2019年4月1日月曜日

「ワークライフバランス」の意味するもの

 私は仕事に全てのエネルギーをかけすぎなのかもしれない。オフィスに居残る残業はほとんどしないが、帰宅してもつい仕事のことを考えてしまう。

 ワークライフバランスという言葉があるが、ライフ=ワークといった職業の人もいるだろう。 音楽家、小説家、芸術家一般、科学者などは仕事=趣味、生きがいである。

 一方、公務員や大企業のサラリーマンは上司の命令や辞令でどんな仕事でもやることを求められる。請求書の処理、事務的な書類の数字チェック、ひいては批判の矢面に立つ作業などは面白おかしい仕事ではないが、やらなければならないからやる。やりがいのある仕事も時々あるが、いつでもそういう仕事ばかりというわけではない。

 そうした状況でワーク=ライフになったら、気がおかしくなるだけだ。だから仕事は収入の手段と割り切り、ヨガ、瞑想、鎌倉彫、水泳、ゴルフ、旅行、デズニーランドなどに人々は精を出す。

 だが芸術家や科学者気質の人には、超つまらない世界とまあ楽しい世界との往復には違和感がある。全身全霊で夢中になって寝食を忘れて取り組み、あとは疲れて寝るだけの生活が理想なのだ。