に入る。
私の目当てはゲゲゲの鬼太郎のお化け屋敷とおさるのジョージだったが、残念ながら鬼太郎はハロウィンの特別企画で11月7日で終了していた。おさるのジョージのショーは正午から。10分前に行けば十分だという。それまでブラブラと歩いて、待ち時間の短いアトラクションを試してみる。
アメリカの各都市を探訪
まもなくニューヨークの五番街に到着。標識はタイガースカラー。
ニューヨーク公共図書館もある。当然ながらフェイクでテーマパーク感はあるものの、NY暮らしを思い出す。
ニューヨークの隣はサンフランシスコ😅
ロサンジェルスにも行ける。
最寄駅のJRユニバーサルシティ駅からUSJまでのショッピング街は、本場ハリウッドのユニバーサルスタジオ周辺の雰囲気を彷彿とさせる。
シングルライダーでわずか5分待ち
おひとりさま御用達「シングルライダー」(グループ客の隙間に1人で乗るため、待ち時間が短いシステム)では待ち時間はわずか5分。まずはこちらを試してみる。
入口のスタッフに初めて来たことを話すと、記念のシールをくれた。
アトラクションが終了、帰りの順路を進んでいくと関連グッズの土産物屋になっている。ここを通らないと外に出られない。かなり多種類の商品があり、それだけスパイダーマンのファンは熱烈でお金も持っている、ということなのか。大阪商人の魂を感じる。
笑福亭鶴瓶の大阪ギャグが炸裂
スパイダーマンの隣はミニオンというキャラクターのコーナー。初めて知るキャラクターだが、とりあえず入ってみる。笑福亭鶴瓶による企画先行のアトラクションで、Gruという人物の声を鶴瓶が演じている。
事前説明のビデオでは鶴瓶の大阪弁によるギャグが炸裂。「この中に1週間シャワーを浴びとらんヤツがおるようだな。臭いから、みんなでおならを浴びせよか!」
来場者から思わず苦笑がこぼれる。いやすごいな。。TDRではちょっと考えられない。ということは、これまで気づきもしなかったが、東京あるいはディズニーランドはお上品ということなのか。
イントロのインパクトが強すぎて、肝心のアトラクションはあまり印象に残っていない😂
水もしたたる興奮主義 ジェラシックパーク
さらに歩いて行くとジェラシックパークが見えてくる。待ち時間はシングルライダーで25分。熱帯雨林の沼地をローラーコースターで行き、さまざまな恐竜と遭遇する、というもの。
私の席は最前列の右端。プラスチック製の椅子はぬれていて低い所に水たまりもできている。イヤな予感がするが、とりあえずミニタオルで拭いて座る。列で待っている間、レインコートを提供するコーナーもあり、事情をよく知る人はここで着用していたようだが、時すでに遅し。
しばらくゆっくりと進んだあと、コースターは速度を上げて水の中へと突入。派手に水しぶきがあがり、ほとんどの乗客はびっしょり。私はシャワーを浴びたように髪からズボン、バッグまでびしょ濡れだ。
入口の注意書きには身長制限や持病には触れていたが、これほど濡れるとは書いておらず、スタッフの説明もない。真夏ならまだしも、晩秋では風邪を引く客もいるだろう。
帰りの順路に立っている職員にドライヤーを借りて40分ほど乾かす。とんだ時間の無駄になったが、あとの客は濡れたまま次のアトラクションへと向かっている。
マーケティングの本では「USJは客層を広げて成功した」とあるが、来場者の8~9割は10代~20代の若者に見えた。彼らにとっては、あっという驚きや興奮>>>風邪を引く心配、ということなのだろう。明らかに中高年向けの乗り物ではない。
ジョーズ 本物の火の手があがる海難事故
この日の午後に訪れたジョーズのアトラクションも水の中を行くが、私は水しぶきが上がる反対側の場所に座っていたためか、ここでは全く濡れずに済んだ。乗船中は撮影禁止で、海難事故のシーンでは本物の火の手があがるなど、迫力満点。
クリエイティブなショー おさるのジョージ
おさるのジョージでは開演の15分前に到着すると、すでに列はできている。
ショーの内容はユニバーサルスタジオらしく、アニメ映画を作成するスキャナーの不具合によって動画のファイルからジョージが飛び出てくる、という筋書きだ。
出口近くには、私が子供の頃にはまった絵本シリーズの懐かしい絵がある。
レストランのコスパは低め
お腹が空いたのでランチにする。いくつかレストランはあるが、とりあえずハンバーガーの店に入る。ベーコンチーズバーガーセットで1,650円。ハンバーガーは大きめではあるが、コスパは低い。
ポテトをつまみながら、道行く人々を観察する。学生や若い社会人と思われる来場者が大半。年間パスは繁忙期を除くタイプでは1万9800円。3回来れば元が取れる。
ニコニコ顔で元気一杯のスタッフに手を振られ、ジェットコースター、アニメやゲームの乗り物やショーでワクワク・ドキドキしながら友達と遊んでスカッとする。JR大阪駅から電車で12分、180円と中心地からのアクセスもTDRを上回る。地元の若者が主なターゲットなのは間違いない。
ディズニー以外なら何でもあり
キャラクターはディズニー以外なら何でもあり、といったところ。
ハリポタではコーラスを披露
ハリーポッターのエリアは2014年に総工費450億円をかけて完成。モミの木の並木道が続いた奥にお城、機関車、土産物屋やジェットコースターがある。
広場では外国人のパフォーマーたちがコーラスを披露している。
ホテルは駅近でコスパ最高
宿泊先はJRユニバーサルシティ駅を出てすぐのホテル京阪ユニバーサルタワー。26階の部屋で眺望もよく、25平米と広さも十分。1階にローソンとスタバも入っている。1泊5,130円(税サ込)とメチャクチャお得だった。
まとめ
・USJは明らかに地元の若者がターゲット。
・コロナ禍でもちょっとしたアメリカ旅行気分を味わえる。
・ディズニー以外なんでもありで間口は広い。
・ジェラシックパークとジョーズではレインコートを着用せよ。
・宿泊先は駅近のホテルが穴場。

