2019年8月31日土曜日

人生をパーッと明るくする方法

 難しい仕事、ご近所トラブル、温暖化による暑さ、ガッカリするニュースの見出しなど、う~~んと気が重くなるような事柄は事欠かない。

 とりあえず仕事と私生活をきっちり分けて、人生を楽しむ方法について模索したところ、何人かの方々からご指南をいただいた。奥深く修行僧ように取り組み、人生の新たな境地を切り拓いている方もおられて尊敬する。

 アラフィフを過ぎ、経年疲労、更年期といった背景もあると思われ、各人の持つエネルギーには個人差があると実感する。還暦を過ぎても驚異的なパワーの持ち主がいる一方、がんなどの病気に倒れて他界した年下の知人もいる。

 エステなどお金を出せば受け身でできるものより、楽器演奏やスポーツなど積極的に取り組むことで成果を感じられる趣味はどうか、というご指摘もあった。

 スポーツジムは会費だけ払って行かなくなったという苦い経験があり、最終的にはエアロバイクを買い、自宅で音楽やビデオをかけながら毎日30分やるという方法で落ち着いた。しかし、これは趣味というより健康目的の習慣であり、運動したあとは少し気持ちいいものの、そこまで人生をパーッと楽しくするという類のものではない。

 単純にパーッとしたければお酒という方法もあるが、完全に禁酒をして1年以上経った実感としては、やめたほうがいい。睡眠の質や記憶力が落ちるという致命的なデメリットがあるからだ。

 自宅を完璧に掃除するのは結構疲れるが、やった後は気持ちがいい。オフィスも無駄なものは一切置かず、書類は全てキャビネットに納めてミニマリストを貫いている。部屋が片付いていると頭がスッキリしてやるべきことが明確になり、間違えても締め切りを過ぎるということはない。自宅が素敵だとほとんどのホテルや宿泊施設が見劣りし、旅行の意味がなくなるというデメリットもある一方、出費削減にもなる。

 こうして気晴らしや趣味について考えていくと、自分は人生に何を望んでいるのか、という問いに行きつく。そうして思ったのだが、私は頭がよく面白い人間でありたいという願望が最も強いようだ。

 具体的に何をもって頭がよい、あるいは面白いと思うかは、人によって解釈が千差万別である。最近、ある具体的な例となる人々と知り合い、すごいなと思った。手持ちの資産を最大限に生かし、多くの人とは真逆の発想で新天地を切り拓き、エネルギーと時間を最小化してかなりのお金を儲けている。自分には足元にも及ばないが、こういう人々がいるという例は参考になる。

 とりあえず気になったことから、無理がない程度にちょっとずつやってみようかと思う。

2019年8月30日金曜日

「大人」の時代

 「大人の〇〇」という言い方が流行っている。従来は主に子供や若者のやること、例えばピアノなどの習い事や文化祭などを、もっと上の年齢層の人々がやる状況を意味する。おもちゃや漫画の「大人買い」という表現で使われる「大人」と似ている。

 この流れで、中高年の婉曲表現としても使われる。例えば、起業といえば気力・体力の充実した年代が行うことが多いが、「大人の週末起業」という本を読むと、ターゲットは50代以降である。

 少子高齢化でちまたに子供があまりいない、世の中が「大人」化しているという背景もあるだろう。子供が楽しむはずのものだが、本当に喜んでいるのは親である大人だった、という活動は結構ある。私の父はよく私を遊園地に連れて行ってくれたが、実は父が行きたかったのだ。子供がいない大人は、そうした子供の楽しみに便乗するチャンスがないため、単独でやるしかない。

 その際に「大人の〇〇」と言ってしまえば、「いい年して。。。」という自分自身や他人の目を気にすることなく堂々とやることができる。

2019年8月28日水曜日

悩める中年勤め人の模索

 若い頃はお金もなく働くしかない。だが50代になり老後資金の目途も立つと、お金を稼ぐ必要はさほどない。むしろ残りの人生が短くなり、お金よりも時間のほうが重要になってくる。

 やりがいのある仕事であれば、貴重な時間をかける価値はある。だが現実問題として、いつもやりがいと喜びに満ちあふれた仕事ばかりではない。
 
 例えば、こちらがわかりやすく説明した文書を送ったのに、読んでいないため状況を理解せず文句をつけてくる関係者に対して、文書を再送する。あるいは「添付ファイルをご覧ください」としたメールに添付ファイルがついていないため再送をお願いする。一部の関係者だけが事実を知っているが、その他大勢は知らされていないため、意味不明な朝令暮改につき合わされる。

 一方で起業家のレクチャーに行くと、Tシャツとジーンズに身を包んだ30代の若者が喜々として最近の技術、消費者動向について語っている。日本の高校になじめず1カ月で中退後、渡米してアメリカの高校を卒業してすぐにLAで天津甘栗を売る商売に成功。今では六本木ヒルズや麻布十番に人気のサラダ店を繁盛させている。店舗管理はクラウドで行い、店員同士が1日5回まで仲間にthank youを送ることができ、受け取った側は1回のthank you当たり50円の社内コインが貯まり、一定額に達したら給料として現金でもらえる。このシステムは「見える化」され、誰がいい行いをしているかが一目瞭然なので、みなthank youをもらえるよう頑張って協力する。

 この透明性の高いシステムに、意味不明な朝令暮改が入り込む余地はない。むしろ"f--k you"という負債コインが出回る可能性すらある。

 そこで突如として、ある人物が自らを「霞が関のドブネズミ」と称したことを思い出した。生物多様性を擁する生態系と同様、人間社会のいろいろな職業にそれぞれ役割があり、誰かが清掃人や汚物を分解する菌のような働きをする、ということだという。

 根本問題として仕事以外の人生は素晴らしいの一言なのだろうか。あおり運転、家庭内暴力、さらには自らの息子を殺害せざるを得ないと考えたエリート官僚などのニュースを見るまでもなく、そうでないことに気づく。

 ベトナム戦争中、中国はベトナムに武器や食糧を提供して支援した。だが中越戦争でベトナムは中国からもらった武器で中国人兵士を殺し、中国からもらったビスケットで飢えをしのいだという。ベトナムはずっと戦争をしていたので、中国よりも軍の経験値が高く、中国は自ら提供した武器によって劣勢に立たされた。

 世の中にはこうした「仕事」あるいは「人生」もあり、多くの仕事はこれよりはましだ、という考え方もある。

 とりあえず職場を一歩出たら、仕事と私生活をきっかり分けて人生を楽しむ、というのは努力してみる価値はあるだろう。そうして頭を切り替えてみれば、状況を打破する妙案も出てくるかもしれない。
 

2019年8月16日金曜日

1980年代のバブル女子大生をやってみる

 1980年代のバブルは女子大生ブームとも言われ、JJやCanCamといったファッション雑誌に「S女子大学」「家事手伝い」といった肩書の若い女性がコンサバな洋服に身を包み、読者モデルとして登場していた。

 私の通った東京外国語大学はそうした華やかな世界とは一線を引き、専攻語学などの勉強に血眼になっている学生がほとんどだった。「自宅から通える国立大学に現役合格」を条件に親と交渉して大学進学を認めてもらい、見事目標を達成した私としては単位を落として留年という選択肢はあり得ないことは明白であった。

 勉強、片道2時間以上の遠距離通学、家庭教師のバイト、家事以外のことをやる時間はなかった。母は自分のキャリアに邁進し、子供の勉強や生活には関心がなかった。というかぶっちゃけ第一子である姉には関心があったが、第二子となるとどうでもいい感が満載で行動に如実に現れていた。姉は就学前まで家で育てて幼稚園のみ、私は保育園や学童につっこまれ、母は保育園の行事にも一切参加しなかった。正直、この差はなんなのと思いはしたが、もう7回忌も過ぎ、記憶の浄化作用で最近はポジティブな面を思い出す。

 一つには、母は子供の頃かなりのお嬢様だったためか、洋服のセンスや色、芸術的な感覚、言葉遣いについて、こうでなければならないという絶対的な価値基準を持っていた。今でも洋服を買いに行く時には、母が納得するかどうか、特に色の配色は母の目にかなっているかを真剣に検討してしまう。結果として保守的な傾向になり、若い男性受けはあまり良くなかったかもしれない。だが仕事上で目上の方に引き立ててもらえたり、難関の米国留学奨学金の面接を突破し、米東部の名門大学院を説得した合格エッセーを書けたのは、こうした母の影響があると思う。

 話はそれたが、母は各人に家事の分担を割り当て、私は子供の頃から食器洗いと掃除、自分の分の洗濯をやっていた。

 最近ようやく老後資金の目途も立ち、ハタと振り返ると、自分は若い頃ほとんど遊んでいなかった。そこで今さらながら、あの80年代バブルの女子大生をやろうじゃないか。幸いなことに体型は学生時代と変わらず、着ようと思えばどんな洋服でも着られる。

 そうして新宿高島屋に行ってみると、大学の専攻だった中国語が流れている。中国人観光客が主なお客さんのようだが、最近では米中戦争の経済的影響なのか数がぐっと減り、どこか店員の態度もギスギスしている。
 
 ネットショッピングやユニクロ、無印良品、最近では中国発のユニクロ+MUJI+100均を合体化したようなチェーン店も爆発的に伸びている。日本の百貨店にとっては大変な時代になり、私が見て歩いた限り、銀座四丁目の交差点という立地条件を誇る銀座三越以外は閑古鳥が鳴いている。

 東急百貨店本店もほとんど客がいない。興味深いことにアナウンスは日本語のみで、中国人も見かけない。午前10時開店、午後7時閉店と勤め人すらターゲットにしていない。だが興味深いことに、新宿高島屋と比べると店舗面積はかなり小さいものの、面白いもの、買いたくなるものの品揃えははるかによいと私は感じる。

 気分転換と散歩をかねて店内を一通り歩き、冷やかしで毛皮のコーナーにも立ち寄った。自動車が買えるような値段のコートもあり、イメージとしては真冬にヨーロッパやニューヨークにオペラを観に行く服装といった感じである。この猛暑の中、毛皮を買いに来る人はほぼ皆無のようで、すぐさま店員に声をかけられた。ああでもない、こうでもないというやり取りのあと、「ゴメンナサイ、ちょっと見てただけで完全に予算オーバーなので、また。。。」と立ち去ろうとすると店長が現れた。

 それで10月に消費税が上がるという話になり、「そうですよね」と思い出した。「どんなものをお探しですか?」と言うので、「茶系で襟元だけ毛皮がついていて、丈はひざが隠れるくらいで長すぎないもの。予算は〇〇円まで」と絶対にないよね~~と思いつつ、とりあえず口にしてみた。すると店長は中に入り、しばらくして「ありました!」と意気揚々に出てきた。

「えっ」と私も驚いた。まさにこういうものを探していたのだ。しかも驚きの予算内。東急百貨店はほかの会社と違い、東急カードのポイントアップの時期をかなり以前から教えてくれるのだが、それは1カ月以上先であった。「ポイントアップまでお取り置きなんてできないですよね~~」と聞いてみると、店長は少し考えた末、「もし今買うと決めていただければ、ここから10%お値引きします」と言う。そうすると2%ポイントアップよりかなりおトクである。これは買うしかない。

 こうして倉庫の中にもいろんなものがあり、東急に行けば欲しいものが見つかると確信した。しかも店員さんはみなとても感じがよく、無駄話から結構深い話に発展するほどの会話を楽しめる。

 この余裕は何なのか。東急グループとして東急百貨店の本店を閉店させるわけには行かない、ということなのか? 実際、渋谷駅により近い東横店は来年3月の閉店が決定している。 あるいは店舗はお金儲けが一義的な目的ではなく、時代の波はあれどリアルな買い物の価値を持続的に提供するもの、という位置づけなのか? 

 最近の3Dプリンター技術では洋服のフルオーダーが簡単にできるようになるという。そうなると仕上がりをリアルに体験したり、微調整するためにどうしても客が店に足を運ぶ場面が出てくるだろう。そうした将来の実験の場としても、本店だけはとにかく残すという戦略なのだろうか。

 バブル女子大生をやりつつ、いろいろな想像や妄想が広がって結構楽しい。

2019年8月11日日曜日

真夏のモノローグ

「山の日」は今日だったと、日の丸を掲げた建物を見て気づいた。

 この暑さの中、とりあえず午前中に日課の運動のためプールに行く。山の日に敬意を表して箱根にでも行くべきだったのか。だがこの猛暑の中、駅まで行かないと新幹線や特急の空席状況もわからない。というか、そもそもお盆の時期に旅行するのであれば、とっくの昔に計画を立てておく必要がある。今さらながらANAのマイレージで北海道への空席を調べてはみるものの、往路の日程はそもそもマイレージの対象外であった。

 いずれにせよマイレージの有効期限が迫っているので、とりあえず楽天エディ1万円分のポイントに換金する。100均の店まで歩くのもしんどく、このポイントを使って台所のスポンジ、電池、アイスをセブンイレブンで調達する。

 車で移動すれば少しはラクなのだとは思うが、炎天下で車内のエアコンを適温に保つのはかなり難しかったことを思い出す。いずれにせよ愛車のBMWをロンドン留学前に手放したきり、車は所有していない。クルマを運転することは大好きなのだが、ガレージ、車検、自動車税、保険、オイル交換などの出費や手間がかかる。都心生活者にとってクルマは道楽であり、買い物も最近はネットショッピングで済ますことができる。そう考える人は多いらしく、驚くような安い値段の駐車場も出てきてはいる。

 今週末、あまりの暑さにズボンを履く気にもならず久しぶりにワンピースを着た。一見すると寝巻きのようなのだが、着てみると面白く、伊勢丹の店員さんが「スゴクお似合いです!!」とテンションが高かったのも、あながちお世辞ではなかったのかもしれない。定期的な用事で会う男性が、なぜかいつもよりすごく優しかったのは、このワンピースのおかげだろうか。

 ところで先日同僚から言われたのだが、「ネコさんは毛皮を着て、猫をなでているイメージしかない」という。実のところ猫は飼っていない。冬は確かに、アマゾンで2500円くらいで買った「シルバーフォックス」の襟巻きをしているか、羊の毛がクルクルになっている襟のコートを着ている。

 先日軽井沢のアウトレットでカシミアのコートも見かけた。茶系のコートが欲しいには欲しかったので、この暑さの中とりあえず試着をした。デザインは気に入ったのだが、もう少しゆとりが欲しいところだ。ところでカシミアって何だろうか。セーターやコートの毛の生地に含まれる、という知識しかないことにふと気づいた。「カシミアって何ですか?」と思わず店員さんに聞いてしまった。「カシミア100%って最近はないんですよ!!」と熱弁をふるっていたにもかかわらず、実は彼女もわかっておらず、「ナントカ」という名前の動物の毛だという。

 暑さの利点の一つとしては、自分や他人がボーっとしていたり、おかしなことを言っても、そこまで追及するエネルギーもない、ということだろうか。

 あとはスパークリングウオーターがおいしい。サントリーの天然水SPARKLINGのレモン味(←ココ重要、グレープフルーツではなく)でとりあえず一日をスタートさせる。これでどうにか今日も一日乗り切れるかな、と思う瞬間である。

 そもそものきっかけは、普通の水もお茶も自販機で売り切れていたことだった。唯一残っていたこの商品を買って飲んでみたら、スゴクおいしかったので、それ以来こればかり飲んでいる。残り物には福がある、という好例だろう。

2019年8月3日土曜日

酷暑の避暑地・軽井沢物語

 GWに軽井沢を訪れたものの、ようやく桜が開花したばかりで肝心の新緑を身損ねたという思いがずっと残っていた。

 猛暑の東京から逃げ出そうとヤフーで各地の天気をチェックしていたところ、軽井沢の最高気温が28度とあった。30度まで行かないなら、きっと涼しいと感じるに違いない。

 そこでほぼ満席の新幹線で生まれて初めて(!)グリーン車を取り、避暑の旅に出た。往復とも窓際を確保し、車窓からの眺めも楽しむという計画であった。

 ところが高崎までは当然ながらビルやマンション、繁華街の光景がずっと続く。肝心の高崎を過ぎるとずーっとトンネルの中で、トンネルを抜けると間もなく軽井沢に着いてしまった。
 
 午前8:43着、すでに太陽がギラギラと照りつけている。日傘を開いて、まずは徒歩10分の日帰り温泉へ。ところがドアの鍵が閉まっている。どうやら階段を上がって2階にあるホテルのロビーで受付をするようだ。

 自動ドアが開いて中に入ると、いかにも古いホテル独特の加齢臭が漂う。かなり新しい施設でないと多少はこの臭いが必ずするのは、なぜだろうか。こうした理由もあり、私はホテルや旅館に泊るのが好きではない。やはり日帰りにしてよかったと胸をなでおろした瞬間である。温泉は誰もおらず貸切状態であったが、途中で一人入ってきてすぐに出て行った。

 午前10時に温泉を出て、旧軽井沢の別荘地を散策する。「鳩山通り」の名の通り、鳩山一郎元首相の別荘があるエリアはさすがに豪邸が立ち並ぶ。だが緑に囲まれたお屋敷街の気温と湿度の高さは半端なく、風通しも非常に悪い。地球温暖化がこれほど進む前はきっと涼しかったに違いない。だが今となっては、どうしてこんなに不快指数の高い場所に、お金持ちが好き好んで別荘を持っているのか理解に苦しむ。温暖化と不動産価値の関連を研究している学者はいるのだろうかと、ふと考えた。

 旧軽井沢商店街も、暑い日の京都の土産物店の通りのようである。熱中症で倒れる人が出たとしても不思議ではない。ヨーロッパ風のレストランや建物、教会などがあるものの、それはあくまで西洋「風」であり、どこかリカちゃんハウスを彷彿とさせる。やっぱりヨーロッパに行かなきゃダメだ。欧州も熱波らしいが、イギリスはどうにか難を逃れているらしい。

 ランチは絶対に蕎麦を食べようと決めていた。最も有名な川上庵という店は、炎天下にもかかわらず正午前に既に長蛇の列ができていたので断念。地元の人が勧めるもう一軒の「そば本陣」という駅前の店には、すぐに入れた。

 なぜか「馬刺あります」というビラが貼ってある。「長野で馬刺が取れるんですか? あるいは熊本のものですか?」と聞いたら、「海外産」だという。ここで馬刺を食べても意味がないと思い、冷やしきのこ蕎麦のみを注文した。弾力のある独特の食感の麺で、さすが長野、特大のなめこが入っている。瓶詰めのちっちゃななめことは訳が違う。だが、この店にまた来たいかと聞かれれば、ウーン。。。一度来ればそれでいいかな、という感じであった。

 アウトレットには私の大好きなフィンランドの食器メーカーiittalaが入っている。東京の百貨店よりも品揃えがよく、しかも「難アリ」とか言ってほとんどわからないクオリティーの品を格安で売っている。だが今日はどうもピンと来るものがなかった。

 グッチの店でスカーフを買おうか少し迷ったが、私はそもそもスカーフでグッチの柄を強調したいのかと自問自答した。グッチの時計は好きだが、ほかはあまり好きではないのかもしれない。だいたい、アウトレットに置いてあるものは極端な柄、極端に小さなサイズか大きなサイズ、あとは普通すぎて面白くないものが基本かもしれない。

 グリーン車は往復とも隣が空いていた。このハイシーズンでほぼ満席にもかかわらず、ラッキーだったかもしれない。当然やや高めだったが、2席分を確保したと思えばコスパは悪くない。

 東京に戻ると、夜でもまだムッとしている。朝夕はさすがに軽井沢のほうがましではあるが、それでも「涼しい」というわけではなく、最高気温28度なのがウソなのは間違いない。結局のところ、本当に避暑をしたければ、家にこもってエアコンをガンガンにかけるのが一番だろう。