米国西海岸の山火事が住宅地にも広がり、過去最大の規模でカリフォルニアからオレゴン、ワシントン州にまで拡大している。サンフランシスコではゴールデンゲートブリッジの向こう側、高級住宅街で知られるマリン郡にも火の手が及び、街全体が赤く染まった映像がニュースで流れている。
地球温暖化による酷暑で樹木の水分が不足していることが、大きな要因だという。その一方で米国はパリ協定からの離脱を宣言し、オバマ政権で推進した石炭火力の抑制策も廃止してしまった。
米国はコロナ感染者・死者数で世界トップだが、トランプ大統領は「感染をコントロールしている」とウソをついた。マスク着用を拒否する人々が数多く存在して裁判沙汰にまで発展し、若者はコロナ感染者を招いたコロナパーティーを開いて死者を出している。
もはや米国には近寄らないほうがいい。米国はかつての輝きを失い、国民は知識層と底辺層にぱっかり分かれ、一般常識や教養のない指導者に振り回されている。現地在住の友人は大丈夫だろうか。
コロナや山火事以前から銃乱射事件も多発していた。最近では都市から地方へ人口が流出し、ニューヨークでは犯罪率が高まっている。
米国の大学の授業料は世界で最も高く、私立では年間約600万円、州立でも約400万円。卒業後は学生ビザ延長の形(OPT)で1年間働けるが、その後に必要となる労働ビザ(H1B)は全体で2.5倍程度の抽選となる。いくら優秀でも抽選に通らなければ正式なビザ申請ができないため、企業側も外国人雇用を敬遠する傾向にあるという。
米国留学する日本人の数はピーク時だった1997年の4万7073人と比べて、2018年は1万8105人と62%も減少した。コロナや気候リスク、オンライン授業の導入で今後ますます減少に拍車がかかるだろう。
米政府の対中感情が悪化する中、ぱっと見ただけでは中国人と区別がつかないアジア人としてのリスクもあるかもしれない。
