2020年12月16日水曜日

冬の電気代を検証する

 冬は最も電力を消費する季節だ。

 気づかないうちに容量を超えてブレーカーが落ち、スマホの光を頼りにブレーカーまで歩いて行き、フタを開けてスイッチを戻す。給湯器の電源も落ちるため、メチャクチャになった時刻表示を直す。ルーターも電源が切れるので、状況によってはPCの再起動が必要になる。

 基本料金を上げればアンペア数を増やせるが、ブレーカーが落ちるのは電力消費の多い冬だけ。地球温暖化対策としても、なるべく電力使用を抑えるのが望ましい。

 メーカー表示によると、標準使用時でエアコンの消費電力は690W。最も快適な暖房器具は風や音を全く出さないオイルヒーターだが、消費電力は1500Wと高く、部屋全体が暖かくなるまでに時間がかかる。このため通常はエアコンと電気ストーブ(400~800W)を併用する。ヒートショックを避けるため、入浴前には洗面所を即効性のあるセラミックヒーター(1200W)で暖めておく。

 電気代に最も差が出るのが加湿器だ。水を加熱するスチーム式が最も衛生的だが、消費電力は230Wと最も大きい。超音波式は標準的なタイプで60Wと電気代は抑えられるが、衛生面の問題が指摘されている。水をそのまま細かい霧にして水中の菌も同時に拡散するため、2018年に大分県の高齢者施設でレジオネラ菌による肺炎で90代男性が死亡した。電力消費が最小で済むのが気化式で、空気清浄機との併用型(下の写真)で3.3W。だが加湿能力は限定的で補助的な存在にすぎない。ハイブリット型を使用したこともあるが、音がうるさかった。


  セーターの代わりに家の中でも薄手のダウンジャケットを着ると暖かく、ファスナーを閉めればエプロンをしなくても料理をする際に服に水を飛ばさないですむ。煮物を作りながら水蒸気を発するキッチンでPC作業をすれば、加湿器の稼働量を減らせる。