平和ボケなのかもしれないが、どうも最近ドーパミン(わくわく感)が足りない。
米国のドラマ「セックス・アンド・ザ・シティー」の主人公キャリーはシャネルのジャケットに心酔し、ブランド物の洋服や靴を買い集めている。私の最も好きな登場人物でPR会社の経営者サマンサは、エルメスの店でほかの客とバーキンバッグの争奪戦をする。
彼女たちに触発され、週末に表参道のシャネルの店に足を運んだ。この手の店にありがちな怖い雰囲気はなく、気さくなお兄さんが出迎える。平均的な日本人女性が着ると確実に裾を引きずるコート、エジプトの王妃をイメージした金ぴかのジャケットなどが並ぶ。環境問題を意識して、パイナップルの皮を利用した素材を使っているという。
だがシャネルの洋服は私の雰囲気には合わない。
これまでの趣味を振り返ると、最もわくわくしたのはBMWの運転である。海外出張に行ったとき、安全性の確保のためホテルに迎えの車を手配してもらった。BMWの7シリーズの後部座席に座り、もちろん快適ではあった。だがBMWの真骨頂は「駆け抜ける喜び」(Freude am Fahren: Sheer Driving Pleasure)にあり、ドライバーがハンドルを握り、運転する歓びを追求したクルマなのだと実感した。
ロンドンに引っ越す前に手放して以来、10年近くBMWを運転する機会はなかった。だが2014年に発売された電気自動車i3のデザインに魅了され、ずっと気になっていた。とりあえず試乗してみたい。そこでシャネルの後は、BMWのディーラーを訪れた。
最初はウーン、ほかの車、軽自動車とどこが違うのかな。。。と思った。だが空いた道で50キロ超えに加速した瞬間、「ああ、これだ」と感じた。思い通りにクルマが自分の言うことを聞く忠実性、比類なき安定感。多くの国産車のようにA地点からB地点に移動するのが目的ではなく、クルマを運転することの快感が目的なのだと実感する。
今年1月に導入された大容量バッテリーで、1回の充電で最長400キロまで走行可能。真夏でエアコンをガンガンにかけつつ渋滞に巻き込まれる状況でも100キロは行けるという。充電に必要な電気代をリッター当たりの走行距離に換算すると50キロにも及ぶ。しかもこのEVは9リッターのガソリンエンジンも積んでおり、いざとなったらガソリン走行もできるので電池切れの心配もない。2014年に新登場した当時と比べて、バッテリーは2倍近い容量がある。そうなると新車を買うしかない。
気になる値段だが、オプション抜きの本体税込で約600万円。安全装置等のオプション、諸費用、車検、駐車場代、任意保険などの5年分の総費用は約1000万円に達する。さすがに費用対効果を慎重に計算せざるを得ない。
帰り道にエルメスの店に寄って洋服を見た。すごく上品なコートがあり税込65万円で売っている。襟元のデザインがとてもよいが、かなり生地も厚い。温暖化する中、このコートを着られる日は何日あるだろうか。それに10万円台でも素敵なコートは見つかるし、傍から見れば50万円の差はわからないかも知れない。
2019年10月27日日曜日
2019年10月19日土曜日
イケメンとお金持ちはどちらが幸せか?
高須クリニックの高須幹弥医師による「イケメンと金持ちはどっちが幸せ? ビジュアルとお金はどちらが大事?」というタイトルの動画が興味深い。
美容外科医だけあって、結論は「イケメンのほうが幸せ」となっている。彼が言う理由と、私のコメントを→以下イタリックで記してみた。
まず幸せとは何か。脳内にどれだけドーパミン(わくわく感)、セロトニン (安心感)などの快楽物質が出ているか、それを頭の中のレセプターで感受しているかである。いい服、いい家、いい車などお金で買えるものによって一時的にこうした状態になっても、それが長く続くことはない。
→では快楽物質を増やせばよい。セロトニンは朝日を浴びる、運動をする、顎を動かしてリズミカルに物を食べる、といったことで活性化する。オキシトシン(気持ちよさ)はスキンシップ(ペットをなでる、マッサージを受けるなど)で分泌される。ドーパミンを増やすには音楽鑑賞や瞑想が効果があるという。
イケメンとはイケてるメンの略語であり(知らなかった。。)、ハンサムな顔だけではなく高身長も含まれる。美容整形でハンサムに近づけることは可能だが、天然のイケメンには勝てない。身長を高くする手術は危険であり限界がある。このように世の中にはお金で買えるものと買えないものがあり、イケメンの容姿もそうだし、友人、恋人、愛、時間などがある。
→時間は確実にお金で買える。時給1万円を稼いでいれば1万円を得るのに1時間だけ働けばよい。だが時給1000円であれば10時間働く必要がある。時給1000円の人が9時間働いている間、時給1万円の人はのんびり休んだり、遊びに行くことができる。もちろん時給1万円を稼げるようになるには高度のスキルが必要になり、長年に亘る勉強や忍耐、能力を高める努力が必須である。
友人というわけではないが、証券会社の営業マンやブティックの店員、百貨店は明らかに一定金額以上を購入した顧客に優しい。手書きの葉書、楽しそうなイベントへの招待など、もちろん営業目的ではある。だがメールやSNS時代で友人から手書きの葉書をもらうことはほぼゼロになった中、ていねいな字でハイライトなどの工夫もなされた手書きの文書というのは素直にうれしいものだ。
例えば、ヒューゴ・ボスの店からこんな葉書が届いた。「〇〇様、先日はご来店いただきありがとうございました。〇月〇日からオクトーバーフェスト・フェアとして、店内でドイツビールとおつまみをお楽しみいただけます。秋冬物の新作も続々入荷しておりますので、是非ご試着にいらしてください :-)」
こうした葉書を書いている間、実は店員さんも友達に手紙を書いているような感覚を少しは覚えるのではないだろうか? 人間関係をゼロか100か、白か黒かで区別することはできない。顧客と店員の間にも相性はあるし、店員にとっても楽しい客というのは存在するのではないか。お金があってこそ、そうした関係は成立する。
ハンサムな顔や高身長もお金では買えない。イケメンは中学、高校、大学でも女の子にモテる。若い女の子ほど男性の外見を重視する。仮に話術に長けて女の子を喜ばせる会話ができても、ブサメンではイケメンには勝てない。
お金目当てで近づいてくる女の子もいるかもしれないが、そうした子と付き合っても幸せにはなれない。本当の自分の魅力で寄ってきてくれた人からの愛のほうが、お金で買った愛よりもはるかに優れた愛である。
→本当の魅力とは何だろうか? ぱっと見てわかる外見のよさも本当の魅力なのか? 頭のよさ、性格のよさ、人格などは実際にある程度つきあってみないとわからない。
20代、30代と社会に出てもイケメンは第一印象がいいので、営業や芸能人などの職業では有利である。つまりイケメンであればお金持ちになるチャンスにも恵まれる。
→確かに30代~40代前半まではそうだと思う。だが若い頃は相当なイケメンでも、リンカーンが「40を超えたら自分の顔に責任を持て」と言ったように、中年以降は人格が顔やオーラに如実に現れるようになる。例えば、羽賀研二を魅力的だと感じる人はもはやいないと思う。中年以降は元々持っている物理的な容姿よりも、自信、自負、哲学、性格や頭のよさが若い頃よりもはるかに外見ににじみ出る。品質のよいコート、スーツ、靴、時計などはそれらを引き立てる効果があり、そこはお金の出番である。
お金があればあるだけ、家族はバラバラになりやすい。お父さんはゴルフ、お母さんは買い物、子供は塾。大きい家に住んで別々の部屋で過ごし、家族の団欒がなくなる。
→家族全員が狭い部屋にいるのが幸せなのだろうか? むしろ個室で過ごすほうが、各人に合ったエアコン温度を設定し、アロマを炊き、音楽をかける、といったことが自由にできて快適に過ごせる。団欒したければ時間を決めて居間に集まればよい。
お金があるとそれが当然になり、お金がなくなる心配が出てきて常にあせる。株が下がるんじゃないか、など。
→比較的安全な金融商品に投資すればよい。超優良企業の社債、各銀行1000万円以内の預金、安定した金融機関の個人年金など。
いい服、いい車、いい食事が当たり前になり、贅沢のありがたみがわからなくなる。そもそも高級ブランドの服を着てフェラーリに乗る理由は、自分がお金持ちであることを周囲に知らせたい、という承認欲求によるものだ。本当に幸せな人は、自分が幸せであることを大々的に宣伝する、といったことはする必要がない。
→これはそうかなと思う。自分も最高の恋人がいた頃は、わざわざ彼とどこに行きましたとかSNSにアップしたいとか思わなかった。むしろ最高の状態を邪魔されないよう、他人に知られないようにしていた。
高級ブランドの服を買うよりも、素敵な恋人がいるほうが幸せだとは思う。だがお金があればいい服を買うことは簡単にできるし、それによってささやかな幸福感を味わうことはできる。素敵な恋人や友人よりもはるかにハードルが低い。理想の幸せを追求して無力感を味わうよりも、買い物でもして店員さんから葉書をもらい速攻でハッピーになるというのも、ひとつの生き方である。
美容外科医だけあって、結論は「イケメンのほうが幸せ」となっている。彼が言う理由と、私のコメントを→以下イタリックで記してみた。
まず幸せとは何か。脳内にどれだけドーパミン(わくわく感)、セロトニン (安心感)などの快楽物質が出ているか、それを頭の中のレセプターで感受しているかである。いい服、いい家、いい車などお金で買えるものによって一時的にこうした状態になっても、それが長く続くことはない。
→では快楽物質を増やせばよい。セロトニンは朝日を浴びる、運動をする、顎を動かしてリズミカルに物を食べる、といったことで活性化する。オキシトシン(気持ちよさ)はスキンシップ(ペットをなでる、マッサージを受けるなど)で分泌される。ドーパミンを増やすには音楽鑑賞や瞑想が効果があるという。
イケメンとはイケてるメンの略語であり(知らなかった。。)、ハンサムな顔だけではなく高身長も含まれる。美容整形でハンサムに近づけることは可能だが、天然のイケメンには勝てない。身長を高くする手術は危険であり限界がある。このように世の中にはお金で買えるものと買えないものがあり、イケメンの容姿もそうだし、友人、恋人、愛、時間などがある。
→時間は確実にお金で買える。時給1万円を稼いでいれば1万円を得るのに1時間だけ働けばよい。だが時給1000円であれば10時間働く必要がある。時給1000円の人が9時間働いている間、時給1万円の人はのんびり休んだり、遊びに行くことができる。もちろん時給1万円を稼げるようになるには高度のスキルが必要になり、長年に亘る勉強や忍耐、能力を高める努力が必須である。
友人というわけではないが、証券会社の営業マンやブティックの店員、百貨店は明らかに一定金額以上を購入した顧客に優しい。手書きの葉書、楽しそうなイベントへの招待など、もちろん営業目的ではある。だがメールやSNS時代で友人から手書きの葉書をもらうことはほぼゼロになった中、ていねいな字でハイライトなどの工夫もなされた手書きの文書というのは素直にうれしいものだ。
例えば、ヒューゴ・ボスの店からこんな葉書が届いた。「〇〇様、先日はご来店いただきありがとうございました。〇月〇日からオクトーバーフェスト・フェアとして、店内でドイツビールとおつまみをお楽しみいただけます。秋冬物の新作も続々入荷しておりますので、是非ご試着にいらしてください :-)」
こうした葉書を書いている間、実は店員さんも友達に手紙を書いているような感覚を少しは覚えるのではないだろうか? 人間関係をゼロか100か、白か黒かで区別することはできない。顧客と店員の間にも相性はあるし、店員にとっても楽しい客というのは存在するのではないか。お金があってこそ、そうした関係は成立する。
ハンサムな顔や高身長もお金では買えない。イケメンは中学、高校、大学でも女の子にモテる。若い女の子ほど男性の外見を重視する。仮に話術に長けて女の子を喜ばせる会話ができても、ブサメンではイケメンには勝てない。
お金目当てで近づいてくる女の子もいるかもしれないが、そうした子と付き合っても幸せにはなれない。本当の自分の魅力で寄ってきてくれた人からの愛のほうが、お金で買った愛よりもはるかに優れた愛である。
→本当の魅力とは何だろうか? ぱっと見てわかる外見のよさも本当の魅力なのか? 頭のよさ、性格のよさ、人格などは実際にある程度つきあってみないとわからない。
20代、30代と社会に出てもイケメンは第一印象がいいので、営業や芸能人などの職業では有利である。つまりイケメンであればお金持ちになるチャンスにも恵まれる。
→確かに30代~40代前半まではそうだと思う。だが若い頃は相当なイケメンでも、リンカーンが「40を超えたら自分の顔に責任を持て」と言ったように、中年以降は人格が顔やオーラに如実に現れるようになる。例えば、羽賀研二を魅力的だと感じる人はもはやいないと思う。中年以降は元々持っている物理的な容姿よりも、自信、自負、哲学、性格や頭のよさが若い頃よりもはるかに外見ににじみ出る。品質のよいコート、スーツ、靴、時計などはそれらを引き立てる効果があり、そこはお金の出番である。
お金があればあるだけ、家族はバラバラになりやすい。お父さんはゴルフ、お母さんは買い物、子供は塾。大きい家に住んで別々の部屋で過ごし、家族の団欒がなくなる。
→家族全員が狭い部屋にいるのが幸せなのだろうか? むしろ個室で過ごすほうが、各人に合ったエアコン温度を設定し、アロマを炊き、音楽をかける、といったことが自由にできて快適に過ごせる。団欒したければ時間を決めて居間に集まればよい。
お金があるとそれが当然になり、お金がなくなる心配が出てきて常にあせる。株が下がるんじゃないか、など。
→比較的安全な金融商品に投資すればよい。超優良企業の社債、各銀行1000万円以内の預金、安定した金融機関の個人年金など。
いい服、いい車、いい食事が当たり前になり、贅沢のありがたみがわからなくなる。そもそも高級ブランドの服を着てフェラーリに乗る理由は、自分がお金持ちであることを周囲に知らせたい、という承認欲求によるものだ。本当に幸せな人は、自分が幸せであることを大々的に宣伝する、といったことはする必要がない。
→これはそうかなと思う。自分も最高の恋人がいた頃は、わざわざ彼とどこに行きましたとかSNSにアップしたいとか思わなかった。むしろ最高の状態を邪魔されないよう、他人に知られないようにしていた。
高級ブランドの服を買うよりも、素敵な恋人がいるほうが幸せだとは思う。だがお金があればいい服を買うことは簡単にできるし、それによってささやかな幸福感を味わうことはできる。素敵な恋人や友人よりもはるかにハードルが低い。理想の幸せを追求して無力感を味わうよりも、買い物でもして店員さんから葉書をもらい速攻でハッピーになるというのも、ひとつの生き方である。
2019年10月12日土曜日
独身者のセーフティーネット
「有能な配偶者がいれば、こんな面倒臭いことは丸投げできたかもしれない。。。」
近所の都市開発にからむ条例改正といった、弁護士や一級建築士なみの知識も要求される地域計画が持ち上がり、住民の会合が行われた。こういったことはお父さんが全部やってくれたのだが、あの世に行ってしまい、土地家屋を相続して所有者となった自分に責任がのしかかってきた。
だが配偶者がいたとしても弁護士や一級建築士でない可能性もあるし、配偶者もフルタイムで働いていれば、そうそう丸投げもできないだろう。丸投げしようと思えば専業主夫か、せいぜいパート主夫である必要がある。そうなると扶養家族を養うのに数百万はかかる。
しかも人間の気持ちは変わるものだし、だからこそ離婚や家庭内別居も珍しくない。世の中にはうまく行っている夫婦も多いとは思うが、日本の戸籍制度、家制度は根強く残り、面倒臭いことは「嫁」に集中する傾向にある。義実家への文句、家事・育児を十分にやらない夫への苦情でネット掲示板はあふれている。
また自分で稼いだお金も結婚後は共有財産になり、大きな買い物をするには最低限話し合いが必要になるだろう。そうなると突然ロレックスの時計を買う、なんていうことは難しくなる。どこかで相手が性病をもらってきたら、命にもかかわるかもしれない。それで性生活を拒んだら有責配偶者として慰謝料を請求される可能性すらある。
結論として、結婚にはかなりのリスクが伴う。あまりにもネガティブで悲観的な見方かもしれないし、結婚できなかった負け惜しみかもしれない。だが現実問題として、自分一人で大黒柱と主婦の二足草鞋を履いている以上、問題は具体的にどう負担を軽減するかである。
地域計画については当面は情報収集し、必要があれば弁護士に相談する。場合によっては今後の会合には弁護士に代理参加してもらう。かなりのお金がかかるかもしれないが、専業主夫を養うよりは安上がりだろう。
家族がいるメリットは、会社で何があってもとりあえず家に帰ればほっとして話す相手がいることだろう。だが聞かされるほうも壊れたレコードのように毎日同じような話では疲れてしまい、そうした苦情を別の家族や友人に垂れ流す。実際私が育った家庭はそんな感じで、私はそうした苦情の「最終処分場」として、母から父に関する愚痴を延々と聞かされた。膨大な時間とエネルギーの無駄だと思う。
オンライン英会話をやっている理由の一つは、こうしたネガティブなループを絶つことである。1日25分と時間が決まっているのでダラダラと話すことなく、聞き上手な先生を選んで、「〇〇という話をする練習をしたいのだが、よろしいでしょうか?」と了解を取ってから話す。各先生の得意分野があるので、話したい内容によって先生を選ぶ。同じ話をするにしても、別の先生にすれば、一人の先生がウンザリと思う事態を避けられる。こうしたガス抜きのメリットも含めれば、1カ月1万5800円という料金は格安だと思う。
それとプラスして週1で鍼、月1でヘッドスパに通っている。施術を受けている間にいろいろな話ができ、施術師とはまったく違う世界の話を聞いて面白いとも言っていただける。向こうも商売だし、固定客がいるのはよいことだろう。
近所の都市開発にからむ条例改正といった、弁護士や一級建築士なみの知識も要求される地域計画が持ち上がり、住民の会合が行われた。こういったことはお父さんが全部やってくれたのだが、あの世に行ってしまい、土地家屋を相続して所有者となった自分に責任がのしかかってきた。
だが配偶者がいたとしても弁護士や一級建築士でない可能性もあるし、配偶者もフルタイムで働いていれば、そうそう丸投げもできないだろう。丸投げしようと思えば専業主夫か、せいぜいパート主夫である必要がある。そうなると扶養家族を養うのに数百万はかかる。
しかも人間の気持ちは変わるものだし、だからこそ離婚や家庭内別居も珍しくない。世の中にはうまく行っている夫婦も多いとは思うが、日本の戸籍制度、家制度は根強く残り、面倒臭いことは「嫁」に集中する傾向にある。義実家への文句、家事・育児を十分にやらない夫への苦情でネット掲示板はあふれている。
また自分で稼いだお金も結婚後は共有財産になり、大きな買い物をするには最低限話し合いが必要になるだろう。そうなると突然ロレックスの時計を買う、なんていうことは難しくなる。どこかで相手が性病をもらってきたら、命にもかかわるかもしれない。それで性生活を拒んだら有責配偶者として慰謝料を請求される可能性すらある。
結論として、結婚にはかなりのリスクが伴う。あまりにもネガティブで悲観的な見方かもしれないし、結婚できなかった負け惜しみかもしれない。だが現実問題として、自分一人で大黒柱と主婦の二足草鞋を履いている以上、問題は具体的にどう負担を軽減するかである。
地域計画については当面は情報収集し、必要があれば弁護士に相談する。場合によっては今後の会合には弁護士に代理参加してもらう。かなりのお金がかかるかもしれないが、専業主夫を養うよりは安上がりだろう。
家族がいるメリットは、会社で何があってもとりあえず家に帰ればほっとして話す相手がいることだろう。だが聞かされるほうも壊れたレコードのように毎日同じような話では疲れてしまい、そうした苦情を別の家族や友人に垂れ流す。実際私が育った家庭はそんな感じで、私はそうした苦情の「最終処分場」として、母から父に関する愚痴を延々と聞かされた。膨大な時間とエネルギーの無駄だと思う。
オンライン英会話をやっている理由の一つは、こうしたネガティブなループを絶つことである。1日25分と時間が決まっているのでダラダラと話すことなく、聞き上手な先生を選んで、「〇〇という話をする練習をしたいのだが、よろしいでしょうか?」と了解を取ってから話す。各先生の得意分野があるので、話したい内容によって先生を選ぶ。同じ話をするにしても、別の先生にすれば、一人の先生がウンザリと思う事態を避けられる。こうしたガス抜きのメリットも含めれば、1カ月1万5800円という料金は格安だと思う。
それとプラスして週1で鍼、月1でヘッドスパに通っている。施術を受けている間にいろいろな話ができ、施術師とはまったく違う世界の話を聞いて面白いとも言っていただける。向こうも商売だし、固定客がいるのはよいことだろう。
2019年10月11日金曜日
ロレックスの意外な効果
ロレックスが気になったきっかけは、大学3年の春休みにイギリスのブライトンでホームステイしたことだった。
当時、シックで素敵な"Lanes"というエリアがあった。オードリー・ヘップバーンが映画「マイ・フェア・レディ」でヒギンズ教授と喧嘩し、「これはあなたがブライトンで買ってくれた指輪よ!」と言って指輪を彼に投げつけるシーンがある。
もしかしたら、その宝石店ではないかと想像できるような店に、ホームステイ先のご主人が勤めていた。家の階段にはロレックスのオイスターの写真が飾られていた。まるで牡蠣のような雰囲気だったので、それでオイスターなのだろうと信じ込んでいた。だが本当は、牡蠣の貝殻のように固く閉ざされ、水を通さないという意味だという。
ロレックスの時計には、かつての米国人上司にも影響された。彼の奥さんは大手企業の重役で、夫をはるかに上回る年収を稼いでいた。それで妻からプレゼントされたロレックスの時計を修理に出したいのだが、日本ではどこにコンタクトすればいいか聞かれた。厳密に言えば、こうした私用で部下の時間を使わせるのはどうかとも思うが、家族で日本にやってきて日本語もうまく話せず「困っている」わけだから、相談窓口に電話し、英語を話せる担当者が出てから電話を代わるまでをやってあげた。
この2つの理由、それと男性の同僚が「ロレックスの時計をしているとバーでの扱いが違う」と言っていたことも頭の隅にあった。この1年いくつかの店で商品を手に取り、増税前に後押しされる形で勢いで買ってしまった。後悔はしていないが、何日か実際にはめてみると、思ったより派手だったかもしれない。
わずか数日間ではあるが、どんな効果があっただろうか。
ロレックスのおかげなのかは検証しようもないのだが、意外な効果として、セミナーや職場で同年代もしくは年下の女性から、積極的に挨拶されるようになったのだ。
先日、アル・ゴア氏の主宰するセミナーに参加し、同じテーブルに香港である組織の重職に就いている女性がいた。彼女いわく、香港ではブランド物を持つことが重要だという。その方ともう一人別の女性がわざわざ私の席に来て名刺交換した。
職場のトイレでは、別の部署で以前は話すことのなかった秘書の女性が、向こうから「おはようございます」と言ってきた。さらには、まったく別のフロアの広報部に置いてある新聞をチェックしに行くと、近くに座っていた秘書の女性が「おはようございます」と声をかけてきた。
興味深いことに、男性や明らかに年上の女性から、このように向こうから挨拶されるといった効果は今のところない。
当時、シックで素敵な"Lanes"というエリアがあった。オードリー・ヘップバーンが映画「マイ・フェア・レディ」でヒギンズ教授と喧嘩し、「これはあなたがブライトンで買ってくれた指輪よ!」と言って指輪を彼に投げつけるシーンがある。
もしかしたら、その宝石店ではないかと想像できるような店に、ホームステイ先のご主人が勤めていた。家の階段にはロレックスのオイスターの写真が飾られていた。まるで牡蠣のような雰囲気だったので、それでオイスターなのだろうと信じ込んでいた。だが本当は、牡蠣の貝殻のように固く閉ざされ、水を通さないという意味だという。
ロレックスの時計には、かつての米国人上司にも影響された。彼の奥さんは大手企業の重役で、夫をはるかに上回る年収を稼いでいた。それで妻からプレゼントされたロレックスの時計を修理に出したいのだが、日本ではどこにコンタクトすればいいか聞かれた。厳密に言えば、こうした私用で部下の時間を使わせるのはどうかとも思うが、家族で日本にやってきて日本語もうまく話せず「困っている」わけだから、相談窓口に電話し、英語を話せる担当者が出てから電話を代わるまでをやってあげた。
この2つの理由、それと男性の同僚が「ロレックスの時計をしているとバーでの扱いが違う」と言っていたことも頭の隅にあった。この1年いくつかの店で商品を手に取り、増税前に後押しされる形で勢いで買ってしまった。後悔はしていないが、何日か実際にはめてみると、思ったより派手だったかもしれない。
わずか数日間ではあるが、どんな効果があっただろうか。
ロレックスのおかげなのかは検証しようもないのだが、意外な効果として、セミナーや職場で同年代もしくは年下の女性から、積極的に挨拶されるようになったのだ。
先日、アル・ゴア氏の主宰するセミナーに参加し、同じテーブルに香港である組織の重職に就いている女性がいた。彼女いわく、香港ではブランド物を持つことが重要だという。その方ともう一人別の女性がわざわざ私の席に来て名刺交換した。
職場のトイレでは、別の部署で以前は話すことのなかった秘書の女性が、向こうから「おはようございます」と言ってきた。さらには、まったく別のフロアの広報部に置いてある新聞をチェックしに行くと、近くに座っていた秘書の女性が「おはようございます」と声をかけてきた。
興味深いことに、男性や明らかに年上の女性から、このように向こうから挨拶されるといった効果は今のところない。
2019年10月4日金曜日
地球温暖化対策 私たちにできること
今週、米元副大統領アル・ゴア氏の主宰するセミナーに参加した。
2000年の大統領選に出馬して接戦の末、勝負を分けるフロリダ州で投票システムに問題があることが判明。票の数え直しが行われ法廷問題にまでなり、最終的にゴア氏は総得票数では過半数を獲得したものの、選挙に負けるという結果になってしまった。
"I am Al Gore, and I was the next President of the United States." と言う有名なセリフの前置きで、彼はライフワークである地球温暖化問題を訴えるプレゼンテーションを全米各地で始めた。これに関心を持ったロサンゼルスの映画会社がゴア氏に呼びかけてプレゼンを映画化。「不都合な真実」という作品で全世界に広がり、これによってゴア氏はノーベル平和賞を受賞した。
今回のセミナーは、このプレゼンの拡大・最新版と言える内容であった。3時間にも及ぶプレゼンをぶっ続けで、ほとんどノートも見ることなく水も飲まずに語り続ける。中国が世界で突出して石炭火力の電力量が多いというスライドのときだけ4~5秒沈黙。"I'm trying to be diplomatic..."という言葉に、私は思わず笑ってしまった。
このセミナーには1600人もの応募者があり、会場の都合で半数は選考に落ちてしまったという。それだけ温暖化は日常で誰もが肌で感じる問題となり、関心が高まっている。
私は15年ほど仕事でこの問題に関わっているが、数年前までは「今対策を取らないと、2050年にはこうなってしまう」「私たちの子供や孫に美しい地球を残さなければならない」といった言い方がされていた。それでぶっちゃけ2050年に自分は生きているかわからないし、世の中に散見される自己中な親バカにはウンザリだし、他人の子供や孫は自分には関係ないし、まあいいか、みたいな感じがあったと思う。
だが2050年を待たずして、現在すでに10月になっても暑い日が続き、豪雨や土砂崩れ、洪水が日常茶飯事となっている。自分の担当する海洋分野で言えば、2019年6月には熱波のためカリフォルニアでムール貝が海中で料理された状態で大量死。ウミガメは海水の温度で性別が決まるが、グレートバリアリーフの北部では現在、ミドリウミガメの99%がメスになっている。
全体的な傾向として魚の分布は北上し、日本ではスルメイカが深刻な不漁に拍車がかかる一方、従来は三重県くらいまでしかいなかったブリが北海道でも採れるようになっている。
前置きが長くなったが、では温暖化を食い止めるために私たちは何をすればよいのだろうか。
1.出生数を制限する政策を取る
そもそもGDPの数字を上げるため市場拡大が必要となり、人口を増やさなければならないという論理がよくない。温暖化のみならず、環境問題の最大の原因は人が多すぎることである。なので幼児教育無償化は即刻廃止。3人目以上にはペナルティーを課す。独身者を優遇する税制を取る。
米国の人工中絶反対論は女性の健康や人権の観点だけでなく、環境対策という視点からもおかしい。カトリックやイスラム教の家庭では8人や9人もの子供がいたりする。これでは女性は出産や子育てで人生が終わってしまう。
セックス以外の楽しみを娯楽産業がもっとクリエイティブに考えて提供する。性的な刺激を上回る快感を提供するサービスにより性犯罪も減り、望まない出産、子供の虐待、不幸な人生も防げる。BMWの「駆け抜ける歓び」はその一例であり、産業界はこうした取り組みをもっと進める。
2.日々の生活でより環境に負荷のかからない選択をする
コンビニ、スーパー、調剤薬局などあらゆる場面で、ポイントがたまる・たまらないに関係なく、必要がなければレジ袋、箸、スプーンを受け取らない。温暖化の危機について店員や店長に語り、店員教育やマニュアルで自動的に袋・箸・スプーンをつけるよう指導するのではなく、必要かどうか顧客に意志確認する。あるいは別のところに袋・箸・スプーンを置いておき、顧客がそこで必要な分だけ取っていくようにする。このコーナーには監視カメラをつけて、大量に持っていく人がいたら警察に通報する。
3.ブランド物を買う
リサイクルをしようとすると、ブランド物でないと中古品は売れない。ブランド物で希少価値があると、定価より高く売れることもある。例えば、ロレックスの時計は電池なしで永遠に自動で動く。何十年も使えるので、新しいものに買い換える必要もない。
お断り:このブログおよび記事は私の個人的な考えであり、私の所属する組織とは全く関係ありません。
2000年の大統領選に出馬して接戦の末、勝負を分けるフロリダ州で投票システムに問題があることが判明。票の数え直しが行われ法廷問題にまでなり、最終的にゴア氏は総得票数では過半数を獲得したものの、選挙に負けるという結果になってしまった。
"I am Al Gore, and I was the next President of the United States." と言う有名なセリフの前置きで、彼はライフワークである地球温暖化問題を訴えるプレゼンテーションを全米各地で始めた。これに関心を持ったロサンゼルスの映画会社がゴア氏に呼びかけてプレゼンを映画化。「不都合な真実」という作品で全世界に広がり、これによってゴア氏はノーベル平和賞を受賞した。
今回のセミナーは、このプレゼンの拡大・最新版と言える内容であった。3時間にも及ぶプレゼンをぶっ続けで、ほとんどノートも見ることなく水も飲まずに語り続ける。中国が世界で突出して石炭火力の電力量が多いというスライドのときだけ4~5秒沈黙。"I'm trying to be diplomatic..."という言葉に、私は思わず笑ってしまった。
このセミナーには1600人もの応募者があり、会場の都合で半数は選考に落ちてしまったという。それだけ温暖化は日常で誰もが肌で感じる問題となり、関心が高まっている。
私は15年ほど仕事でこの問題に関わっているが、数年前までは「今対策を取らないと、2050年にはこうなってしまう」「私たちの子供や孫に美しい地球を残さなければならない」といった言い方がされていた。それでぶっちゃけ2050年に自分は生きているかわからないし、世の中に散見される自己中な親バカにはウンザリだし、他人の子供や孫は自分には関係ないし、まあいいか、みたいな感じがあったと思う。
だが2050年を待たずして、現在すでに10月になっても暑い日が続き、豪雨や土砂崩れ、洪水が日常茶飯事となっている。自分の担当する海洋分野で言えば、2019年6月には熱波のためカリフォルニアでムール貝が海中で料理された状態で大量死。ウミガメは海水の温度で性別が決まるが、グレートバリアリーフの北部では現在、ミドリウミガメの99%がメスになっている。
全体的な傾向として魚の分布は北上し、日本ではスルメイカが深刻な不漁に拍車がかかる一方、従来は三重県くらいまでしかいなかったブリが北海道でも採れるようになっている。
前置きが長くなったが、では温暖化を食い止めるために私たちは何をすればよいのだろうか。
1.出生数を制限する政策を取る
そもそもGDPの数字を上げるため市場拡大が必要となり、人口を増やさなければならないという論理がよくない。温暖化のみならず、環境問題の最大の原因は人が多すぎることである。なので幼児教育無償化は即刻廃止。3人目以上にはペナルティーを課す。独身者を優遇する税制を取る。
米国の人工中絶反対論は女性の健康や人権の観点だけでなく、環境対策という視点からもおかしい。カトリックやイスラム教の家庭では8人や9人もの子供がいたりする。これでは女性は出産や子育てで人生が終わってしまう。
セックス以外の楽しみを娯楽産業がもっとクリエイティブに考えて提供する。性的な刺激を上回る快感を提供するサービスにより性犯罪も減り、望まない出産、子供の虐待、不幸な人生も防げる。BMWの「駆け抜ける歓び」はその一例であり、産業界はこうした取り組みをもっと進める。
2.日々の生活でより環境に負荷のかからない選択をする
コンビニ、スーパー、調剤薬局などあらゆる場面で、ポイントがたまる・たまらないに関係なく、必要がなければレジ袋、箸、スプーンを受け取らない。温暖化の危機について店員や店長に語り、店員教育やマニュアルで自動的に袋・箸・スプーンをつけるよう指導するのではなく、必要かどうか顧客に意志確認する。あるいは別のところに袋・箸・スプーンを置いておき、顧客がそこで必要な分だけ取っていくようにする。このコーナーには監視カメラをつけて、大量に持っていく人がいたら警察に通報する。
3.ブランド物を買う
リサイクルをしようとすると、ブランド物でないと中古品は売れない。ブランド物で希少価値があると、定価より高く売れることもある。例えば、ロレックスの時計は電池なしで永遠に自動で動く。何十年も使えるので、新しいものに買い換える必要もない。
お断り:このブログおよび記事は私の個人的な考えであり、私の所属する組織とは全く関係ありません。
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