2024年7月25日木曜日

最高の避暑地はどこか?(2)

  連日の酷暑でどこか涼しいところへ逃げたくなった。

 快適な気候(最高気温20~25度)、観光名所やイベント、宿泊施設の豊富さという点では西欧諸国が最も魅力的。夏は日が長く夜10時頃まで明るいので行動もしやすい。ただロシア上空のルートを飛べないため、飛行時間は日本から15時間程度かそれ以上とかなり長く、時差もあり体力的な負担は大きく、ハイシーズン+円安で経済的な負担も大きい。

 暑中見舞いのメッセージを友人に送ったところ、モンゴルを旅行中で「涼しくて快適、帰りたくない」と言う。

 なるほど、モンゴルは想定外だった。成田から直行便で首都ウランバートルまで5時間半。最高気温と最低気温は26度-12度程度。現地の物価も安めのようだ。リタイアした旅行系女性YouTuberも動画で紹介していた。

 だけどモンゴルってロシアと中国に挟まれた共産国じゃなかったっけ?と思って調べてみると、1992年に共和制(個人の国家元首を持たない制度)に移行していた。ほとんどニュースにならず、個人的な関心もなかったので知らなかった。

 モンゴル語もわからないし、英語がどの程度通じるのかもわからないので、行くとすればツアーが無難だろう。だが8月末までのツアーはどこも予約を締め切っている。

 今年は無理そうだが、今後の避暑地としてひとつの参考になった。

 国内の避暑地と言えば軽井沢、箱根が思いつくが、最高気温は30度を超える。上高地は快適らしいが、宿泊施設が少なくどこも満室。ほかに25度程度に収まる場所は北海道東部か北部しかない。稚内には行ったことがあるので、釧路や根室はどうだろう。

 釧路は道東最大の都市で、稚内や根室よりもホテルの選択肢は多い。ただ温泉つきでコスパの比較的いいホテルは満室、もしくは喫煙室しか残っていない。根室はかなりホテルの数が少なく、残っているのは駅から遠く5人相部屋で二段ベッドの施設で1泊4000円程度、もしくはバス・トイレ共用で和室の民宿で1泊1万円以上。わざわざお金を払って遠くまで来て寮生活かそれ以下の部屋で過ごしたくない(^^;) 

 釧路→根室は相当な距離にもかかわらず特急がなく、1日1本の快速列車でも片道2時間11分かかる。札幌→旭川も似たような距離だが特急であっという間だった。

 そもそも避暑地という概念は置いておき、海水浴はどうだろう。小学校の臨海学校で行った懐かしい千葉の岩井海岸を検討したが、特急はなく普通列車で東京駅から2時間半。このほか大磯ロングビーチをググってみると、ロッカーなど各所が暑くてたまらないというレビューがある。夏休みの子供連れでごった返している様子も目に浮かぶ。

 自分でもあきれるほど優柔不断に永遠に調べていると、昨夕から今朝にかけてエアコンが要らないほど涼しくなっていた。都心のコンクリートジャングルと郊外住宅地の違いはここだろうか。

2024年7月23日火曜日

プロ野球・オールスター第1戦 レビュー

  昨夜の舞台はエスコンフィールド北海道。昨年オープンした日本ハムの本拠地で、各球場のメリット・デメリットをよく研究した最新式の施設となっている。

 ドーム球場は空調が効いて快適ではあるが、屋根や壁で覆われ野外球場のような開放感がない。エスコンはガラス張りの面を大きく取っているため自然光がたくさん入り、ドーム球場にありがちな圧迫感がない。それに加えて、客席の高低差を十分に取り実質的に4階席まであり、前の人の頭で見づらい現象も緩和されている。

 エスコンの所有者は日ハム(株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント)だが、政府補助金を受けた民間都市開発推進機構が39億円を出資、北広島市が土地を無償貸与、固定資産税と都市計画税を10年間免除など、公的な援助を受けている。

 このためかエスコンは施設全体として北海道の地域興しといった色彩が強く、館内の飲食店や弁当も北海道産の農水産物が多く使われている。

 やや前置きが長くなったが、昨夜の試合も北海道御用達よろしくスタメンの大半が日ハムの選手だったww。各選手が歴代日ハムのユニフォームをまとい、自前のコスプレといった風情。


 だが先発の日ハム・山崎投手は2回表に巨人・丸、DeNA・牧、ヤクルト・村上からホームランを打たれるなど9失点。セリーグはその裏にロッテ・岡のソロ、8回裏にソフトバンク・山川のスリーランなどで6点を返したが、試合は11-6とセリーグの大勝となった。

 試合後のインタビューで岡田監督は語った。「北海道の地でセリーグの力を見せつけようとハッパをかけた。いい打撃を北海道の人に見せられてよかった。今年はボールが飛ばないとか言っていたが、今日はすごいホームランが出てびっくりした。パリーグ同様、北海道の皆さんにもセントラルの野球を応援してほしい」

 (^^;)なかなか意味深なコメントである。ふっと下記のことが頭に浮かんだ。

・公的支援を受けたエスコンでパリーグはスタメン9人中、日ハム選手7人で試合開始。
・その日ハム投手をセリーグが滅多打ち。ボールもよかったのか?(^^;)
・セリーグの力を打撃で首都圏チーム(東京、横浜)が見せつけ、阪神・才木は自責点0で勝利投手。
・一方のパリーグは、九州を拠点とするソフトバンクに所属し、沖縄出身の山川選手がスリーラン。
・昨年はセリーグのスタメン9人中7人が阪神、先発村上は2回6失点で負け投手。

 これらから読み取れるメッセージはこうだ。

 地方振興は重要であり、各地を盛り上げる必要はある。ただ日本全体をまとめるのは首都圏であり、東京周辺のパワーを見せつけなければならない。昨年はパリーグに花を持たせるため村上が貢献したが、今年は才木が真面目にセリーグを勝たせた。

 野球はクセになる魅力的なスポーツだが、八百長のうわさが絶えない。事実、昨年東京ドームに観戦に行った時に「八百長は禁止されております」といったアナウンスが流れ、実際にあるのだと思った(^^;)

 プレーの全てがやらせとは言わないが、結果やプロセスを操作して為政者の思うように大衆心理をあやつろうとする道具の一つなのだろう。

2024年7月22日月曜日

パリ五輪をこれから観戦するか?

  パリ駐在の仕事仲間が市内の交通規制の様子をSNSにアップしていた。別の友達はフランスを旅行中だと言う。

 そうか、パリ五輪ね。東京五輪がコロナ禍で開催されたのが、もう3年前とは時が経つのは早いものだ。ボーっとしている間に人生が終わってしまう(^^;)

 じゃあワタシも生きているうちに行ってみるかと思って調べてみた。東京ーパリ間のフライト(ビジネスクラス)は100万円近く、東京ーロンドン間より30万円以上高い。そうか、みんなパリに行くからロンドンへのフライトやロンドンのホテルは値段が低めなのか。

 ではロンドンに入って、ユーロスターでパリへ行くのはどうだろう。みんな同じことを考えるらしく、昼間の時間帯は片道4万円以上で乗車時間は2時間17分。パリ往復8万円以上だが、東京ーパリ間のフライトを取るより20万円は浮く。ただ欧州はロンドンにしろ、パリにしろ、直行便でも片道14時間50分程度。予定通りに行ってこの長さで、予定より長くなってもおかしくないことを考えると、やっぱり欧州は遠い。

 昨年11月に欧州は行ったばかりだし、1カ月の放浪で後半は疲れてきて帰りたいと思ったほど(^^;) また同じような風景を見てもデジャブ感満載かもしれない。

 そもそもオリンピックで何を見るか。五輪らしい競技として水泳、体操、バドミントン、バレーボールなどのチケットを検索してみる。水泳の会場はパリ郊外で最安値の席でも3万円程度。

 そうだな。。やっぱり家でエアコンをつけっぱなしでオールスターの試合を観るか。

 この暑さでは成田どころか羽田、最寄り駅まで行くのも一仕事。昨夜はすごい雷雨だったので今朝はやや涼しく、とりあえず気になっていた庭の草取りをした。昼間と比べればさほど暑くなかったが、それでも汗びっしょり。

 トラやライオンなどの猛獣のみならず、ほかの動物と比べても、植物は自然そのものでおとなしいイメージがある。しかしながら、ガーデニングをやってみるとそうでないと気づく。ダイソーの100円防草シートなど見事に突き抜ける草もあれば、わずかな間隙をぬって庭木や花にからみつく蔓草など、この暑さでますます勢いを増す。スーパーで買ったネギの根っこの部分を庭に植えてみたら、結構伸びて薬味は買わずに済んでいるが、そのネギの際からも雑草が雨後の筍のように生えている。

 こうした有様を見ると、生物とは縄張り争い、勢力争いが宿命なのだと実感する。このためゴリラや人間はマウントを取り、相手の隙を見つけては攻撃する。スポーツはそうした縮図であり、だから面白いのかもしれない。

 とりあえず庭の手入れで疲れたので、パリ五輪はパスしようか(^^;)

2024年7月21日日曜日

バイデン氏の米大統領選撤退と今後の予測

 バイデン氏が米大統領選から撤退すると表明した。予備選や党員集会で多数票を獲得後、こうした事態をどうとらえるのか。別の候補者が出てくる可能性はあるのか。ChatGPTに聞いてみた。以下が回答:

It would certainly be unprecedented for a presidential candidate who has secured votes in primaries and caucuses to drop out of the campaign. Generally, candidates who accumulate significant support in the early stages of the primary season continue to compete until the party's nomination is secured. If such a situation were to occur, it would likely prompt significant discussions and considerations within the Democratic Party.

Regarding the possibility of another candidate running instead of Kamala Harris from the Democratic Party, it's theoretically possible but highly unlikely. Once a candidate secures enough delegates through primaries and caucuses to become the presumptive nominee, they typically remain the party's choice for the general election. The Democratic National Convention plays a crucial role in formally nominating the candidate, and while delegates theoretically have the freedom to vote for someone else, it would be highly unconventional and unlikely to happen without significant unforeseen circumstances.

In summary, while unexpected events can happen in politics, the scenario you described would be highly unusual and would likely require exceptional circumstances for another candidate to replace the presumptive nominee.

 現職大統領が失職した場合、後任は副大統領となるため、バイデン大統領はハリス副大統領を指名したのだろう。来年1月まで大統領職を続けるなか副大統領でない人物を自ら指名することが可能なのかわからないが、党内の混乱と分裂を最小限に抑えるため、ハリス氏を選んだと思われる。

 ChatGPTの見解では、理論上は今後民主党内から別の候補者が出てくる可能性は残されている。クリントン夫妻はハリス氏への支持を表明したが、オバマ元大統領はまだ発言していない。バイデン氏はオバマ政権の副大統領で、オバマはバイデンの人となりや仕事ぶりをクリントン夫妻よりも身近に見ていた。そのオバマ氏は以前からバイデンは撤退すべきだと述べていた。

 ロバート・ケネディ・ジュニア氏は民主党指名の獲得が難しいと判断、無所属で立候補している。先ほど記者会見を開いて自分は勝てると語った

 私はケネディ氏の反戦・ウクライナ戦争終結への意欲、環境保護派弁護士としての活動、ワクチンへの見解から、彼の主張や人物像が最もまともだと考えている。年齢もまだ70歳でトランプ氏(78)よりも余裕がある。私の母校ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの出身であり、同窓生としても応援したい(*^^)v

 反戦の立場などトランプ氏の政策と重なる部分もあり、トランプ氏が副大統領候補にケネディ氏を選べば最高だと思っていた。ただトランプは反環境主義者であり、そのあたりが難しかったのだろう。

 トランプ氏が当選した場合、世界はどうなるだろうか。

 同氏の語り口、閣僚の相次ぐ解任、性的スキャンダルなどから、メディアからは落ち着きのないイメージもある。

 だが仕事でお会いした際には、かなり慎重な人物という印象を受けた。トランプ氏の来日をサポートした関係者の会合で、著書へのサインを求めたところ、表紙を十分に確かめてから特徴のあるサインをしてくれた。


 政治家というより、在日米国商工会議所の重役とか、東京アメリカンクラブに出入りしているアメリカ人ビジネスマンといった雰囲気に近い。

 ビジネスライクに米国の利益を追求し、空爆で人間や建物、会社や工場を破壊してアメリカの評判を落とすようなことはしないと思う。トランプ政権下で戦争はしなかったし、そこに私は最も期待している。

 ただ地球温暖化には懐疑的で、パリ協定からは再度離脱するだろう。環境保護庁や海洋大気庁の予算・人員の削減も予想される。

 コロナに関しては「消毒剤を注射すればいいのでは」といった発言が話題になった。科学的な知見はあまりないと思われ、どのような人物を政治任用するのか気になる。

 先週トランプ氏のドル高是正発言で円高方向に行き、NASDAQは急落したものの、トランプ政権(2017年1月~2021年1月)でNASDAQは+135%(年平均+33%)、SP500は+43%(年平均10%)。

 大統領在任中には「私の政権で株価は上がり、全てがうまく行っている」といった演説を何度もしていた。再選後も株価はかなり気にすると思われ、株価上昇につながる政策を打ち出していくだろう。

2024年7月20日土曜日

最高の避暑地はどこか?(1)

  梅雨明けで酷暑は厳しさを増し、庭に出ることすらできない(^^;) 最寄駅まで行くのも覚悟が要るが、エアコンなしで快適に過ごせる場所はないだろうか。

 プロ野球のオールスター第1戦は7月23日、エスコンフィールド北海道で開催される。観戦と避暑の一石二鳥はどうかと思いきや、エスコンに最も近い宿泊地・札幌の最高気温は32度(^^;) 

 最寄の北広島駅周辺にはホテルがなく、エスコン内に宿泊施設は一応あるが満室。北広島駅→エスコンは徒歩30分、バス便はあるものの、昨年タイガースとの交流戦で行った際には、帰りは長蛇の列で歩いたほうが早かった。オールスターでさらに混雑するとなれば、行きも徒歩を覚悟しておいたほうがいい。私の計測によれば、真夏の気温は天気予報より10度ほど高い。自宅→羽田→札幌の長旅で疲れた体にはきついだろう。 


 標高が100m高くなると気温は0.6度下がるため、標高1500mの上高地は最高気温25度と快適らしい。ただ天気予報のサイトによっては34度と出ており、現地ホテルに問い合わせると実際には25度だと言う。最も近いターミナル駅の松本は標高610mだが盆地のため暑く、松本の気温に合わせて34度としているサイトもあるそうだ。

 だが上高地のホテル営業期間は4月~11月と限られるためか、ホテルの数自体がかなり少なく、7~8月はすでにほぼ満室。松本駅から1時間40分かかり、Xなどの情報によれば観光名所は訪問客でごった返している。涼しいのはいいが、あまりにも混雑した所には行きたくない(^^;)

 このほかの避暑地では、X投稿によると軽井沢は日中は暑いらしい。箱根は「涼しい」「暑い」とバラバラで人によって体感が異なるようだ。

 首都圏では房総半島の太平洋岸、例えば勝浦は涼しいという記事を見かけたが、Googleの天気予報では今週の最高気温31度。実際には41度と思うと足が遠のく。今月上旬に広島を訪れた際には、天気予報では最高気温32度だったが、あまりにも暑くて広島城の観光をあきらめてバスで駅に戻ったほどだ。

 北海道でも札幌周辺や旭川など盆地は暑いようだが、釧路、根室、網走は今週後半の最高気温が20~22度程度。稚内はさらに涼しく20度を切る日もあり、最低気温は13度と初冬なみ。数年前に稚内へ避暑のつもりで行ったところ、寒すぎて風邪を引いた経験もある。

 海外ではロンドンが最高気温20~25度とかなり快適のようだ。ポンド高はすさまじいが、意外にも1~2カ月前よりホテル代は安くなっている。南半球のオーストラリア・ケアンズは成田から8時間程度、最高気温27度、シドニーはもっと涼しくて最高・最低が15-8度と冬という感じ。

2024年7月18日木曜日

FIRE生活、フルタイム勤務、フリーランスの比較

 今月末でFIRE生活に入って4年。フルタイム勤務、フリーランスもやってきたので、これらのライフスタイルの特徴を述べてみたい。

 結論を言うと、FIRE生活の最大のメリットとして働かなくていいのは非常にラクである。

 すでに仕事上の目標は達成したので、その点で自尊心は満たされている。よく親戚や先輩から「大学で教えたら」とか言われるが、すでに大学や研究機関で講義をした。著書や翻訳書を出し、外資系組織の日本人として最高のポジションにも就いた。自分としては、やることはやった感がある。

 どのくらい頑張り、どのくらい名誉を得れば満足できるのかは個人差がある。官庁で次官級を最後に引退した知人がいるが、旅行やゴルフ三昧の生活のようだ。その一方、同等の地位で退官後、今でも講演や会議参加を主な活動としている人もいる。

 働いていた頃と比べて価値観は大きく変化した。もはや社会的地位には関心がない。と言うかFIRE生活では株主>代表取締役という位置づけである。

 春秋のいい季節は平日の空いている時間帯に旅行するのが最大の楽しみだが、酷暑では家にこもり、ヒマだとか孤独感を感じることはある。働いていた頃は職場に行けば同僚と話せたし、フリーランスでも仕事のやり取りは発生する。

 ただ勤め人として安定した職業を選ぶ人=家庭人が多く、子供の自慢とか夫や妻がどうしたという話は、独身者には退屈である。そういう話を聞かされなくていいのはGOOD。フリーの仕事は楽しかったが、それでも締切りなど時間に縛られる。

 今は宿題のない夏休みがずっと続いている感じ。これまでの人生で最もストレスフリーで、マスクや注射を半ば強制されることもない。

 こうして人生における様々な不純物が濾過され、残ったものは野球観戦の楽しみだ。髪が薄くて偉そうなオヤジの言うことに従う必要もなく、若くてカッコいい選手たちの素晴らしいプレーを堪能できる。