2017年4月7日金曜日

「総合職女子」の現実

 「仕事で男性と比較されながら、容姿については別の領域で勝負している女性と比較され、人生については専業主婦や子供のいる人と比較され、様々な価値観に引き裂かれながら、頑張りすぎるくらい頑張っている。それが日本の会社で働く若い女性たちの実態ではないか」

 こういう記事が講談社の雑誌サイトのアクセスランキング1位だとは、私が社会に出た30年近く前と状況はほとんど変わっていないことがわかる。

 一方、日本における女性の地位の低さを嘆いた投稿には、それを否定するバッシングに近い意見が多くの女性から寄せられている。

 どう解釈すればよいのか。男尊女卑、年功序列、儒教社会といったキーワードが頭をめぐる。 

 典型的な男社会の大組織の幹部として出世街道をひた走り、〇〇女性第一号といった新聞記事にもよく登場する米国留学時代の仲間がいる。彼女は空手をやっていて体力もあり、物事をわかりやすく説明するのがすごく上手だという印象がある。

 自宅のパーティーに呼ばれたとき、日本の家庭にありがちだが妻である彼女だけがメイドのように料理を作り、お茶を出す一方、彼女の夫はソファにふんぞり返ってお客さんと談笑していた。これでいいと本人は思っているのかな。。。とやや心配になったが、理由はわからないがその後離婚したらしい。

 女性総合職としてよくあるパターンは、1)独身のまま仕事を続ける  2)外資系に転職 3)退職してエリートの夫の転勤に帯同 4)フリーランス、起業――といったところだろうか。