先週水曜から祝日その他で5連休になり、初日の夕方に別宅へと向った。
新宿駅でちょうど特別快速、しかも自分はそこまで行かないが河口湖行き。それでも中央特快ということになるんだな。青梅特快がなかった時代は「特快」しかなく、当然それは中央特快を意味していたわけだが。。。
幼い頃は御茶ノ水を通るたびに、なぜ「御茶のお湯」ではないのかと疑問に思い、そうこうするうちに新宿駅のホームに電車が滑り込む。はるか先まで、いくつあるかわからないほどのホームの数。こんなところで迷子になったら人生お終いだな、と思ったものだ。それが今では何千回、いや何万回来たかわからないほどで、無意識のうちに目的地へたどりつける。
誰にも会う予定はなく最近は肌が弱いので、ファンデーションは使わず日焼け止めの下地のみ。コンタクトは眼が乾くので度の強い眼鏡をかけ、シルバーフォックスのマフラーで防寒対策は万全だ。
「この電車は中野に止まりますか?」と突然聞かれる。
「止まると思いますよ」――私もいいかげんになったものだ。以前なら「思う」などという無責任な言い方はせず、確信が持てなければ周囲の人に確認するなりして答えていたのだが。いい意味でも、悪い意味でも海外のアバウトさがいつの間にか身についてしまったのだろうか。
いや、疲れていたのも確かだし、河口湖行きがホームに入ってきたとき、"For Nakano"と車体の電光掲示板にあったのを確認したのだから、十分責任を果たしたと言える。
だが、その60代くらいの男性は、「どのくらいで着きますか?」と詳しく聞いてきたので、「5~6分だと思います」と答える。さらに突っ込んで「各駅停車より速いですか?」と尋ねられたので、「先に来れば、絶対早いですよ」と当たり前のことを言ったのだが、この人はおそらく東海道線と京浜東北線のどちらが早く品川に着くか、といった微妙さと比較していたのかもしれない。
それにしてもたくさん人がいたのに、わざわざ私に詳しく聞いてきたということは、中央線に詳しそうだというオーラが漂っていたのだろうか。