最近、母校ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の学者による研究が話題を呼んだ。女性は独身・子供なし、男性は既婚が最も幸せで健康というものだ。
ぶっちゃけ、この背景には男女の性欲の差があると思う。男性は日常的に性欲を満たす相手が必要と思われ、女性は別にいなくても困りはしない。
既婚で性生活のパートナーがいても、それ以上の相手を求める男性もかなりいる。トランプ米大統領からセクハラを受けたとして、メディアで実名を出して告発した女性が23人もいる。一方、トランプ氏側はそれらの全てを否定している。なんだかおかしいと思うのが、常識的な反応だと思う。
男性側もおそらく、複数の女性と同時進行で関係を持つことには罪悪感を持っている。だから見え透いたウソ、アリバイ、言い逃れをする。結果として男性はウソをつくハードルが低く、平気で適当なことをセクハラ以外の分野においても言ったりする。もちろん立派な男性もいるが、社会的地位が高くてもこうした男性が相当数いることは、私の社会経験が物語っている。
こういう、いい加減な男性も結婚して子供がいることを思うと、つくづく独身でよかったと思う。こんなのが夫だったら最悪である。仕事の関係あれば、しかるべき手段やルートで問題を解決する道はあるし、職場を離れてしまえば日常生活にまで問題が及ぶことはない。
だが家庭内となると、ワンマンの中小企業経営者(夫)に仕える平社員(妻)のような関係が24時間、365日続く。私の父は素晴らしい面もあったが、正直父のような男性と結婚したら地獄だと思う。だが他人や親戚との集まりでは、私の両親は理想的な夫婦で通っていたのだ。
こんな例もあった。友人Aが第二子を妊娠中、「ネコちゃん、なんで結婚しないの~~。結婚はいいよ~~」 と私に強調した。だが三カ月後、彼女は過去数年に及ぶ夫の暴力に耐え切れず警察のお世話になり、離婚することに決めた、と言うのだ。
では子供はどうだろうか。最近、元農水次官が息子を殺したという事件があった。週刊誌を読むと、社会的な成功を収めながらも、息子による家庭内暴力で悩んでいたという。こうした家庭内の問題は逃げ場がないだけに、職場における問題よりも深刻だと思う。
結論として、なるべく問題がなく、平和に暮らしたければ独身がよい、という考え方は妥当である。少なくとも、私は家族で暮らしていた頃よりも、一人暮らしの現在のほうが私生活ではストレスはゼロに近く快適である。
女性のみならず、男性も独身を選ぶ人が増えている。最近の20代男性は草食系男子どころか絶食だと聞いた。結果として日本の人口は減っているが、世界の人口は増え続けており、それが環境問題の根本的な原因だというのが私の持論である。独身生活を選ぶことは、個人にとっても、世界にとってもメリットが大きい。