2016年3月20日日曜日

「保育園落ちた」発言への違和感

 最近話題の「保育園落ちた日本死ね!!!」と題した投稿を読んだ。

 おそらく筆者の言う「日本」とは日本政府、自民党、安倍首相などを指しているのだろう。実際、「国が子供産ませないでどうすんだよ」と書いている。正直かなり気持ち悪いが、彼女はこういった面々のために本当に出産したのだろうか。

 結局は本人が子供を望んだから出産したはずだ。「日本」は民主国家なのだから、そうでなければおかしい。個人の自由な選択の結果であり、個人で責任を取るのは当然だろう。「児童手当20万にしろ」などと言い出す、計画性のない人々に税金を使うのはおかしい。

 そもそも「一億総活躍社会」というキャッチフレーズがよくない。人口密度から言えば、人口はもっと減ったほうがいい。それで一人当たりのGDPを上げたほうがよほど理にかなっている。

 さらに言えば環境問題は人口爆発と表裏一体である。「2050年には世界の人口が90億になるから、温室効果ガスを80%減らさなければならない」といった論理には、個人的にいつも違和感を覚える。

 地球が人類を無限大に受け入れるの不可能で、東京ドームやコンサート会場と同様、収容人数といったものがあるはずだ。人口爆発で環境破壊が進む中、世界的に人口抑制を促す経済的インセンティブこそ必要だと思う。保育園や児童手当の拡充をすれば人口増を促し、結果として温室効果ガスの排出量が増えて気候変動が加速する。

 だが国連人口基金ですら、地球環境のための人口抑制という視点はないようだ。ましてや、件の投稿者はまったく考えていないのだろう。