「有能な配偶者がいれば、こんな面倒臭いことは丸投げできたかもしれない。。。」
近所の都市開発にからむ条例改正といった、弁護士や一級建築士なみの知識も要求される地域計画が持ち上がり、住民の会合が行われた。こういったことはお父さんが全部やってくれたのだが、あの世に行ってしまい、土地家屋を相続して所有者となった自分に責任がのしかかってきた。
だが配偶者がいたとしても弁護士や一級建築士でない可能性もあるし、配偶者もフルタイムで働いていれば、そうそう丸投げもできないだろう。丸投げしようと思えば専業主夫か、せいぜいパート主夫である必要がある。そうなると扶養家族を養うのに数百万はかかる。
しかも人間の気持ちは変わるものだし、だからこそ離婚や家庭内別居も珍しくない。世の中にはうまく行っている夫婦も多いとは思うが、日本の戸籍制度、家制度は根強く残り、面倒臭いことは「嫁」に集中する傾向にある。義実家への文句、家事・育児を十分にやらない夫への苦情でネット掲示板はあふれている。
また自分で稼いだお金も結婚後は共有財産になり、大きな買い物をするには最低限話し合いが必要になるだろう。そうなると突然ロレックスの時計を買う、なんていうことは難しくなる。どこかで相手が性病をもらってきたら、命にもかかわるかもしれない。それで性生活を拒んだら有責配偶者として慰謝料を請求される可能性すらある。
結論として、結婚にはかなりのリスクが伴う。あまりにもネガティブで悲観的な見方かもしれないし、結婚できなかった負け惜しみかもしれない。だが現実問題として、自分一人で大黒柱と主婦の二足草鞋を履いている以上、問題は具体的にどう負担を軽減するかである。
地域計画については当面は情報収集し、必要があれば弁護士に相談する。場合によっては今後の会合には弁護士に代理参加してもらう。かなりのお金がかかるかもしれないが、専業主夫を養うよりは安上がりだろう。
家族がいるメリットは、会社で何があってもとりあえず家に帰ればほっとして話す相手がいることだろう。だが聞かされるほうも壊れたレコードのように毎日同じような話では疲れてしまい、そうした苦情を別の家族や友人に垂れ流す。実際私が育った家庭はそんな感じで、私はそうした苦情の「最終処分場」として、母から父に関する愚痴を延々と聞かされた。膨大な時間とエネルギーの無駄だと思う。
オンライン英会話をやっている理由の一つは、こうしたネガティブなループを絶つことである。1日25分と時間が決まっているのでダラダラと話すことなく、聞き上手な先生を選んで、「〇〇という話をする練習をしたいのだが、よろしいでしょうか?」と了解を取ってから話す。各先生の得意分野があるので、話したい内容によって先生を選ぶ。同じ話をするにしても、別の先生にすれば、一人の先生がウンザリと思う事態を避けられる。こうしたガス抜きのメリットも含めれば、1カ月1万5800円という料金は格安だと思う。
それとプラスして週1で鍼、月1でヘッドスパに通っている。施術を受けている間にいろいろな話ができ、施術師とはまったく違う世界の話を聞いて面白いとも言っていただける。向こうも商売だし、固定客がいるのはよいことだろう。