秋篠宮父・息子が大阪万博を見に行くという。閉幕直前、ようやく涼しくなってきた祝日ウィークの予定。炎天下でも万博は激混み、さらなる混雑が予想されるタイミングで何なのか。開幕前か閉幕後で関係者視察の日程もあっただろうに。ヤフコメには迷惑千万というコメントがあふれている。当然だ。本当にこの家は国民の感覚や常識とかけ離れた行動が目立つ。
万博の一件は皇室制度の存在意義を考えさせる。
だいたい皇室、王室はただの特権階級であり、なくても社会は成り立ち、むしろ一般国民の伸びしろが大きくなる。皇室・王室という古臭い制度があるがために、それが理想像や目指すゴールという感覚を国民に与えかねず、自由な発想の妨げになっている。
これとは逆に永続する既得権益という足かせががないことで、より発展的な社会が可能になる。そうした現象の一つとして、世界最大の経済大国アメリカに皇室や王室ははない。中国の社会制度の是非はともかく、中国にも皇室制度はないが、今や日本より勢力や存在感がある。韓国にもなく国民一人当たりの所得は日本を超えた。
私は子供の頃から「皇室ってなに? なんでこんなにのんびりした変な話し方するの? なんでこいつらに様づけしなきゃいけないの? 私たちの税金で生活してるのに?」と疑問に思っていた。
皇室や王室をありがたがる人々は自分たちも経済的に恵まれ、より上のお手本となるライフスタイルが見たい、あるいはただ単に慣性の法則で同じことを続けないと落ち着かない、神道という宗教の信者なのだろう。
今上天皇や上皇は国民に寄り添う姿勢を鮮明に出してこられ、こうした姿勢は敬意に値するとは思う。ただ男系男子しか天皇になれない現行制度は明らかに女性蔑視であり、雅子さんは男の子を出産するプレッシャーに苦しめられて病気にまでなった。妊娠出産という人間がコントロールできない世界でいかにも理不尽な制度である。
天皇が国民統合の象徴であるなら男女平等の制度にすべきだし、皇室にかかる費用の使い方の説明責任を果たしていただきたい。私はフランス革命のような暴力は望まないが、よりフェアで自由な社会を実現するため、皇室制度はいずれ幕を下ろしたほうがいい。