コロナ第三波が押し寄せ、過去最大の感染者数や重症者数が日々更新されている。緊急事態宣言の頃よりも深刻な状況だが、補助金にも限界があり、政府は年末年始にあたり「外出自粛」を呼びかけるしかない。
それでも用事はあるため、都心に出かけた。新宿の地下街を歩いていると、閉店セールやシャッターの前に立つ"Coming soon"の看板が目立つ。都営地下鉄に乗ると、車内広告の空きスペースがかなり多く3割程度しか広告が埋まっていない。
コロナによる経営難は飲食店や旅行業界がよく取り上げられるが、医療業界も厳しい。コロナ患者を受け入れる病院のみならず、比較的緊急性の低い診療科も大変のようだ。
通常はかなり混み合っている歯科でも、すぐに予約が取れた。私の前後で別の患者は来ていない。いつも通りていねいな診察後、先生は何を思ったのか「治療費を少しお安くしておきました」と言う。このようなことは初めてで驚いた。遠くから長年通っている患者が第三波の真っ只中に来たことへの御礼、そして「これからも来てくださいね」ということなのだろうか。
眼科ではいつもより診察前の検査が多く、いよいよ私の強度近視と老眼もヤバい状況になってきたのかと不安になった。先生に理由を聞くと「無料サービスで緑内障の検査をやっている。異常なしなので、安心してください」という。
さらには「ネコさんのドライアイ治療をどうしようかとずっと考えていたんですよ。それで目薬を変えてみようかと思うんですが、いかがですか?」と、絵を描きながら時間をかけてていねいに説明してくれた。
検査と診察で2時間以上かかったが、3割負担の保険診療で支払額は2150円。アメリカだったら何百ドル取られるだろうか。
ホテルではすでにGo To割引はなかったが、部屋には宿泊客へのギフトとして、伊勢茶のティーバッグ6袋入り×4種類のパックの入ったセットが置かれていた。百貨店で販売している高級品のようで、まともに買えば2000円以上するかもしれない。
帰りの電車はガラガラで、終点に近づくと同じ車両に私を含めて2人しかいなかった。平日の昼間にしてもかなり少ない。
