2017年6月17日土曜日

団塊、Hanako、ばなな(?)世代の違い

 近くにTBS、博報堂、ロイターがあるためか、近所の書店にはおもしろいトレンド傾向本がある。昨日衝動買いした本のひとつ「シニアビジネスの新しい主役 Hanako世代を狙え!」も大変興味深い。

 団塊(1946~51年生まれ、現在66~71歳)、Hanako(1959~64年生まれ、現在53~58歳)、ばなな(と言われてもあまりピント来ないが。。1965~70年生まれ、現在47~52歳)などに世代を分類し、Hanako世代の女性に焦点を当てて分析している。それぞれの特徴とは。。。

団塊世代
・ファッションはシンプル。アメリカンカジュアル。
・男女平等だが、夫は尊敬の対象。専業主婦でモーレツ社員夫を支える。
・海外旅行や子供の結婚といった非日常やハレを大切にする。

Hanako世代
・基本はヨーロッパのブルジョワっぽさを感じさせるブランド。「お嬢様」「高い女」に見せたい。あくまでも女性らしさにこだわり、フェミニンでエレガントなファッションでその場の主役を目指す。若く見えるファッション、メーク、きれいな髪は外に出て人に見てもらわなければ意味がない。
・専業主婦は「幸せに見える私」をファッション、持ち物、立居振舞で演出。
・女性として輝いていることを自認し、周囲にも認めてもらうことが何よりも重要。「いつまでもきれいね」と賞賛され、アンチエイジングではなくエイジレスを目指す。将来もシニアとは呼ばせない。
・旺盛な消費欲を持つ最後の世代。情報収集に熱心であり、逆に言えば情報によって動かされやすい。
・独身・DINKS・ワーママはプロとして仕事を続けてきたこともあり、何事においても本物志向が身に着いている。例え世間で話題になっていても素人の考えや技にはお金は払えない。満足感を得られるレベルが高く、徹底した本物追求が必要。
・Hanako世代以前のキャリア女性は相当な家柄・学歴の経営者一族、中央官庁、政治家などの特権階級や教師、看護師、電話交換手などごく一部の職業に限られていたのに対して、男女雇用機会均等法により一般企業の総合職も生まれてキャリアウーマンが大衆化した最初の世代。 だが男社会の中で色物扱いされ、誰も仕事を教えてくれず放し飼いにされたり、心の奥底ではやっぱり男じゃないとダメと思う男性上司の思惑や一般職のお局様のやっかみなど、難しい環境に置かれた。
・いい時代も悪い時代も乗り切ってきたので、これからもなんとかなるという根拠なき自信がある。
・ネットワーキングに関するキーワード 趣味趣向が似ている。悩みを共有して解決できる。ただ集まるだけ、交流するだけはNG。
・趣味に関するキーワード ブルジョワっぽい、文化的、資格が取れる、権威の裏づけ、発表の場がある。
・日常のランクアップ、今しかできないことを今やるために出費する。
・子供は自分の成果物。受験戦争で育ち、学歴が生涯年収を左右する状況を見てきたゆえ、優秀な子や自分の思い通りに育った子、懐いてくる子はとてもかわいがるが、そうでもない子は理解不能なものとして距離を置く。男の子よりも女の子のほうが、気が合う・合わない、仲がいい・悪いが極端に分かれる傾向にある。

 「ばなな世代」はHanako世代の特徴もいくつか共有しつつ、ファッションはヨーロピアンカジュアル。バブル景気絶頂期と崩壊期を社会に出て間もなく経験し、バランス感と堅実志向がある。

 団塊・Hanako・ばなな世代など「プレバブル世代」の共通点として、右肩上がりの経済を経験したことから、努力すれば報われるという価値観がある。 これに対して「ポストバブル世代」は希望する職業や会社に就職できなかった人が多く、社会人になってからずっと不景気や不透明な時代が続いているのであまり冒険をせず、消費意欲も低い。