最近数カ月、JAL運航のBoeing 787に乗る機会が4回あった。今日乗った便はアメリカン航空、マレーシア航空との3社共同運航便だという。エコノミークラスの最高賞を取ったとのことで、確かにほかの機種よりも湿度が高く、エコノミークラスでもトイレがウオッシュレッなのに驚く。鏡に拡大鏡がついていて、歯ブラシセットも置いてあり、頼めば耳栓とアイマスクも持ってきてくれる。
一方で経費節減が感じられる部分もあった。機内エンターテインメントは邦楽が1960・70年代、80年代、90年代、2000年代と分かれているが、ヒット曲はそれぞれのジャンルで1~2曲しかなく、B級どころかD、F級とでも言いたくなるようなマイナーな曲ばかり。クラシック音楽、その他のジャンルも目を覆いたくなるようなマイナーさに驚いた。もしかしたら、JALが使用権を払うというより、制作者からの売り込みで逆にお金をもらっているのだろうかと想像した。
プログラム上ではNHKのニュースも見られることになっているが、実際には映らない。
映画やドラマもさほど選択肢は多くないが、ブルームバーグのフェイスブックに関するドキュメンタリー(マーク・ザッカーバーグ氏はハーバード大学時代に学生の顔写真などの個人情報データベースにハッキングしたことがあるとか)、ジェトロの海外進出のコツ(人権意識の強いカリフォルニアよりも労組組織率の低いテキサスのほうがビジネスがやりやすいとか。。。結構えげつないことをはっきり言っていてビックリ)に関するビデオは興味深かった。
なにしろ14時間もあるので時間が有り余る。冬場は15時間近くかかり、米国東海岸は遠すぎる。ビデオ会議で済むなら、なるだけそうしたい。ボストン・ローガン空港の日曜発は意外と空いていて、隣の席が空いていたので横になれたのはかなり大きかった。座りっぱなしとは疲れ方がまったく違う。
中国人らしき客室乗務員がいたが「緑茶」という単語もわからず、食事が済んだトレーを引き揚げるのを忘れるなど、単純ミスが散見された。何かのコネで入社したのだろうか。
食事はさすが日系航空会社で、その中でも新鮮さの保持、他社とのコラボなど目新しい要素もあり、かなり頑張っているのが感じられる。