自民党総裁に高市早苗氏が当選した。
下馬評では小泉進次郎氏優勢とも言われていたが、彼は政治家一族のコネによる学歴や職歴も噂されてきた。また小泉選対では小泉氏を擁護し他候補を中傷する内容のコメントをするよう陣営関係者に依頼していたことが発覚。“ステマ問題”として批判を集めた。
「自民党をぶっ壊す」と言いつつ、郵政民営化や非正規雇用の拡大で「日本をぶっ壊してきた」父親の小泉純一郎元首相よろしく、進次郎総裁となれば、ついに日本がぶっ壊される最終段階に入るのかと恐れていた。小泉氏の落選により、とりあえず最悪シナリオだけは避けたようにも見える。
高市氏は設備メーカー営業職の父、警察官の母のもと奈良県に生まれた。大学進学先として第一希望の早慶に合格したが、短大でなければ学費を自己負担という親からの条件により、国立の神戸大学に進学したという。卒業後は松下政経塾→テレビキャスター→政界入りした。
世襲議員が渦巻く自民党議員や歴代総裁の中、庶民出身でたたき上げの人物はかなり少数派だ。同じく例外的に菅義偉氏は秋田の農家出身、高卒後に上京して工場勤務をへて法政大に進学という経歴だが、コロナ禍でわずか1年ほとで退任した。
とにかく最近の詐欺レベルの増税、インフレ、移民激増、外国人優遇、治安悪化、国土破壊などで、内海聡氏が言うように日本は滅亡状態に近づいている。高市氏は「日本を守る」と強調してきたので、有言実行でこの流れを食い止めてほしい。
ただ自民党の憲法改正案では天皇の地位や家族の協力が強調され、全体主義的な傾向がみられる。参政党の案のように国民主権を否定するわけではないが、戦前回帰の危うさも感じる。
さらには緊急事態下で国会の承認を得ず、内閣が法律と同等の効力を持つ政令を発することができるといった危険を孕んでいる。緊急事態の例として外部からの武力攻撃、内乱等による社会秩序の混乱、地震等による大規模な自然災害を挙げているが、感染症もこの中に入る可能性が懸念されている。
例えば、国立感染症研究所(東京都武蔵村山市)は2019年、エボラウイルスなど5種類の致死性ウイルスを輸入、その保管を開始した。エボラウイルスはエボラ熱を引き起こし、致死率は致死率90%にものぼる。中国・武漢市では同様の施設からコロナウイルスが流出して世界的な流行を引き起こした。このような事態が東京発で発生、内閣によって強制的なワクチン接種が行われるのではないかと危惧されている。
高市氏は総裁就任後の会見で真っ先に憲法改正を挙げたが、上記についてどのように考えているのだろうか。
重大な懸念点はあるものの、世襲議員や財務官僚による世間的な常識をかけ離れた国民負担を脱し、日本国民を守るという目的を果たしていただきたい。