読売新聞の掲示板「発言小町」は人生相談や情報収集をする女性(たまに男性も)への鋭いコメントや有益な情報を得られるので、ついつい長々と読みふけってしまう。
楽しみや希望がないという50代半ばの独身女性が「生きる意味」とは何かを尋ねた相談には、 深い洞察に満ちた回答に思わずうなってしまった。その内容をかいつまんでまとめてみると。。。
・毎日充実していてエネルギッシュで幸せな人ってなんか宗教やってるのかなと思います。
・真面目に人に迷惑をかけずに生きるのも立派です。ただし、一人で楽しむ趣味がないなら、人と関わらない限り楽しみは手に入りません。そして楽しみは、人生のいろんなマイナス感情とセットです。美味しいとこどりができない仕組みになっています。
・自分自身を可愛がったり、憐れんだり、納得させたり、見栄を張ったり。。。生きてるなんて、そんなもんです。
・今、自分の身近にある幸せに気が付かない人は、勝手に不幸な気分で人生を終わります。あ~あ、もったいない。
・結婚している人も、子どもがいる人も、趣味があって楽しそうな人もみんな「こうなりたい」って理想があって、それに向かって努力したから今があるんでしょう。
・結婚し子どもがいると、夫、義親、実親、子まで責任がかかってくる。子の数だけ、泣きわめく乳児の世話をし、その後も教育費は工面できるか、犯罪者にならないか、重く責任がのしかかる。途方もない資金も必要。そんな気が遠くなるような話、請け負いたいですか。家族を作る道を選んだ方も、それはそれで覚悟があるのです。
・結婚したり子供を持つことって、様々な苦労やトラブルは避けられないことだと思います。それによって何かを犠牲にしたり失ったりもするわけだし、その「マイナス的な何か」は独身の人よりも根が深いものだと感じてます。
・ご主人と旅行? 普段つまらないことばかりだから、旅行で盛り上がるわけです。日常が面白おかしく大満足の暮らしだったら、わざわざ旅行に行きません。子供の進学や結婚? 育児なんて、自分の時間も財産も体力も全部子供に奪われます。私の感覚では、自分の人生の半分くらいを子供に奪われました。その結果の進学、結婚、それが他人にとっては「楽しいことばかりね」と見えます。いやいや、大変ですよ…と白けます。結婚もそうです。結婚によって不幸になった人が世の中にはわんさといて、その人達から見たら「結婚しなかった」人はある意味賢いでしょう。現象は多面体です。単純な見方しかできない人は人生も面白くありません。
・楽しみって自分で見つけるんだよ。希望もね。自分で何かを行動して、希望を見出すのよ。ただ漠然と待っていれば誰かが、希望と楽しみを持ってきてくれる訳ないですよ。なにも大きな事を成し遂げなくてもいいのです。まずは手始めに、美味しい珈琲でも入れて一息つきましょう。
・大丈夫、今悩んでも、悩まなくてもこれから100年したら今地上に生きている人はほとんどいなくなってしまうから。どうせ居なくなるのだから悩むだけ無駄です。「今」を生きないと。きれいな花の鉢を買ってみる。映画を見て感動してみる。休みの日には少し手の込んだ料理を。不要な物を処分してできた空間に流れる風を感じてみる。などなど。小さな幸せはあちこちに山ほどあることに気づいてください。
・いろんなことにチャレンジして合わなければやめればいいんだし。数打ちゃ当たるですよ。何か一つでも行動を起こして、失敗しても、また行動を起こす。絶対になにも手に入らないことはないんだから!
・今の時代ってインスタ映え・承認欲求のクセがすごい! 「リア充」上等、キラキラ生活女子の押し売り大セールですからね。これらって、全部ポジティブな事項のようにみえて現代の闇(病み)と背中合わせというか、紙一重な気がします。自分より辛い人生の人、下と比べて自分を慰めたり、鼓舞したり。上を見て焦ったり、むなしく思ったり。上を見るのも下を見るのも無意味で毒にしかならないと思います。
・人生って案外早く終わり(寿命)が来ます。皆が皆80・90まで生きるわけではないですよ。急な病気の発見で、もう生きる日数が無いんだと分かった時、毎日がどんなに惜しい物か分かるでしょう。
そうなると人と比較したりしないし、自分が目いっぱいこの世を楽しんでこうと思うでしょう。