いよいよ本日午後、今年2回目のTOEIC受験が迫ってきた。
現在のスコアは980で目標は満点。TOEICは偏差値で最低10~最高990のスコアが出る。受験者の平均レベルと問題の難易度によって点数が決まり、若干の不正解があっても990を取れるようだ。Listening(L)とReading(R)で各100問あり、990を取るにはLの正解数が97以上、Rでは99か100でないと難しいと言われている。L、Rとも全問正解すれば990は確実に取れる。
これまで28回の模試を受け、全問正解はLで2回、Rで1回のみで、どうしても若干の不正解がある。勝敗を分ける質問はもはや英語の試験というより、複雑なクイズであり、頭の回転の速さと注意力が問われる。
特に問題となるのは、RのPart7の読解問題である。最後にトリプルパッセージといって3つの長文が出てきて、それらから読み取れる内容が問われる。アカデミックな内容はほとんどなく、典型的なテーマは肉体労働の仕事である。
「TOEICあるある」問題はこんな感じだ。1つ目のパッセージは、建設現場で使う品物を売るオンラインショッピングのページ。ヘルメット、溶接する際に着用する各種ゴーグル、ペンキの色と種類などの説明がある。〇月X日までセール中で、Aというゴーグルは◇%引き、合計金額が□ドル以上であれば送料無料、などと書かれている。
2つめのパッセージは顧客からの注文書。3つ目は店から顧客へのメール。品番ND-280のペンキが品切れで、ND-280より値段の高いAD-391なら在庫がある。先ほど電話でAD-391を買っていただけると確認したので、御礼として今後の買い物に使えるXXドル分のクーポンを差し上げます、などと書かれている。
それで「顧客が買ったペンキはいくらか?」といった質問がなされる。正解を出すにはサイト、注文書、メールを注意深く読んだうえで、結論を即座に導き出す必要がある。Rの制限時間は75分で100問あるため、平均すると1問を45秒で解かなければならない。実際にはRのうちPart5の文法・語彙穴埋め問題は比較的簡単なので、このパートを超高速で片付けたとしても、Part7は1問1分以内に解かないと厳しい。
英語の勉強というよりゲーム感覚でテーマは工事現場、クリニックの受付、倉庫など自分が働くとは思えない場所ばかりで、「こんなゲームを必死にやって本当に役に立つのか?」という疑問との戦いでもある。
こうなってくると「これだけ問題集を買い込み、受験料も払ってきたんだから、とにかく満点を取って元を取らないと悔しい」という、よくわからない動機しかなくなってくる。
とは言いながら、「熊手(rake)」「出窓の物を置ける場所(windowsill)」「足場(scaffolding)」などTOEICならではの頻出単語、基本的なイディオムの知らなかった意味などを覚えることにもなる。
この10点の差を埋めたら、どんな世界が見えてくるのだろうか。