2021年3月4日木曜日

偏差値秀才の知らないTOEIC必須単語

 あらゆる試験は傾向と対策が重要で、英語では必須単語を覚えておかねばなりません。

 TOEICの「出る単」とは何でしょうか? 大学受験や英検とは明らかに傾向が異なります。tyranny, autocratic, laissez-faireといった政治系の語彙は出てきません。よくあるジャンルは工事現場、リノベ、インテリアなどです。

 例えば、blenderって何かご存じですか? 先日の本試験に登場し、前後関係から正解はできたものの、カギとなる単語だったため覚えておくべきだろうと思いました。答えは「ミキサー」です。

 えっ。。ミキサーはmixerじゃないんだ。じゃあmixerは何なのか? 音楽で使うミキサー(なるほど)、キッチン用品としては卵白をチャッチャッチャとやる時に使うような撹拌機だそうです。ちなみにジューサー、トースター、コーヒーメーカーは英語でもjuicer, toaster, coffee makerです。

 それにしてもミキサーがblenderとはやられました。microwaveくらいなら知っているし、実際に米国でハウスシェアをしていたとき、共有のキッチンにありました。しかしミキサーとなると、2年程度の大学院留学中に電圧が違う電気製品なのにわざわざ買う人は多くはないでしょう。勉強が忙しくて、ジュースやスムージーを手作りするルームメイトもいないかもしれません。結果として、意外と盲点となっている単語でした。 

 ところで「ネコ」と言って何を想像しますか? ペットではなく、工事現場で使う手押し車だそうです。これをwheelbarrowと言い、過去問に登場しています。私は日本語のほうも知りませんでした。ブルーシートはtarp、工事現場の足場はscaffolding、熊手はrakeです。

 TOEIC頻出単語集は出版されていて、上級者向けの本も出ていますが、こうした「意外と知らないが、たまに出てきて勝敗を分ける」単語は載っていません。市販本に載っているのは「国内教育+大人の海外経験」タイプの偏差値秀才にとっては「なんだ、こんなのとっくの昔に知ってるよ」という単語ばかりです。

 なので今度、家の中やリノベ、ホームセンターで目にするものを片っ端から英訳してみようかと思います。