未だ見通しの立たない状況が続き、もしかしたら今後も断続的に続くのかも知れない。
そうなると世界は今後どうなるのか。
まずは都市部から田舎へ移住する人が増えると思う。都心のマンションと郊外の一戸建ての両方で外出自粛した経験からそう言える。
集合住宅というのは、結局のところ「施設」といった感じが否めない。エレベーターで他人と顔を合わせ、散歩や自然を楽しみたければ公園に行く。自分の部屋以外は全て共有スペースである。
一戸建てで窓を開放していると「巣ごもり」という感覚はない。庭の草取りやガーデニングは自治体のルールに関係なくいつでもでき、他人が近づいてくる心配もない。自粛に伴う閉塞感はゼロではないが、ほとんどない。
最近まで不動産の都心回帰がトレンドで、郊外住宅地の衰退がしばしばメディアで取り上げられていた。ちょっと調べてみると、首都圏で広い庭のある中古住宅で1000万円を切る物件も珍しくない。
一方、都心にある築12年のタワーマンションで北向きの1LDKが1億5000万円もしている。朝日はおろか西日すら当たらない部屋に毎日こもっていたら、かなり煮詰まってしまいそうだ。
家で仕事をできるなら、安くて快適な住まいのほうがいい。ネットで買い物もできるし、車がなくても生活に困らない。