最近の日本は移民激増、日本を搾取する米国との関税合意、増税による国民負担増と貧困化。さらには人権や言論の自由を抑圧する与野党の憲法案など問題が山積している。
昭和の高度成長期を懐かしむ心理はわからなくもないが、政治や社会を戦前に戻そうとする動きは危険としか言いようがない。
歯科医の吉野敏明氏は日本誠真会という政治団体を立ち上げ、大日本帝国憲法を復活させ昭和や戦前の日本に戻せば、現在の問題は全て解決すると主張している。四毒(小麦粉・植物油・乳製品・甘いもの)を避けた食事をすれば、全ての健康問題は解決できると毎朝YouTubeで説いて話題になっている人物だ。(同チャンネルには「四毒抜き」の効果を実感するコメントが多数寄せられているので、私も試したが体質に合わず、かえって不調になったのでやめた。)
吉野氏は昨夜、チャンネル桜の討論番組に出演して耳を疑う発言をした。少子化問題を解決する手段として中絶を禁止、さらには女性を強制的に妊娠出産させることも可能だと。女性の健康や人権を無視する「女性は子供を産む機械」という発想に心底驚いた。
同氏はこれまでも妻やスタッフに暴力をふるい、浮気や飲酒運転をしたと街頭演説で話すなど「誠実、真実、敬い」というスローガンと矛盾する言動がみられる。コロナワクチン、福島原発事故に関する疑惑や問題提起といった意義ある活動をしている一方、女性蔑視や人権無視の姿勢は非常に危険である。
先日の参院選で議席を増やした参政党の憲法案も人権や言論の自由といった民主主義の基本がことごとく排除され、とんでもないことになっている。
そんな中、医師の内海聡氏は人権と国益を守る政策を訴える数少ない立候補者として活動してきた。残念ながら当選には至らなかったが、今後とも健闘を期待したい。
戦前回帰ではなく、よりよい未来のために人権と民主主義を構築しなくてはならない。