2017年10月28日土曜日

変化する買い物の役割

 どの国に行っても巨大なショッピングモールとお馴染みの店があり、米国主導のグローバリズムの権化といった観があった。だがその米国でショッピングモールの衰退が激しく、今ではネットショッピングが主流のようだ。

 それとは対照的に、香港やシンガポールでは買い物は食事と並んで最大の楽しみとして君臨している。地元の人いわく「買い物、食事、買い物。。。その繰り返しが永遠に続く」のだという。狭い家でしまっておくスペースも限られるため、買っても結局は捨ててしまうほとだと。

 この違いは何だろうか。統計によれば香港は不動産価格の高騰のため、世界で最も住宅取得が困難な場所で、平均的な住宅の価格が中間層の年収の18倍にも及ぶ。40平米のアパートに家族4~5人で住んでいるのが普通だという。これでは誰しも外に出たくなる。だが年間を通じて蒸し暑い日が多いため、行き先はショッピングセンターやレストランということになる。

 シンガポールでも似たような状況で、一戸建てに住めるのは本当に限られた富裕層だけ。大半の住民は高層住宅に住む。

 東京に住む私の場合、食料品の買い物は週1回のネットショッピングで足りない分はコンビニで済ませる。以前はショップチャンネルという買い物チャンネルにかなりはまっていたが、ここ5~6年はほとんどしていない。

 ブランド物には全くと言っていいほど興味がない。 洋服や靴、バッグ、腕時計などを選ぶ基準は、まず第一に着心地やつけ心地がよいか。アクセサリーや宝石に至るまでこの基準だが、そもそもこうした品にもブランド物と同様、ほとんど関心がなくなった。

 そういえば両親も「もう欲しいものはほとんどないね」と言っていた。

 アンチエイジングを目的としたエステや化粧品にはかなりの投資をしてきたが、そのピークも過ぎた。30代後半~40代まではある程度の効果はあったと思うが、50代となると今さら少しでも若く見えることに資金や時間をつぎ込むのはコスパがよくないと思い始める。

 ここでもテーマは自分がいかにラクに感じるか。そして自然なもの。白髪染め、マニュキア、厚化粧、使い勝手の悪い小さなバッグ、ギラギラした指輪やネックレス、ハイヒール。。。そうしたものは私には全て不自然でやり過ぎに思える。

 自分の趣味はどちらかと言えば無印良品のように主張しないもの。アジアやヨーロッパでのMUJIのうなぎのぼりの人気度を見ると、そう考えるのは私だけではないのかもしれない。

 特に結論はないのだが、ある程度自分のスペースがあり、だいたい一通りのことをやり、自然と接する機会に恵まれれば、物欲は減退するものなのだろうか。

2017年10月27日金曜日

日経平均の勢いがすごい

 アベノミクスがついに功を奏したのか、日経平均の伸びがとまらない。

 父から相続した日経平均に連動している投信がもともと15万円だったのが、現在の評価額は36万円だという。つい最近、4万儲かっていてすごいなと思っていたのだが、2倍どころの騒ぎではない。誰でもそうだと思うが、お金が儲かるというのはとてもうれしい。まずはお墓参りに行かなといけない。

 証券会社の人に相談すると、もっと伸びるのでまだ売らないほうがいいという。これから発表される企業決算はかなりいいはずなので、年末までは持っているべきだと。

 今の利益は1回旅行できるかな、あるいは1カ月早くリタイアできるかなというレベルだが、元手が150万円、あるいは1500万円だったら2000万円以上儲かっていたことになる。

 だが数年前には株価は低迷し、日本はもうおしまいかという厭世的なムードだったと思う。その時にあわてて売らず、とりあえず何も考えずにずっと持っていたらこうなった。

 ということは、今はダメだと言われているものに注目すべきなのかもしれない。

 まったくの素人だが、少しは投資の勉強を始めるべきかもしれない。

2017年10月25日水曜日

Revisit the 1990s: Beverly Hills, 90210 and more

Somehow all the sudden I remembered the TV show Beverly Hills, 90210 and tried searching YouTube. There was a video that put together all the intros of seasons one to eight.

Oh my god…how nostalgic. Japanese public broadcaster NHK used to air the show on weekend night. I videotaped it in VHS and watched it over and over again. It is soooooooooooo California.

When I went to LA to see a friend of mine that I got to know in a GRE class, she took me to the very high school that was used in Beverly Hills, 90210

At that time I was attending a summer school at Stanford. Its campus was an even posher version of the high school. While I appreciate each university’s unique charm, Stanford stands out for its entire gorgeous presence under the brilliant sun and Mediterranean air.

Well...no, posh or gorgeous is not exactly the right word. I groped for it, but no luck. I would quote a line in an email I received from a renowned journalist who also studied there. In response to my note that raved about the campus, she said "How dreamy..."

If I could ever replay a time of my life, that summer is certainly a top priority. I wouldn’t mind doing that over and over again.

2017年10月20日金曜日

Tom Cruise: Beautiful chap

For this Sunday, since a long time ago I’ve organized a family gathering for lunch and a professional get-together for drink. Then the Prime Minister has slated an election. Now, an extraordinarily enormous typhoon is coming; C’est la vie.

Rather than fretting over the weather, I’ve decided to see Tom Cruise when he was interviewed by Larry King. It was brilliant. I love his interviews and I still miss his program Larry King Live. He was no comparison with his successor Piers Morgan, and CNN no longer has even Morgan.

From this interview, I reconfirmed that Tom Cruise was not only incredibly handsome, but also intelligent, self-assured and diplomatic. These four traits rarely come together. But he looked like the ultimate embodiment of them.

Asked if/how his handsome physical appearance could invite negative ramifications such as jealousy, he responded if that prevented him from career opportunities, that would be serious. I could easily infer that was not the case.

A few “wow” lines in the interview that I liked are:

-          “I’m a great father; I want to be my son."
-          “I’m quick in learning lines.”


2017年10月14日土曜日

街頭演説会レビュー

 先日の党首討論会を見て、今回の衆院選は恐らく初めて自民党に入れるしかないのかなと思い、地元の候補の演説会をYouTubeでチェックした。だが残念なことに、野田聖子総務相という領袖をバックにつけながらも、話の内容はやや的外れでインパクトがない。初日に選挙区内の全自治体を回ったのは評価できるが、多摩格差をどう解消するのか具体案もない。

 この個人に入れるのは憚れるなと思い、少なくとも論理破綻を起こしていない政党を再度チェックしてみようと思った。だがこの週末はずっと雨で、せっかく街頭演説会を見に行っても残念な内容だと時間の無駄なので、気になる人物をググり、演説をYoutTubeで検索した。

 現代の日本国民であれば民主的な選挙は当然の権利だが、普通選挙権は先人たちが死に物狂いで闘って勝ち得たものだ。

 首相までもが街頭演説会で全国を駆けめぐり、まるでビードルズのように候補者、役職者と一緒に90度のお辞儀をして有権者の一票をお願いしている。

 この民主的な選挙制度を守るために、有権者は責任を持ってベストだと思う選択をしなければならない。

 小泉進次郎氏が小池百合子氏の無責任さを批判した演説は言い得て妙だった。一方、野田聖子氏(このビデオの41分19秒後)はかつて自民党の特長だった「自由にものを言える雰囲気」がなくなっていったという近年の現実を詳述して興味深い。

 枝野幸男氏は「立憲民主党でもなく、海江田万里氏でもなく、多数決に至るまでのていねいな民主主義のプロセスのために一緒に行動しよう」といった論調で、新宿駅東南口広場を埋め尽くした聴衆に訴えて拍手喝采を浴びていた。Wikiで調べてみると、小学校の頃から児童会長や生徒会長を務め、高校では弁論大会で三年連続で優勝したという。

2017年10月13日金曜日

一点豪華主義の効用

 かなり恵まれた環境に育って世間的に条件のよい生活を送っていても、エンドレスに愚痴を言い続ける、あるいは何らかの深い怨念を抱えている、すさまじい嫉妬で常に自分と周囲を比べる。ネガティブなオーラを撒き散らし、周囲を困惑させ、どっと疲れさせる。

 そういう人は意外といる。思ったのだが、そうした人々は本当に自分が何を欲しているのかがわかっていない。あるいはわかっていても、あまりにも多すぎて現実的ではない。完璧主義で重箱の隅をつつくことに情熱をかける。他力本願で自己責任という感覚や、受け身で根本的な解決をしようという意欲や創造性、それに必要な忍耐力がない。

 これとは逆に、心から幸せそうな人に見られる共通点もある。自分が何を好きかを明確に認識している。好きな仕事に没頭した結果、社会から認められている。 〇〇さえあれば満足というほどの情熱を傾ける対象があり、ほかのことを気にする時間やエネルギーがない。

 開き直りや負け惜しみかもしれないが、独身というのも一つの手だと思う。結婚、出産、家族と手を広げていくと、周囲と自分を比較する材料がどんどん増えていく。「嫉妬地獄」に苦しんでいるという人の投稿を読むと、そんな感想を持つ。

 多少は寂しくても心穏やかに仙人のように暮らす。都会のど真ん中に住んでいてもそうした生き方は可能だし、一介の実践者として悪くないと思う。

2017年10月12日木曜日

Kazuo Ishiguro

Probably similar to many people, I was aware of the name Kazuo Ishiguro, but was not that interested until he received the Nobel Prize in Literature.

When I was watching CNN, Fareed Zakaria raved about him, saying that the book The Remains of the Day was far better than its movie. When he was a columnist for the Newsweek magazine, I used to edit Japanese translation of his articles as associate editor and knew that he was quite an articulate writer, although my lefty colleagues sometimes criticized that Zakaria was a bit too right wing. Therefore, I suddenly got interested in Ishiguro, too.

I found a video in which he discussed with young people about novels. Ishiguro stated that a butler was the perfect persona to represent two typical aspects of humans. That is, more or less we suppress our feelings; and try to serve best for our boss and hope for the best. I agree that I do try to control my feelings to make sure everything goes well, and I certainly recognize my role in the relationship with my boss.

He then argued that as opposed to journalism that conveys facts, novels are a more appropriate vehicle to communicate emotions. And a novelist can choose the best person and time to convey certain sentiments. Even though novels are made up, they contain truths that could never been delivered otherwise.

I think that is an interesting idea. I also found an audio book of The Remains of the Day in YouTube, but apparently it was rewritten in simpler language as an English education material for intermediate level learners. I felt this version used “however” too often sometimes in an awkward way.

Amazon Japan has sold out copies of The Remains of the Day unfortunately, but I’ll see if I can get one sometime.

2017年10月8日日曜日

「党首討論」レビュー

 10月22日の衆院選に向けて判断材料を集めるために、党首討論と記者会見の全編をビデオで見た。政治と宗教の話題はタブーとか、避けたほうが無難とも言われるが、あえて私見をまとめてみたい。

 私もかつてマスコミで働いていたのでわかるが、当然紙面には相当な字数制限があるので提供する側の主観によって何を伝えるかが決まる。

 ざっと報道記事を読んでいて、マスコミは安倍さんにかなり意地悪だなと思った。就職率が改善し、GDPも過去最高を記録していることを何度も強調していたが、完全無視。調べてみると有効求人倍率は1.54倍とバブル期よりも高く、1974年以来の高水準だという。確かに私の周囲でも、より高収入な仕事に転職する人が後を絶たない。

 小池都知事の突然感に私は驚き、失望している。4年契約の新しい仕事に就いて1年後に突然大っぴらに忙しい副業を始めた社員がいたら、 社長はどう思うだろうか。自治体の首長がこうした挙に出られるとは知らなかったが、有権者や常識的な社会人をバカにしている。

 そして党首討論の冒頭30秒の挨拶という政策の肝を語る重要な場面で、「高齢者の方にはシルバーパスではなく学生割引で大学に通ってもらえばプライドが保てる」と意味不明な内容を語り、取って付けた感が満載。小池氏はその後も同じ内容を繰り返した。

 学校を卒業後、プロとして何十年も働いて社会に貢献した経験値の高い方々に対して、かなり失礼な発言だと思うのは私だけだろうか。

 「希望の党」のサイトを見ると、中山恭子氏、細野豪志氏らの名前が並んでいるが略歴がまったく書かれていない。 載せてしまえば理念が根本的に違う人々の寄せ集めだと一目瞭然に確認できてしまうからだろう。

 公明党の言う私立高校無償化も訳がわからない。宗教など独自の教育方針のために費用をかけている私立学校を公金で平等扱いする根拠はない。山口氏に迫られて、安倍氏も「検討する」などと安易に反応してしまい、ヤフーで炎上している。

 共産党の憲法と自衛隊に対する考えも詭弁にしか聞こえなかった。日本共産党は自衛隊を違憲と判断しているが、もし政権を取った場合、国民の合意が成熟するまで自衛隊の存在を認め、政権としては合憲という立場を取る、と。

 この論法で行けば、共産党は自らの考えが国民の合意に反していると堂々と認めているし、国民の合意が成熟するまで何でもありだということになるだろう。

2017年10月7日土曜日

Two decades of the Internet: how life changed

Almost two decades have passed since I owned my first email address. That coincided with when I prepared for my studies in the U.S. I recall that most universities were accepting applications still in paper and only Stanford started online application.

Once I landed in the U.S., the Internet was essential in campus life. PowerPoint was still somewhat new. I wrote a thesis on how the Internet has changed the reporting of medical news, comparing online and offline versions of the media. In summer job I was involved in a project to create a Japanese edition of CNN.com.

Now I stay in touch with professors, friends and colleagues who live on the other side of the planet on a daily basis via Facebook. I can see what they think and do very well, whereas I have almost no idea about my neighbor next door.

Just about any information is available. I can do almost any shopping online including grocery shopping. The supermarket delivers vegetables, fruits, seafood, meat, cereal, juice, etc. to my doorstep. I take an English lesson every day from teachers who live in Asia, Europe and USA. I can see YouTube and don’t have to keep VHS videos.

Overall life has been a lot easier. There might be some negative sides; for example, I tend to compare my life with others’ perpetually and feel the grass next door appears greener. That said, I’m overall quite content with the status quo and the Internet has greatly contributed to that.

2017年10月4日水曜日

東京オリンピックの開会式はどうなる?

 東京オリンピックまであと2年9カ月ほどになった。開会式はどうなるのだろうか。

 9月20日に発表された基本コンセプトの中間発表を見ると、「アジアの発展と繁栄のために、世界にメッセージを発信していく」とある。

 どんなメッセージを発信するのだろうか。

 2012年のロンドンオリンピックは、大雑把な言い方をすればイギリス版紅白歌合戦のような感じだったかもしれない。最後のトリを務めたポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」を歌い上げた。

 「アジアの発展」「世界にメッセージ」というキーワードからすると、アジア諸国でも人気のある日本の大物歌手が出てくるのだろうか。だとすれば、それは誰だろう。

 先日香港へ行ったとき、コンベンションセンターの目立つ場所に安全地帯のコンサートの広告があり、結構人気があるのかなと思った。だが東京オリンピックを想像すると、玉置浩二はなんとなく違うというか。。。あまりヘルシーなイメージがない。

 ダンスも運動の一つととらえれば、踊りの上手な歌手もありかもしれない。YouTubeで検索していて見つけた郷ひろみの「2億4千万の瞳」のビデオはすごいなと思い、何度も見てしまった。

 「普通の人がやったらまちがいなく『どんだけナルシストなんだよ』と思いそうですが、この人がやると違和感がない 苦笑」というコメントが言い得て妙で笑える。

 郷ひろみとか東山紀之のようにストイックに体型を維持している中年男性を「美魔王」と言うらしいが、オリンピックの開会式に美魔王コーナーというのはありだろうか。