2020年12月24日木曜日

第三波がもたらす変化とは?

 コロナ第三波が押し寄せ、過去最大の感染者数や重症者数が日々更新されている。緊急事態宣言の頃よりも深刻な状況だが、補助金にも限界があり、政府は年末年始にあたり「外出自粛」を呼びかけるしかない。

 それでも用事はあるため、都心に出かけた。新宿の地下街を歩いていると、閉店セールやシャッターの前に立つ"Coming soon"の看板が目立つ。都営地下鉄に乗ると、車内広告の空きスペースがかなり多く3割程度しか広告が埋まっていない。

 コロナによる経営難は飲食店や旅行業界がよく取り上げられるが、医療業界も厳しい。コロナ患者を受け入れる病院のみならず、比較的緊急性の低い診療科も大変のようだ。

 通常はかなり混み合っている歯科でも、すぐに予約が取れた。私の前後で別の患者は来ていない。いつも通りていねいな診察後、先生は何を思ったのか「治療費を少しお安くしておきました」と言う。このようなことは初めてで驚いた。遠くから長年通っている患者が第三波の真っ只中に来たことへの御礼、そして「これからも来てくださいね」ということなのだろうか。

 眼科ではいつもより診察前の検査が多く、いよいよ私の強度近視と老眼もヤバい状況になってきたのかと不安になった。先生に理由を聞くと「無料サービスで緑内障の検査をやっている。異常なしなので、安心してください」という。 

 さらには「ネコさんのドライアイ治療をどうしようかとずっと考えていたんですよ。それで目薬を変えてみようかと思うんですが、いかがですか?」と、絵を描きながら時間をかけてていねいに説明してくれた。

 検査と診察で2時間以上かかったが、3割負担の保険診療で支払額は2150円。アメリカだったら何百ドル取られるだろうか。

 ホテルではすでにGo To割引はなかったが、部屋には宿泊客へのギフトとして、伊勢茶のティーバッグ6袋入り×4種類のパックの入ったセットが置かれていた。百貨店で販売している高級品のようで、まともに買えば2000円以上するかもしれない。

 帰りの電車はガラガラで、終点に近づくと同じ車両に私を含めて2人しかいなかった。平日の昼間にしてもかなり少ない。 

2020年12月22日火曜日

年末のおトクな作業

 今年の収入と支出がほぼ出そろった。ふるさと納税をギリギリまで有効に使いたいので、来年の確定申告の作業を行い納税額を算出した。わからない点があったので地元の税務署に電話すると、そこから東京国税局・電話相談センターにつながる。

 コロナ対応で今年の確定申告の締め切りは1カ月延長になったが、来年は通常通り2月16日~3月15日受付の予定だという。住民税やふるさと納税に関しては、「地方自治法で概略を決めているので、市町村の税務課に聞いてください」とのこと。官庁の御用納めは来週月曜なので、それまでに全てを明らかにする。

 ふるさと納税の品物は控えめに買っていたので、まだ結構注文できそそうだ。ふるさと納税サイトのランキングを見ると、1万円で20個入りのハンバーグなどお得な商品が並んでいる。こういう時に馬刺を買っておくのもいいかもしれない。ナッツホタテ貝柱などもお気に入りに登録。その一方で果物は収獲年によって当たり外れがあるようだ。

 こうした一連の作業に集中していると、浴室修理の作業員がやってきた。浴槽の目地直しが目的だったが、ついでに配管も最新のものに交換してくれた。

 浴室をきれいに保つプロのノウハウも詳細に教えてくれた。せっかくリフォームして新しくなったので、ホテルライクなピカピカ状態を長く続けられれば、引きこもりの閉塞感も少しは緩和されるだろう。

・壁と床はふだんは入浴後に水分をふき取り、週1で洗剤をつけて汚れている個所を洗う。床には、浴室用ブラシでやわらかめの毛が縦方向に密集しているタイプを使って洗う。デッキブラシは固すぎるのでダメ。激落ちくんのスポンジでもいいが、意外と指が疲れる。

・鏡についた汚れはいったんついてしまうと中々取れない。これを防ぐために水を拭き取ったあと、から拭きをする。

・ドアの上の部分にカビがたまりやすいので、そこも忘れずに拭く。

・一戸建てでも浴室乾燥のためには窓を開けるよりも、入浴後の水分を拭いたあとは浴室の窓とドアを閉め切って24時間換気をするのがベスト。

・旅行などで長期間留守にする場合は、浴槽が完全に乾いたあとに止水フタを閉めておく。

 キッチンリフォームを担当した一級建築士と防蟻工事担当者によれば、家を長持ちさせるために極めて需要なのは、水回りから水分を漏らさないこと。京都の寺など古い建築物を維持できている大きな理由は、昔はトイレが別棟にあり、台所も土間で床下配管がなかったためだという。

2020年12月21日月曜日

思いがけないクリスマスプレゼント

 家の片づけをしていて、高島屋の商品券1万円分が出てきた。

 裏面を見ると「本券は下記の各店舗でいつでも取扱い商品とお引換えいたします」として、使える店舗がリストアップしてある。高島屋(各店)の欄に東京店、立川店、大阪店。。。しかし新宿店がない。 

 おそらく新宿高島屋ができる前に発行された商品券と思われる。同店が開店したのは1996年なので、24年以上も昔の商品券ということになる。興味深いことに京王百貨店でも使える。京王百貨店は当初、京王と高島屋の合弁事業だったらしい。

 問題はこの商品券が新宿高島屋で使えるかどうか。「高島屋(各店)」と書いてあるので使える気もするし、あるいはリストアップされた店名には入っていないので、使えないのだろうか?

 立川店に行くという手もあるが、かつてはJR立川駅北口を出てすぐ左手にそびえ立っていたのが、再開発後には駅から遠ざかり、気の毒なほど店舗面積も縮小している。

 新宿に行くついでに使えればベストなので、新宿高島屋に電話して聞いてみた。

「使えますよ! 高島屋カードとPontaカードのポイントも同時につきますし、おつりも出ます!!」と、電話の向こうから熱気が伝わってきた。

 アジアからの買い物客は来ないし、テレワークが普及してスーツやバッグも売れない。さらには第三波だ、Go To停止だ。。と閉塞感が押し寄せるなか、久々にちょっと明るい内容の問い合わせだったのかもしれない。

 もちろん私もすごくうれしい。突如として高島屋で1万円分のプレゼントをもらえることになったのだから。。

2020年12月18日金曜日

長期化するコロナ禍の日常

 最後に会食したのは今年2月、テレワークも3月に開始。よほどの用事がない限り人と会わない生活が1年近くになろうとしている。

 一人暮らしで家にこもり、10年前にはイギリス留学でロンドンにいたことを思い出す。年末に休暇でドイツに行ったためか、先日ドイツに住んでいる夢を見た。

 あの頃とは世界ががらりと変わってしまった。ワクチン開発が進んでいるようだが、子供の頃にインフルエンザ予防接種後に体調を崩した。このためワクチンで全てが解決する感じもしない。

 時間があるうちに資格を取っておこうと思い、TOEICを受験することにした。コロナ対策で受験者の間隔を空けるため人数を制限し、抽選制になっている。だがこの半年の間に主催者(ETS)側は会場確保に努め、現在では東京会場では申込者が全員当選しているようだ。

 ETSの公式模試をやり換算表で満点範囲ではあったが、若干の不正解があった。全問正解を確実に取れるようになれば、本試験でも安心だろう。この目的に対応した参考書をやっていると、知らなかった単語や意味がたまに出てくる。"taxi"が自動詞で「飛行機が離着陸の時に誘導路をゆっくりと走る」という意味があるとは知らなかった。

 またオーストラリア発音やある種のイギリス英語は聞き取りづらい個所がある。こうした発音の違いを詳しく解説するYouTuberも結構いるので、そうした動画も参考にする。

 いつかまた海外に行く機会があり、引きこもり中に学んだことを生かせればよいのだが。。

2020年12月16日水曜日

冬の電気代を検証する

 冬は最も電力を消費する季節だ。

 気づかないうちに容量を超えてブレーカーが落ち、スマホの光を頼りにブレーカーまで歩いて行き、フタを開けてスイッチを戻す。給湯器の電源も落ちるため、メチャクチャになった時刻表示を直す。ルーターも電源が切れるので、状況によってはPCの再起動が必要になる。

 基本料金を上げればアンペア数を増やせるが、ブレーカーが落ちるのは電力消費の多い冬だけ。地球温暖化対策としても、なるべく電力使用を抑えるのが望ましい。

 メーカー表示によると、標準使用時でエアコンの消費電力は690W。最も快適な暖房器具は風や音を全く出さないオイルヒーターだが、消費電力は1500Wと高く、部屋全体が暖かくなるまでに時間がかかる。このため通常はエアコンと電気ストーブ(400~800W)を併用する。ヒートショックを避けるため、入浴前には洗面所を即効性のあるセラミックヒーター(1200W)で暖めておく。

 電気代に最も差が出るのが加湿器だ。水を加熱するスチーム式が最も衛生的だが、消費電力は230Wと最も大きい。超音波式は標準的なタイプで60Wと電気代は抑えられるが、衛生面の問題が指摘されている。水をそのまま細かい霧にして水中の菌も同時に拡散するため、2018年に大分県の高齢者施設でレジオネラ菌による肺炎で90代男性が死亡した。電力消費が最小で済むのが気化式で、空気清浄機との併用型(下の写真)で3.3W。だが加湿能力は限定的で補助的な存在にすぎない。ハイブリット型を使用したこともあるが、音がうるさかった。


  セーターの代わりに家の中でも薄手のダウンジャケットを着ると暖かく、ファスナーを閉めればエプロンをしなくても料理をする際に服に水を飛ばさないですむ。煮物を作りながら水蒸気を発するキッチンでPC作業をすれば、加湿器の稼働量を減らせる。 

2020年12月14日月曜日

街へのプレゼント

 元Sハウスの一級建築士YouTuber、げげさんが素敵な考え方をしている。以下に論旨をまとめてみよう。

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 家や建築物は人工的なもので、存在自体に圧迫感がある。それを自然となじませる役割を果たすのが植栽だ。

 庭木のデザインには「不等辺三角形」を心がける。高さが同じ植木を等間隔で並べてしまうと、公園のようでつまらない。そうした存在は自然にはないからだ。高さや配置に変化を持たせると自然な印象になり、屋内から見た感じも奥行きが出て開放感と広さを演出できる。

 また玄関の近くに木があるとよい。散歩する人の目を楽しませる「街へのプレゼント」だ。

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 ヨーロッパでは「街へのプレゼント」という考え方が義務化され、街並みや景観を美しく保つための法律が厳しい。イギリスでは自分の家の外観も自由にはできず、変えるにはブロック全体の住民の合意が必要になる。

 日本も自治体によっては景観保護条例があるが、一般的には自宅の外観や庭は自由にできる。忙しくて庭の手入れができなければ、一面に防草シートと砂利を敷くことも可能だ。

 だが時間があれば、やってみると植木の手入れは奥が深い。特に環境問題に関心があれば、学問や仕事で学んだ理論の具体例を見られる。生物多様性とは害虫との戦いでもあるが、害虫にも重要な役割がある。剪定に強い木もあれば、向かない木もある。植木にも個性や特徴があり、それを理解したうえで手入れをする必要がある。

 そうして花が咲き、新緑が芽生え、葉が色づき、道行く人をほっとさせる。

2020年12月13日日曜日

わかりやすさで勝負するダイソン

  ダイソンといえばデザイン性が高く、セレブな家電というイメージだ。

 7年前に同社の掃除機を買ったのも、上流な暮らしをする大学先輩に勧められたからだ。

 カーペットについたペットの毛を一網打尽に吸い込み、透明な構造でホコリを見える化した掃除機の写真を見せてもらい、かなりインパクトがあった。ゴミをあえて可視化するという発想は目新しく、ダイソンがパイオニアだった。私は原因不明のアレルギーに悩まされていたため、「とにかくハウスダストを根絶しよう!」と、当時の最上位機種DC48を約6万6000円で買った。

 吸引力の強さに驚き、フローリングも掃除機をかけただけでピカピカになる。だが2カ月後に電源が入ったり入らなくなったりを繰り返すようになった。初期故障かと思いカスタマーサービスに連絡すると、フィルターにホコリが詰まっていたのが原因だった。通常の使用ではフィルター掃除は年1回でよいが、古い掃除機が吸い込めなかったホコリを一気に片付けたため、1年分のホコリがたまっていたということらしい。

 7年活躍した掃除機だが、先日突然に本体の電源が入らなくなった。カスタマーサービスに電話したところ、本格的な修理が必要となった。2年間の保証期間は過ぎているので費用が発生するが、あらゆる故障を一律2万2000円(送料込み)で直すという。モーターが壊れていれば交換し、必要があれば付属品も新品に換える。

 さらに興味深いことに、こうしてカスタマーサービスに連絡してきた顧客限定で新品の大幅割引も行う。修理に出して詳細を聞き、やっぱり新品に買い替えたいとなったとしよう。現在の最上位機種CY29FFを4万7850円で買うことができ、古い掃除機はダイソンが無料で引き取る。この価格は家電量販店や楽天よりも約9000円~1万5000円安い。

 掃除機の仕事ぶりの可視化、修理に出す前からわかる修理代、顧客を待たせず全ての質問にすぐに答えられる電話対応、得意客への明確な優遇措置。わかりやすさがダイソンの真骨頂だ。

 問題は2万2000円を出して修理に出すべきか。正直、この金額で同等かそれ以上の掃除機もあるのではないだろうか。実際、DC48の新品が現在は2万8000円程度で販売されている。

 もっと言えば、押入の奥にあり家族が買ったと思われる古い掃除機のほうがダイソンよりも吸引力が強かったのだ。だが残念なことに、このサンヨー製掃除機にも、フタが開かないという不具合が間もなく発生。掃除機の吸引能力を示す吸込仕事率は、ダイソンDC48が170W、サンヨーが350Wだった。

 ただ実際の吸引力には、ブラシの構造や床質などの要素も関係する。イギリス本社のダイソンは屋内にも靴で入る西洋の習慣に対応し、特に絨毯に入り込んだ砂やホコリの吸引に優れている。その一方で不織布のような素材のカーペットでは「あれっ?」というほど糸くずの取りこぼしがあり、サンヨー掃除機はこうした細かいチリもガンガン吸い込んでいだ。やはり根本的なパワーは重要なのだろう。

 現在、吸込仕事率が最も高い掃除機は日立製品で670Wとなっている。この機種は本体重量が3.7kg、一方で650Wの機種もあり3.3kgとやや軽い。ほぼ1日かけて調べ上げたところ、CV-KP300Gという昨年発売された機種が最もコスパがよさそうだ。アマゾンで2万3781円。ダイソンDC48を修理に出す値段とあまり変わらない。

 吸込仕事率650W、本体重量3.3kgの機種はいくつかあるが、CV-KP300Gはブラシの性能が下位機種より優れている。「スマートヘッド」というもので、床の種類を感知してパワーを自動的に調節するため、吸引力が強すぎてブラシを動かすのが大変という事態を避けられる。

 この機種よりも6300円ほど安い機種CV-PF90のブラシは「ごみハンターヘッド」と呼ばれ、「スマートヘッド」よりも床の感知能力が低い。CV-PF90のレビューを見ると操作性に不満を持つコメントも散見される。その一方でCV-KP300Gは5点満点中1点のレビューはゼロ、2点は1つあったがコメントなし。3点以上のレビューの不満点は付属品の種類が少ない、やや重いなど、掃除機の性能に関するものではなかった。吸込仕事率500W以上の製品でも吸引力が足りないとするレビューもある一方で、CV-KP300Gのレビューでは吸引力への不満は皆無だった。全体として吸引力の強さと操作性のよさを絶賛するコメントが目立つ。

 CV-KP300Gより上位の機種もあるが、その差は付属品に小さいブラシがついているか、いないかの違いだけ。結論として、パワーと操作性でCV-KP300Gがコスパ最高だろうと判断し、アマゾンの注文を確定した。

 こうした一連の検討に丸1日を費やした。今は時間があるので可能だったが、忙しければ「スマートヘッド」と「ごみハンターヘッド」の違いまで細かく調べることはできなかっただろう。ダイソンの最上位機種を優待価格で買っておしまいだったかもしれない。

 日本企業の家電の特徴として、いろいろと優れた機能が数多くあり、かわいい名称がついているものの、それが何を意味しているのかがわかりにくい。取扱説明書をダウンロードし、あらゆるレビューを熟読してようやく完全に理解できる。エンジニアが日夜努力してコスパ最高の製品を作り上げても、わかりやすさではダイソンに負けてしまう。

2020年12月11日金曜日

来年の目標

 夏にベランダにできたハチの巣に気づかず、初めてハチ(アシナガバチと思われる)に刺された。

 ハチへの耐性には個人差があるが、2回以上刺されるとアナフィラキシーというアレルギー症状を起こしやすくなる。昨年は蜂毒によるアナフィラキシーで11人が死亡した。

 来年の目標は二度とハチに刺されないことだ。

 まずは庭木の整理である。自宅の庭には数え切れないほどの樹木が生えていた。家族が植えた木もあれば、鳥や風に運ばれた種から勝手に生えてきた木もある。こうした木々には虫が集まり、それをエサとするハチを引き寄せてしまう。

 このため十数本の木を伐採・伐根した。樹齢60年を超える柿の木はかなり根も張っていて、伐根には限界があった。今後地下で根が腐っていく過程でシロアリが来ないか心配になったが、このプロセスには諸説あり、実際に自分の庭でどうなるかはわからない。最も確実な対策として、床下点検と防蟻工事を行うことにした。

 垣根には小さなハチの巣の形跡がいくつもあった。ドウダンツツジの美しい垣根は気に入っているので撤去はしたくない。現在は庭師の繁忙期なので、希望日時にまた来てもらうのは難しい。植木屋さんから教えてもらった剪定ばさみを入手し、なるべく密にならないよう自分で剪定した。庭師YouTuberの動画を参考にやってみたところ、通りがかりの近所の人から「すごく揃ってる! ちゃんとなってる!!」と声をかけられてうれしかった。

 その間に来訪したSハウス営業マンと、家の修理の件で打ち合わせ。詳細は割愛するが、同社のぼったくり体質、朝令暮改、詭弁、仕事の遅さには開いた口が塞がらない。米国海洋大気庁の某部署を彷彿とさせ、大企業病と官僚的な組織の特徴をあらためて認識した。

 ただ営業マン自身はいい人なので、葛藤を抱えているに違いない。なるべく力になってあげたいと思い、先日は勧められたリフォームローンに関して、彼が気づいていなかった利点を指摘した。昨日は「それを別のお客様へのセールストークに使って見事契約できた」と御礼を言われた。

 話はそれたが、これで樹木の整理は完了。あとは来年春にハチが活動を開始する前に、巣を作らせないよう樹木ベランダに殺虫剤を散布する。殺虫剤の説明書にもとづき、散布スケジュールを来年の手帳に記入。ハチが嫌う香りを発するハーブの一種、ミントも購入してベランダに置いた。香水は逆にハチを引き寄せてしまうらしいので、田舎暮らしでは禁制だ。

 枯葉や植木鉢の下は"G"の棲家にもなるため、G対策も行う。家に寄せ付けないよう屋外用の毒エサを設置。Gはレモングラスの匂いが嫌いらしいので、室内ではこの精油でアロマを焚く。Gやネズミを追い出す効果のある超音波機器もいくつかの種類を用意。驚くべき適応力で3億年を生き抜いたGに対抗するため、時々別の種類を試す。

 基本的な対策として、掃除を徹底してホコリや食べかすを残さない。ところが7年使ったダイソンの掃除機の電源が突然に入らなくなり、考えられる方法を試したが効果がない。物置から引っぱり出してきた古い掃除機も不具合が発生。修理に出すべきか、新しい掃除機を買うべきか。

 あきれるほどに、次から次へとやることが出てくる。

2020年12月9日水曜日

コロナ禍が生み出す郊外住宅バブル

  業界最大手のSハウス営業マンによれば、今や東京郊外の一戸建て分譲市場はバブルで「7000万~8000万円の物件が飛ぶように売れている」という。

 思わずググってみると、八王子から横浜線を乗り継いた駅から徒歩13分。かなり不便と言わざるを得ない立地の建売が、確かにその価格帯で販売され、すでに最終一邸だという。土地面積169平米と郊外物件としては普通だが、建ぺい率70%で建物面積は131平米と比較的広め。だが全体的に見れば、営業マン自ら「バブル」と言うのもうなずける。

 購買層は都心のタワーマンションから移り住むテレワーカーかもしれない。北向きの狭い億ションに住んでいれば、全室角部屋で日当たり良好な広い家に一目ぼれしても不思議ではない。ギリギリ八王子市なので都市ガスは通っているし、都心に出るのに新幹線を使う必要もない。そうした点で軽井沢より維持費や交通費は大幅に安上がりで、しかも自然環境は豊かなのが受けているのだろう。

 これまでは値段もつかなかったような郊外の築古物件も徐々に売れ始めているようだ。30万~100万円程度の古い家を買い、自分でリノベする様子を伝えるYouTube動画が登録者数を伸ばしている。

 少し前まではマスコミが郊外住宅の未来を憂う報道を連発していた。私もどうしようかと悩んでいたが、最近では近所で建て替える家が増えている。今後20~30年は住む決意の表れだろう。このため年がら年中、解体工事や建築の騒音が鳴り響き、閑静な住宅街が実はうるさいという事態も発生している。