今日はETSのTOEIC公式問題集③にある2つ目の模試をやりました。Listening Part 1のしょっぱなで、いきなりつまづきました。
写真を見て正しい描写を選ぶ問題です。
B) She's folding up a table.
C) She's hanging some artwork.
D) She's combing her hair.
は? hatはつばの広い帽子で、写真にあるような帽子はcapと、別の言い方をすると中学1年で習いました。教科書には"This is a hat. This is a cap."と絵つきの説明文までありました。鶴の恩返しとも思えないので、D)は不正解。B)、C)も違う。えっ、正解はないんじゃ。。?
それが正解はA)でした。英英辞書を引いてみるとhatは帽子全般を指し、capも含まれるそうです。イギリス人の英語の先生いわく「60代以上はcapでもhatと言い、エリザベス女王ならhatと言うだろう。これに対して、もっと若い世代はcapと言う」とのことです。
私は仕事でアメリカ人の訪日サポートをした際に、御礼やお土産として、お客さんが所属する組織や好きな野球チームのcapを頂くことがありました。その際には常に"cap"と言われ、hatと言うのを聞いたことはありません。
この公式問題集が日本で発売されていることを考えると、日本の不正確な英語教育に洗脳された学習者への意図的な引っかけ問題ではないかと思ってしまいますね。いきなり最初の質問で動揺させ、冷静沈着さを試す試験という意味合いでしょうか。
問題のややこしさ、難しさで言えば、TOEICは必ずしも「やさしい→難しい」順番に質問が並んでいるわけではありません。長文読解の最初のほうの設問で、かなり考えないと解けない問題があることもあります。ここで立ち止まって時間をかけすぎず、一瞬で解けない問題はさっさと後回しにして、最後に戻って見直したほうが、意外とすんなり解けることもよくあります。